鬼の居ぬ間には、旗揚げ公演に向けて出演者を募集いたします。
当ユニットは、昨今実生活上でその名前をあまり聞くことがなくなった『妖怪』をベースにした芝居作りに挑んでおります。
ぬりかべ、子泣き爺、一反もめん等々、凡そ現実的でない彼らを物語の主軸として取り上げ、
人間の活動とその妖怪の性質等をリンクさせて物語を展開していきます。
更に心の奥底に眠る業によって繰り広げられる人間模様を、
直接的に汚らしい独特の世界観で描き、
暗闇や人間の疾しい心が生み出した妖怪、
先入観や固定観念が見せる幽霊などの存在を、
作品を通じて間接的に否定して、
常に新しい“妖怪観”や“幽霊観”を舞台で表現したいと考えております。
<申込方法>
下記のメールアドレス宛に、件名を「出演者募集の件」として、
①名前
②年齢
③性別
④所属劇団/事務所
⑤芸歴
⑥写真(バストアップ)
⑦連絡がつくメールアドレス
以上を本文に記入し、下記のアドレスまでお送り下さい。
kashano_inumani@yahoo.co.jp
簡単な面談をさせて頂きます。
鬼の居ぬ間に旗揚げ公演
『もの言わぬ火車」
作・演出 望月清一郎
【公演期間】2012.10/31~11/04
【劇場】 阿佐ヶ谷アルシェ
【チケット】¥2500
【ノルマ】 30枚(31枚目より1枚につき¥1000チケットバック)(応相談)
【稽古】 9月中旬より開始予定
【あらすじ】
――生前悪行を重ねた者は、死後その亡骸を火車に奪われる――
笠通村に伝わる妖怪の伝承。
秋。
夏の雨が今更になって辻褄を合せるように降ってきて、
村人たちが凶作に嘆いていた矢先。
笠通村の地主である笠原奏則とその妻絹子が不穏な死を遂げた。
その死体が葬儀の最中に忽然と消えてしまった事から、
村人たちは妖怪火車の仕業と狼狽えたが、
次女露子と、その義兄恭一だけは冷静だった。
そして彼女は重々しく口を開く。
「寂しいから、連れていくんです。」
我こそはと思う方は是非ご参加くださいませ。
<応募締め切り>
定員に達し次第締め切りとさせて頂きます。
ご応募お待ちしております。