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俳優のための脚本・演出クラス 第20期 2021年1月開始メンバー募集

  • TK TK(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(0) 閲覧(83) 2020/12/02 05:26

「演技に限界を感じているんですけど、どうすれば良いですか?」
「自分で舞台を創ってみたいんですけど、いろいろなことを教えてもらえませんか?」
「ドラマの脚本家になりたいんですけど、基礎的なことを学ばせてもらえませんか?」
テレビドラマの脚本を書きながら舞台の演出をし、新人からプロまで多くの俳優たちに演技を教えている僕は、さまざまな方から実に多くの質問を受けます。
また20年近く、演技を教えてきた僕が強く思っているのは、【脚本を深く読めなければ俳優は良い演技ができない】ということです。
また【演出家の違いによって演技の質に差が出るのは、俳優自身が演出家と同じように脚本を読み込めていない場合が多い】ということです。
そんな僕の思いや、多くの質問に対する答えを、論理的に説明するために設けたのが、2011年1月からスタートさせた【俳優のための脚本・演出クラス】です。
今まで19クールが開催され、400名ほどの人間が受講しました。
受講後のメンバーたちから感想を聞くと、「台本を深く読めるようになって演技に幅ができました」「自分でも舞台を創ってみようと思います」「ドラマの脚本を書いてみようと思います」「脚本家や演出家の視点で脚本が読めるようになり、自分の役を客観視することができるようになりました」という声が多く、一方で自らの劇団を立ち上げる者や、ドラマの脚本家を目指して本格的に勉強を始める者も数多く現れています。
脚本家や演出家を目指す者にとっては第一歩となるこのクラスも、今期で20クール目の募集になりますが ―― 今までのメンバーには、T1project の『ショートストーリーズ』(下北沢「劇」小劇場/ 2020 年9 月にも上演)で劇作家デビューを果たした者たちや、ドラマや映画のプロデューサーと組んでプロの仕事を始めた者たちがいます。また自らの劇団を立ち上げた者も多く輩出しています。

そんな人材も輩出している講義の内容は、舞台を製作したり、脚本を書いたり、演出したい方にだけではなく ―― 【台本を理解する】という作業が苦手なことから、『セリフの裏側の意味がわからない』『行間が読めない』『作品全体が見えないので、役を捉えられない=役作りがうまくいかない』『企画意図やテーマを受け取れないので、演出の意図がわからない=演出家の要望に沿えない』などの状況に陥り、現場で【本来の演技を存分に発揮することができない】俳優の方々にも、お勧めのカリキュラムになっています。
二週間に一度、半年間(今期は新型コロナウイルスの影響で三ヶ月間)という短い期間ですが、出逢った者たちが互いの能力を高め合う有意義な時間になることを願っています。
また、多くのメンバーが勉強を続けているティーワンプロジェクトが、同じ世界を目指している仲間の交流の場になっている事実も、主宰者としてはうれしく思っています。
1月11日の月曜日、新しい出逢いを楽しみにしています。
   
T1project代表   
友 澤 晃 一
募集要項

■募集内容
・2021年1月11日(月)~3月29日(月)
・隔週月曜日20:00~22:00
・受講料(三ヶ月間)
 [一般]:40,000円(税込)
 [U25]:30,000円(税込)
★U25は、2021年1月11日時点で25歳以下の方が対象となります。
★分割払いも可能です。お支払い方法の詳細はお問い合わせください。
・受講期間中は、演技のオープンクラス(通常2,500円)を無料で受講できます。
・経験不問。中学校卒業以上。半年後更新可能。

■応募方法
・履歴書
・顔写真(上半身)1枚
上記2点を、郵送・メール・下記フォームいずれかにて送付。
募集人員は先着決定順、20名前後です。
2021年1月9日(土)必着締切


■あて先・お問合せ
156-0043
東京都世田谷区松原3-27-26
京王下高井戸マンション308
(有)T1project『俳優のための脚本・演出クラス』係

TEL:03-5301-2708
MAIL:workshop@t1project.co.jp
※携帯メールの方で、迷惑メール設定をされている場合は、上記アドレスの受信設定をお願い致します。

◎講義内容◎
1月11日
□映像および舞台作品が完成するまでの流れ
□脚本・演出から考える映像と舞台の演技の違い
1月18日
□映像および舞台作品における演出家の実際の仕事
□作品に対する演出とは? 演技に対する演出とは?
1月25日
□演出家と俳優の作品に対する視点と考え方の違い
□俳優がキャスティングされる理由
2月1日
□脚本とは?
□映像および舞台作品における脚本の違いと特性
2月8日
□脚本が読めるとは?
□脚本家と演出家の脚本に対する考え方と視点
2月15日
□テーマとは?
□脚本家と演出家の発想について
2月22日
□映像および舞台作品における脚本家の実際の書き方
□キャラクターとは?
3月1日
□俳優のキャラクター(役)作りについて
□キャラクター(人間)を観察するとは?
□実際にキャラクターを創って(書いて)みる
3月8日
□セリフについての理解
□なぜ覚えやすいセリフと覚えにくいセリフがあるのか?
3月15日
□ストーリーとは?
□ストーリーの中で俳優は役の人物の何を演じるのか?
□実際にストーリーを創って(構成して)みる
3月22日
□シーンに含まれる要素について
□実際にシーンを書いてみる
3月29日
□三ヶ月間のまとめ


【今までに参加された方】
最も多い参加者は小劇場で活動されている俳優の方々です。その次が劇団の主宰者や脚本家・演出家志望の方々、そして制作および製作関係の方々です。市民劇団等で活躍されている社会人の方も多く、また「脚本スクールへ行く勇気はないが、舞台や映像の脚本や演出のことについて知りたい」という動機で参加される方も多いのが、この七年間の実状です。
意外だったのは、プロで活躍されている俳優の方々が「脚本家になりたいわけではないが、深く台本を読めるようになりたい。だがプロの俳優が脚本を勉強する所がない……」という理由で、毎回のように参加されることでした。
声優志望者も予想以上に多くの方が参加されていますし、学校演劇部の顧問の方も予想以上に参加されています。他には現役のプロデューサーの方、漫画家の方、ダンサーの方、日本舞踊を主軸に活動している方、子供に演技を教えている方、ミュージシャンなどの方々ですが、まったく業界とは関わりのない会社員や主婦の方々も参加されています。
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。