いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページhttps://honyomikai.net をご覧ください。)
今回は、2021年最初の『本読み会』特別企画について告知させていただきます。
2021年は東日本大震災、そして福島原発事故から10年という節目の年です。今回の『本読み会』では、福島原発の歴史と苦悩という硬派なテーマを正面から取り上げながらも、ポップなエンターテイメントとして成立させた、劇作家・谷賢一氏の傑作『福島三部作』(第23回鶴屋南北戯曲賞、第64回岸田國士戯曲賞をW受賞)を取り上げます。
【イベント名】
特別チャリティー企画「谷賢一さんと読む!『福島三部作』」
【イベント内容】
①ゲストに劇作家・谷賢一氏をお呼びし、『本読み会』を開催します。
『本読み会』とは、戯曲の読書会。参加者で役を割り振り、セリフを声に出して読みながら戯曲を読み進めていきます。声に出してセリフを読むことで、戯曲本来の魅力を引き出しながら楽しむのが、『本読み会』スタイル。「セリフを読む」なんて聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、全然大丈夫!上手に読む必要はありません。未経験の方も、ぜひご応募いただければと思います。※参加には定員があるため、抽選制で選考させていただきます。
今回は、『福島三部作』より、チェルノブイリ原発事故に揺れる双葉町の矛盾と葛藤を描いた第二部『1986年:メビウスの輪』を扱います。読み合わせの合間には、作品について自由に話し合う時間もございますので、谷賢一さんご本人と直接作品について語り合うことが可能です。貴重なお話もたくさんうかがえることと思います。どうぞお楽しみに!
②福島への支援を呼びかけるチャリティー企画として、上記『本読み会』の様子を、リアルタイムでのオンライン中継、そして期間限定(1週間)のアーカイブ配信という形で公開いたします。
10年という歳月が経った今も、福島の復興は終わってはいません。福島について考えるきっかけとして今回のイベントが少しでもお役に立てればと思い、無料のオンライン視聴というかたちでイベントの様子を公開することにいたしました。
多くの方にこのイベントのことを知ってもらえたらと考えておりますので、SNSなどを通して告知にご協力いただけると嬉しいです。
【日時と会場】
日程:2021年3月7日(日)13〜17時
会場:東京都内、某ホール
【参加申し込み】
『本読み会』ホームページの専用フォームからお申し込みください。
https://honyomikai.net/2021/01/16/charity-event-fukushima/
上記ページには、イベント内容詳細の他、谷賢一氏サイン入り戯曲購入、また福島への寄付などについてもご案内しております。ぜひ一度『本読み会』ウェブサイトをご覧いただければと思います。
皆様のお申し込みをお待ちしております!
■申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
https://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net