うちに来たので

うちに来たので

開店花火(東京都)

公演に携わっているメンバー:4人

団体紹介
味のある人間たちは、味のある場所にいる。開店花火ではこの思いに基づいて、その場に居合わせた人々が各々の目的に向けて必死に人生を積み上げていく様を、ディテール込めて描いていきます。
必死さの余り言動がちょっと行き過ぎてしまう時などの、うっかりエゴや欲が覗いた瞬間の可笑しみ。これを丁寧に拾い上げつつ、転がるように人生を生きる人間の不器用な日常を、どこか懐かしさのある笑劇あるいは喜劇としてお届けすべく、公演活動を行います。
今後は年3本ペースで、ボリュームある新作書き下ろしと、手軽に上演でき戯曲提供の可能性広がる旧作リバイバルの、2本柱で活動していく計画です。
既に2冊既刊の戯曲集は、2009年春に3冊目を晩成書房より出版決定。
今後は俳優の幅広い活動も展開させ、実力を増し、より魅力的な作品提供を目指す考えです。

応募公演への意気込み
自分の生活環境が大きく変わる機会に人生が丸ごと好転しないかと期待するのは、誰にでもあることだと思います。開店花火では今回「引越し」を機に人生の好転を期待する「家族」を描きます。

舞台は昔懐かしい日本家屋です。この家の中で、敢えて部屋を舞台にはせず、玄関から各部屋へ繋がっていく「廊下」をメインに切り取ります。この廊下を舞台に、人と人とが交差する処に起こる笑喜劇を紡ぎ上げていきます。

目に見えて大きな事件が起こるというわけではありません。しかし、自分の在り方や他者との関係の変化という、人の心の根で起こる出来事以上に、大きいドラマがあるだろうかと思います。家族とそれを取り巻く人々の各々の関係があちこちへ転がる様を、笑いをもって眺める。それによって観ている人の心の中で自ずと何かが紐解かれて、大事な誰かに会いたくなったり電話したくなるような、内側から来る感動をお贈り出来たら幸いです。
将来のビジョン
花火が日本の夏の風物詩であるように、開店花火はあなたの風物詩でありたい。
このキャッチコピーを掲げ活動している開店花火では、第一作目から必ず、タイトル冒頭に作品の核となる場所の名前を入れています。舞台となる場所へのこだわりから、街の片隅や日本家屋など、観客がどこか懐かしさを感じる具象的な舞台セットを作り続け、好評頂いています。
初見なのに何故か肌に馴染む空間の中で繰り広げられるのは、生きるだけでも必死の人間同士の、何の変哲もない人生の交差。誰だって人生に於いて抜き差しならない障害や苦境を抱えている。それを抱えながらも絶対生き抜こうとするエネルギーが交わる処に、必然の如く生まれる笑喜劇を上演します。
観劇後、何となく明日が楽しみになったり、誰かに電話をかけたくなる芝居作りを心がけています。

公演に携わっているメンバー(4)

映璃

パワーアップでお届けします!!
サイカ

今年一発目の花火、お楽しみに!!
クニ

タンポポを全て吹き飛ばす突風の様に吹き荒れ、たい!
K-TWO

今年は年3公演! その一発目、桜前線とともに上がっていきましょう!

このページのQRコードです。

拡大