”鈴木裕美の考える”「戯曲の面白がり方」や「戯曲を読むコツ」あるいは「法則」、どの戯曲にも当てはまるであろう、大きな捉え方を2時間半でお話しするオンラインワークショップ、10月開催のお知らせです。
※テキストをご用意いただく必要はありません
◆鈴木裕美コメント
コロナにより演劇が一時止まってしまった昨年の4月以降、 家で1人でもできることとして「戯曲の読み方」 のオンラインワークショップを23回実施し、564名の方と出会えました。その中には、海外からの参加など、対面で開催していたWSでは出会えなかったであろう方々もいらっしゃいました。また、私の経験をお話しすることが、今後演劇に携わる方々がもっと遠くに行く道程の、ちょっとしたショートカットにはなるのではないかという手応えも感じられました。そんな訳で、今後も聞きたいと仰る方がいらっしゃる間は、不定期になってしまうと思いますが、オンラインでの「 戯曲の読み方」のWSを続けていこうと思っています。
そもそもは、「戯曲の読み方を教えて欲しい」と俳優さんたちからリクエストを受けて始めたWSです。教えるというのはおこがましいですし、基本、どう読んでも自由だと思っていますので、あくまで“ 鈴木の考える”「戯曲の面白がり方」「 戯曲を読み解くコツ、法則」 についてお話します。戯曲への向かい方のセカンドオピニオンと考えていただいてもいいかもしれません。特定のテキストを用いず、どの戯曲にも当てはまるであろう大きな捉え方をお話しします。
• 戯曲に興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。
以前開催した時は、映像の監督や、翻訳者の方、 演劇ライターの方、演劇ファンの方など、 様々な方がご参加下さいました。
•戯曲について以外でも、演劇に関するご質問には出来る限りお答えする時間を設けます。
•ちょうどお芝居一本分の感覚で、短い休憩を挟みます。
•大部分は私がお話しする形になりますが、参加してくださる皆様とコミュニケーションを取って進めていきたいので、映像、音声ありでの参加をお願いいたします。
鈴木裕美
鈴木裕美(すずき・ゆみ)
1982年、日本女子大学在学中に「自転車キンクリート」を結成。「自転車キンクリートSTORE」を含め、ほとんどの公演を演出。現在は小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、ダンスと多種多様なジャンルで精力的に活動中。
2011年より個人ユニット「鈴木製作所」を立ち上げ、『ノミコムオンナ』を製作。
最近の主な演出作品に『シラノ・ド・ベルジュラック』、『宝塚BOYS』、『二十日鼠と人間』、『かもめ』、『フローズン・ビーチ』、『絢爛とか爛漫とか』、『サンセット大通り』、ミュージカル『ゴヤ-GOYA-』などがある。
2022年2・3月、新橋演舞場・南座にて『陰陽師』上演予定。
第35回紀伊國屋演劇賞個人賞、第8回・15回・18回読売演劇大賞優秀演出家賞、第10回千田是也賞、第33回菊田一夫演劇賞、07年ミュージカル・ベストテン演出家賞、第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
★日時
10月31日(日)19:00〜21:30
※開始15分前より入室できます。接続等不安な方は早めにお入りください。
★参加資格
戯曲の読み方に興味をお持ちの方
鈴木裕美に興味をお持ちの方
演劇ファンの方
以前参加されたことのある方もどなたでも参加できます
有線LAN、Wifi、モバイルネットワークなどインターネット接続ができる環境をお持ちの方
双方向のコミュニケーションが取れるよう、オーディオ、自分のビデオをONにしてご参加いただける方
当日、簡単な自己紹介をお願いします。
★参加費 2,000円(消費税込み)
★定員 各回 最大24名 先着順
★申し込みはこちらから
https://suzukiworks1031.peatix.com/