いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
https://honyomikai.net
をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
※※※※※※※
『本読み会』online;9(オスカー・ワイルド)
https://honyomikai.net/2022/03/29/online-9th/
■作家と作品
オスカー・ワイルド『サロメ』
翻訳:福田恒存
収録:『サロメ』(岩波文庫)
■作品について
童話『幸福の王子』や小説『ドリアン・グレイの肖像』で知られるオスカー・ワイルド。
彼が1891年にフランス語で執筆したのが傑作戯曲『サロメ』です。
新約聖書に描かれる洗礼者ヨハネの死のエピソードを、繊細な感受性で紡ぎ直したこの作品は、英訳版出版の際に付されたピアズレーの挿絵の力もあり、19世紀を代表する戯曲として世界中で愛されることとなりました。
王女サロメは何故、預言者ヨカナーンの首を求めたのか。
王エロドは何故、サロメの死を求めたのか。
福田恒存の確かな翻訳を頼りに、ワイルドの耽美的幻想的な世界を味わってみませんか。
■日時
2022年5月1日(日)10:00~12:00
■参加費
無料
■参加タイプと定員について
『本読み会』online;は、会話や意見交換をするための「サロン 」パートと、実際に戯曲を読んでいく「本読み」パートとの二つのパートを、交互に繰り返すかたちで進行していきます。「サロン」パートでは、全参加者同じ立場でご参加いただきますが、「本読み」パートでは、セリフを実際に読んで楽しむ「読み手」参加と、セリフは読まずに聞いて楽しむ「聞き手」参加とに参加タイプを分けています。
「読み手」でのご参加のみ定員を設定しておりますので、希望される場合は、お早めにお申し込みいただければと思います。
「聞き手」参加には定員設定はございません。戯曲を聞いて味わうことを目的に、お気軽にご参加ください。
■参加方法
『本読み会』online;は、開催にZoomミーティングを利用します。『本読み会』ホームページの下部にある、参加申し込みフォームから参加をお申し込みください。遅くとも翌日までに、Zoomミーティングへの招待URLを記載したメールを返信いたします。開催当日はそのURLにアクセスしていただければ、『本読み会』online;にご参加いただけます。
https://honyomikai.net/2022/03/29/online-9th/
■事前準備について
事前準備と参加ガイドについては、こちらのページをご参照ください。
『本読み会』online; ガイダンス
https://honyomikai.net/online-guidance/
■戯曲に関する準備
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。特にオンライン開催の場合は、比較的入手の簡単な戯曲を選ぶようにしておりますので、戯曲はご自身でご入手いただければと思います。(当ホームページの「戯曲の探し方」https://honyomikai.net/about-text/ などもご参照ください)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
皆様のご参加をお待ちしております!
※※※※※※※
■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
https://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙