役者、および演劇系の情報共有組織、【連帯】シャドウズを運営しております森将和と申します。タイトルの件、投稿させていただきます。


1. 稽古の仕方改革の必要性について思う事

◇今の稽古の仕方を全否定するものではありませんが、演劇の稽古のあり方は、
演劇にすでに関わっている方・あるいはこれから参加する方にとって、今よりずっともっと無理がないような方法が新たに加わってもいいのではないでしょうか。
(趣味としての演劇について言及しているのでなく、プロを志向する座組の稽古のあり方について言及しています。)

◇すなわち、既に活動している方にとっては、生活(生計)とのバランスが取れて、結果的にもっと演劇に打ち込むことができるような稽古のあり方が、
創る側として演劇界に興味を持った方々にとっては、演劇界に参入しやすくなるような稽古のあり方が、
新たに加えられていいように感じられてならないのです。
今の稽古の仕方だけでは、役者をはじめ稽古～公演に参加する関係者の方の経済的なリスク、また、人生設計的なリスクは大きいと言わざるを得ないと感じます。

◇無論、稽古の質を下げようとは思っておりません。質の維持・向上をはかりながら、稽古の仕方を改善する方法があると思っています。
何となくそう思っている訳ではありませんで、自分は経済的下支えの観点から長らく事務系の派遣社員をしているのですが、この10年で、企業の働き方は目覚ましいほどに改善しました。それでいて、企業の業績は多くのケースで過去最高益等、好調な事例がとても多いです。
そちらを大きな参考事例とすると、「稽古の仕方改革」は、かなり高い確度で実現するように感じている所です。

◇上記のような思いのもと、「稽古の仕方改革 草の根プロジェクトチーム」を立ち上げることといたしました。
ふまえて、このプロジェクトに一緒に取り組んでいただける方を募集いたします。
第1期のプロジェクトとして、2022年1月より7・8か月間の活動を想定しており、今回はこの期間のプロジェクトメンバーの募集となります。

詳細は下記のとおりです。


2.稽古の仕方改革のキーノート、およびプロジェクトメンバーの募集要項につきまして

◇当プロジェクトの専用ブログ(note)を公開しておりますので、下記リンクよりお読みいただけますと幸いです
(4ページの構成でやや長文ですが、現時点のすべての情報をまとめております)。
https://note.com/union_shadows/n/nb8a59097e44b


3.当プロジェクトのWeb説明会実施につきまして

上記ブログをお読みいただいたうえで、当プロジェクトをもう少し詳しく知りたい、直接森に質問をいただく等の機会といたしまして、下記の日時でWeb説明会を実施いたします。
(3日程用意しており、どの日も同じ内容です。)

▼日程：
①2021年12月20日(月) 19:30-21:30
②2021年12月27日(月) 19:30-21:30
③2022年1月6日(木) 20:00-22:00

▼お申込み方法：
solidarity.shadows@gmail.comまでに、下記の内容をご連絡ください。
・メール件名を｢プロジェクト説明会参加希望｣としていただき、
・お名前
・ご参加資格は不問ですが、演劇界に従事されている方は、ご担当分野(役者、演出家 etc.)
・ご返信先メールアドレス（説明会の詳細をこちらのメールアドレスにご連絡いたします。）

※追って説明会詳細につきまして返信させていただきます。
※メールご送信後、48時間経過してもこちらからの返信がない場合は、迷惑メールへのフィルタリング等、何らかの不具合の可能性がありますので、お手数をおかけいたしますが、再度ご連絡をいただけますようお願いいたします。

▼お申し込み締切日時：
2021年12月18日(土) 24時までとさせていただきます。

▼その他：
・説明会各回とも、ご質問機会の提供等の観点からMAX10名程度を想定しております。
・Web説明会はMicrosoft TeamsをWebミーティングツールとして利用する予定です。

・説明会におきまして、プロジェクトに実際ご参加いただく場合の申し込み方法のご案内もいたします。
・上記日程ではご都合がつかないものの、説明をお聞きになりたい方もぜひその旨当チームアドレスまでご連絡ください。（詳細未定ですが、何らかの方法を講じたいと思います。）

・当チームのブログをお読みいただき(上記URL記載あり)、Web説明会について、あるいはその他諸々についてご不明な点がありましたら、お気軽にsolidarity.shadows@gmail.comまでお問い合わせください。


4.結びに

企業の働き方改革が実現しているように、演劇の稽古の仕方改革も、もはや待ったなしで果たされるべき課題であると自分は思っております。
もし改革を成し遂げようという動きが同時多発的に発生するならば、それはとてもうれしい事で、そんな動きの呼び水になれば、と思っている部分もあります。
稽古の仕方改革の大きな流れが演劇界に形成されるきっかけになれば、大変うれしく思います。

みなさまの当プロジェクトのWeb説明会へのご参加、またプロジェクト自体へのご参加、心よりお待ちしいたしております！


「稽古の仕方改革 草の根プロジェクトチーム」発起人 森 将和