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カテゴリ:フリートーク 返信(5) 閲覧(814) 2007/12/30 22:04
何度か書いて消しました。
このテーマ難しいです。
自分がもし演劇人だったら、自分が表現したいことの方向性を
わかってほしいと必死になると思うし、観劇人だったらその必死さを
読み取ろうとすると思います。誰かが、「感想でなく批評を書くべき」
と言ってました。双方にとって良い方向を探すために、ということだと
思います。同じ否定的な見方でも、切捨てな書き方と建設的な
書き方のどちらがいいのかは誰でもわかっていることと思います。
演劇人の方の意見も聞きたいです。「忌憚のないご意見を」と
アンケートをとるのはよりよい物を作っていきたいからではないですか?
>誰かが、「感想でなく批評を書くべき」と言ってました。
確かにその通りです。
一見矛盾するようですが、私は感想でも良いと思っているのです。
なにもないよりは、なにか一言あった方が良いと思いますし、それが、その団体のやりたいことを見据えての意見ならなお良いと思います。
でも、好き嫌いはどうしようもありませんが・・・
>演劇人の方の意見も聞きたいです。
表現者の立場からは、いいにくいんじゃないかなぁ・・・
>「忌憚のないご意見を」とアンケートをとるのはよりよい物を作っていきたいからではないですか?
そうだとおもいます。方向性的になじむ意見となじまない意見があり、後者は方向性を変えない限り、取り入れられないのも事実だと思います。
方向性として、テーマ性に重心を置くかどうかは、両立しようがないですし・・・
では、演劇人の立場から。
悲しいけれど、好き嫌いはどうしようもないと思います。
あわなかったんだね、残念だね、としか言いようがないです。
ただ、そのほかのお客さんにも好き嫌いはあって
それは自由なのですから
「自分はこういう点が嫌いだった、満足できなかった」というにとどめてほしいと思います。
さまざまな作品があり、さまざまな観客がいるのですから
行き違いを防ぐためにも事前の情報提供がある程度必要なのではないかと思っています。
その一環としてのクチコミ情報なのではないですか?
ガラパに限らず、このところの口コミ情報には、悲しいものが多いです。好き嫌いと芝居のクオリティは別だと思います。芝居を観るほうはそのへんの区別はつけづらいし、そもそも芝居のクオリティとか考えてないと思いますので、読む方は(作り手も、観る人も)そのあたりを考えて読んでいただければよいかと思います。
観るほうもやるほうも、結局の所「いい芝居を観たい」というところはおんなじだと思うので、プラスに働く口コミ情報であってほしいと心から願っています。
本当に心が痛いです。
ひとつの作品を作るのにたくさんの人の手と想いが
たくさん重なっていたものを見せていただいている、
という心持なのですよ。
自分が舞台芸術を見るときは。
極端に言えば「他人の生きてきた時間」と「自分の生きてきた時間」
をすり合わせて、いろいろなメッセージをもらいもらわれ、という
関係なのかな。
そのために「ええもんはええ、悪いところは悪い」、と言えるため
にはそれなりの「敬意」というものを払わなくちゃいけないと思う。
見手も、演り手も。
「自分には合わなかった、いやだ」と感情的になるより
「自分の人生のメモにはない表現なのでわかりませんでした」と
いうことを暗に書いてもらったほうがお互いのためになる。
というか、自分も反省しなくちゃいけないけれど、
他者との「コミュニケーションスキル」を向上していくことが
悪意ある言葉を抑えるきっかけになれば。
悪意ある口コミをする人はもう少しほかの人を大切にしてほしい。
ほかの人を大切にできない人とおんなじ場所にいると自分は
すごくつらい思いをしてしまうので。
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