受講生募集! 劇作家協会「せりふを読んでみよう」を初のオンライン開催!!
ワークショップ日程=2月17日(水)ー19日(金)
応募受付期間=1月29日(金)ー2月7日(日)
**ワークショップの様子は後日配信にて一般公開いたします。
「氷山を見つける」
台詞は氷山の一角だ、とよく言われます。言葉になった「ありがとう」という台詞の裏に、大きな大きな氷山が隠れています。感情、気分、本音と建前、意思、目的、状況、歴史、人間関係、エトセトラ・エトセトラ……。つまり俳優は氷山の一角である台詞を表現するために、水面下に大量の氷山=エネルギーや意思を持たなくてはなりません。これを古来よりサブテキストと言うわけです。このワークショップでは劇作家自ら台詞のサブテキストを掘り起こし、俳優たちと氷山を見つけることを目指します。
講師:谷 賢一
劇作家・演出家・翻訳家。DULL-COLORED POP主宰。1982年福島県生まれ、千葉県育ち。明治大学演劇学専攻、University of Kent at Canterbury, Theatre and Drama Study (ケント大学演劇学科/イギリス)で学んだのちに劇団を旗揚げ。
2013年、翻訳・演出を手がけた『最後の精神分析 フロイトvsルイス』(作:マーク・セント・ジャーメイン)で小田島雄志翻訳戯曲賞、文化庁芸術祭優秀賞を受賞。福島県と原発の歴史を3部構成で描いた『福島三部作』で、2020年に岸田國士戯曲賞と鶴屋南北戯曲賞をダブル受賞(南北賞の対象は第二部『1986年:メビウスの輪』)。
デヴィッド・ルヴォー、シディ・ラルビ・シェルカウイ、フィリップ・ドュクフレなど海外アーティストとのコラボレーション作品も多数発表。近作に『人類史』(作・演出)、『エブリ・ブリリアント・シング』(翻訳・演出)など。
DULL-COLORED POPでは今年2021年、プロから観客までを幅広く対象とした演劇学校を開設。
▽ スケジュール/オンライン開催(Zoom使用)
2021年2月 全日程13:00ー18:00
17日(水) オリエンテーション(約30分)+稽古
18日(木) 稽古
19日(金) 稽古+16:00 トークセッション
▽ テキスト
谷 賢一『戯曲 福島三部作』(而立書房/単行本2,200円、電子書籍1,760円)
テキストは各自で事前にご用意ください
書店・インターネット書店で取扱いあり。あるいは図書館でお借りください
電子書籍版可(テキストを見ながらオンラインWSが受けられるようご注意ください)
募集要項
[対象と定員]
・俳優:12〜16名
[応募受付期間]
・2021年1月29日(金)〜2月7日(日)
[応募先]
・ jpa.serifu@gmail.com
[選考]
・応募後3日以内に受付確認メールをお送りします(土日祝はやや遅れる場合があります)。
・書類選考ののち、2月10日(水)夜までに参加の可否をメールでご連絡します。
[受講料]
・3日間 3,000円 (テキストは別途ご自身でご用意ください)
[応募条件]
・年齢20歳以上
・舞台経験2年以上
・プロの俳優として生計を立てていくことを目標にしている方、特に戯曲の読解を学びたい方
・全3日間の参加が可能な方。遅刻・早退不可
<オンライン開催にあたり>
・Zoomの使用が可能なこと
・ワークショップの開始から終了まで、安定した常時接続が可能なこと
・声が出せる環境であること(台詞を支障なく読めること)
**回線トラブルの多い環境でのご参加はお控えください。
**Zoom使用方法のレクチャーはWS中には行いません。ご自身で事前にご確認ください。
<記録映像の公開にあたり>
・全3日間のZoom映像が無料公開されることを、ご了承のうえご応募ください
[応募方法]
・件名を「せりふワークショップ応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
1)経歴書 サイトよりダウンロードのうえご使用ください
2)写真 バストアップと全身の2枚
《全3日間をアーカイブ公開!》
ワークショップを期間限定でYouTubeでご視聴いただけます。
講師・谷賢一が自作「福島三部作」のサブテキストの掘り起こしを、受講生とともに進める3日間。
俳優の方はもちろん、特に若手劇作家・劇作志望の方にぜひご視聴をおすすめします。
詳細はサイトをご覧ください。
http://www.jpwa.org/main/activity/serifu
▽お問合せ
日本劇作家協会 「せりふを読んでみよう」
MAIL: jpa.serifu@gmail.com (「せりふを読んでみよう」専用)
TEL: 090-4092-4896(制作:芹澤)
**お問合せはできるだけメールでお願いします