あけましておめでとうございます！『本読み会』です。
年明け最初のご案内は、ギリシャ古典劇とギリシャ劇翻案作品を扱ったシリーズ企画『オリンピックだよ！ギリシャ劇集合』の第五弾！フランスの劇作家ジャン・ジロドゥを取り上げます！

実はもう開催まで3週間を切ってしまっています。皆様のご参加、お待ちしております！

（『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
https://honyomikai.net
をご覧ください。）

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ギリシャ劇シリーズ?第87回『本読み会／ジロドゥ』のお知らせ
https://honyomikai.net/2022/01/09/87th-information/


第87回『本読み会／ジロドゥ』

■作家
ジャン・ジロドゥ

■作品
『トロイ戦争は起こらない』

収録
『ジャン・ジロドゥ〈１〉トロイ戦争は起こらない（ハヤカワ演劇文庫41）』　
訳：岩切正一郎

『ジロドゥ戯曲全集〈３〉テッサ、トロイ戦争は起こらない』
訳：鈴木力衛、寺川博

※文庫の方が手に入れやすく翻訳も新しいですが、全集の翻訳もなかなか良いです。上記どちらをお持ちいただいても結構です。

■日時
1/28（金）17〜21時

■場所
都内・文京区周辺　もしくは　オンライン開催
※対面開催を予定しておりますが、感染状況によってはオンライン開催に切り替える可能性がございます。どちらにするかは開催の1週間前に決定し、ホームページ上で告知するほか、参加者にも個別で連絡する予定です。あらかじめご了承ください。

■参加費
諸経費として、お一人様500円
※学生の方は無料でご参加いただけます。
※オンライン開催になった場合は無料です。

■作品について
トロイの王子パリスが、スパルタ王メネラウスの妻・絶世の美女へレネを連れ去った。メネラウスの兄アガメムノンを総大将に集められた総勢10万のアカイア軍は、へレネ奪還のためにトロイに侵攻する。難攻不落のイーリアス城の前にアカイア軍は多くの犠牲を強いられるが、智将オデュッセウスの発案による“トロイの木馬”によって陥落。10年に渡る戦いの末、遂にトロイは滅亡したーー

ギリシャ神話の中でもとびきり有名なエピソードである「トロイ戦争」。シュリーマンによって実際にトロイの遺跡も発掘されており、史実を基にしたエピソードであろうとも言われています。

そして1935年。フランスの外交官でもあった作家ジャン・ジロドゥは、第二次大戦勃発の匂い立ち込める祖国を開戦前夜のトロイに重ね、戦争の惨禍から祖国を守ろうともがく者たちの姿を、“喜劇”として描き上げました。

果たして“戦争の門”は開いてしまうのか。人は運命に逆らい、愚かな戦争を回避することができるのか。果たして「トロイ戦争は起こらない」のか。

戯曲の言葉を味わいながら、ジロドゥの想いに耳を傾けられたらと考えています。

■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。（当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。）
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします（実費のご負担をいただきます）。

作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。

■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。（定員数は戯曲によって変動いたします。）
申し込み多数の場合には、見学でのご参加をご案内させていただきます。

■新型コロナウィルス感染予防対策について
『本読み会』では、新型コロナウィルス感染予防のため、各種対策を実施しております。参加につきましては、当HPの「『本読み会』新型コロナウィルス感染対策について（2021年版）」をよくご確認の上、お申し込みいただきますようお願いいたします。

皆様のご参加をお待ちしております！

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■参加申し込み／お問い合わせ

『本読み会』
ホームページ
https://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net


■『本読み会』について
『本読み会』は、約２ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
（定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。）

また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。

『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。

皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。


『本読み会』
大野遙