明けましておめでとうございます!
いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
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今回扱うのは、昨年亡くなられた日本を代表する劇作家・別役実の傑作中編戯曲。少し遅くなりましたが、追悼の意を込めて読んでいければと思っています。
皆様のご参加お待ちしております!
『本読み会』online;7(追悼・別役実)
■作家と作品
別役実『にしむくさむらい』
収録:「にしむくさむらい−別役実戯曲集」(三一書房)
■作品について
一本の電信柱と一台のベンチ。二組の夫婦と一人の乞食。そして、“乞食をつかまえる仕掛け”。
なぜ乞食をつかまえるのか。乞食とは一体誰なのか。彼らはなぜここにいるのか。乞食をつかまえようとしているのは、本当は誰なのか。
彼らのやりとりを聞いていっても、その謎は明らかにはなりません。謎は深まるばかりです。
ベケット作『ゴドーを待ちながら』への返歌とも言えるような不条理劇。別役ワールドを存分にお楽しみください。
■日時
2021年1月29日(金)19:30~22:30
※『本読み会』online;シリーズは普段2時間開催ですが、多少作品が長いので、余裕を持って3時間開催の予定としています。
■参加費
無料
■参加タイプと定員について
『本読み会』online;は、会話や意見交換をするための「サロン 」パートと、実際に戯曲を読んでいく「本読み」パートとの二つのパートを、交互に繰り返すかたちで進行していきます。「サロン」パートでは、全参加者同じ立場でご参加いただきますが、「本読み」パートでは、セリフを実際に読んで楽しむ「読み手」参加と、セリフは読まずに聞いて楽しむ「聞き手」参加とに参加タイプを分けています。
「読み手」でのご参加のみ定員を設定しておりますので、希望される場合は、お早めにお申し込みいただければと思います。
「聞き手」参加には定員設定はございません。戯曲を聞いて味わうことを目的に、お気軽にご参加ください。
■参加方法
『本読み会』online;は、開催にZoomミーティングを利用します。まずはこのページの下部にある、参加申し込みフォームから参加をお申し込みください。遅くとも翌日までに、Zoomミーティングへの招待URLを記載したメールを返信いたします。開催当日はそのURLにアクセスしていただければ、『本読み会』online;にご参加いただけます。
■事前準備について
事前準備と参加ガイドについては、こちらのページをご参照ください。
『本読み会』online; ガイダンス
https://honyomikai.net/online-guidance/
■戯曲に関する準備
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。特にオンライン開催の場合は、比較的入手の簡単な戯曲を選ぶようにしておりますので、戯曲はご自身でご入手いただければと思います。(当ホームページの「戯曲の探し方」などもご参照ください)。
戯曲の探し方
https://honyomikai.net/about-text/
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
皆様のご参加をお待ちしております!
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■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙