あんがいおまる一座 満25歳記念特別公演
ドラマチックメッセージ『上海1930』
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【日時】
2021年1月10日(日)午後2時より
【場所】
石炭倉庫 → 大阪市港区波除6丁目5番18号(地下鉄、JR『弁天町』下車。徒歩10分)
【資格】
*経験、国籍不問
*年齢 女性 6歳ー70歳代 位
男性 18歳ー70歳代 位
*毎週火曜日 午後7時からの、歌唱レッスンに参加できる人
【稽古】
2021年3月 開始
【稽古場所】
石炭倉庫(同上)
【公演日程・場所】
2021年10月29日(金、)30日(土)、31日(日) 於:石炭倉庫
11月3日(祝)《予定》 於:世界館
【応募締切】
2020年12月20日(日)※当日消印有効
【応募方法】
写真(顔・全身)、プロフィール、を、郵送 または メールにて応募。
書類選考後、面接と実技(演技・歌)有り。
【宛先】
《郵送》
〒552-0001
大阪市港区波除6丁目5番18号
石炭倉庫
「あんがいおまる一座オーディション」係
《E-mail》
theater@sekitansouko.com
※メールでの応募の場合は、必ず件名に
「あんがいおまる一座オーディション係」と明記ください。
【問い合わせ】
あんがいおまる一座
大阪市港区波除6丁目5番18号 石炭倉庫
TEL:06-6581-0664
ドラマチックメッセージ『上海1930』について- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ますます状況は悪化している。また、知人が自殺した。
ある人が言った。「あんた、ジャンヌ・ダルクになれ」。私に何ができる。具体的に何をすればいい。
今、起こっている様々な不都合な状況を、“自分のこと”としてとらえているだろうか。自立した自分の問題であれば、自ずと行動(考え、実践)するだろう。さぁ、私は何をするだろう。
正しいものはあったかい、正しいものはやさしい。アグネス・スメドレーの中に、本当の、人としての“やさしさ”をみた。やさしさ故に“行動”しつづける。
わきあがる使命感をもってやることには、相当なことにも苦痛を感じることなく耐えられる。耐えるのではない、生きることのよろこびが胸を突き上げ、ほほに血を交わせ、“やさしく”あることができる、自然に。
“今”私がやる具体は、「上海1930」を上演しつづけること。
メッセージとは、発信側よりも受信側に責任がある。どう受けとめるか、いかに感じるか、生かすか捨てるのか。
「あなたたちアメリカ人は、その快適な生活が何百という奴隷同様の人々の上になりたっていることに気づいていない。私たちの目指す自由と、アメリカのふりかざす自由の違いに気づかない限り、あなたたちの気持ちはアジアには届かない」(第2場 ラジパット・ライ)
「世界を変えることができるのは、芝居や映画や本なんだ。銃や大砲では世界を変えれない」(第3場 内山完造)
「ふぬけになった人民の骨の髄まで吸い尽くす。金庫には純金、引き出しには札束、ベッドにはマダム・ユーエン」(第5場 ドラゴン・梅立勤)
「頭で考えるだけでは何も動かないわ。まず、あなたが動いてみるのよ」(第6場 アグネス・スメドレー)
「もうろうとした意識のなかで私に見えたのは、取り巻いて何もしない群衆たち、誰も声もかけないし手も差し伸べなかったわ」(第6場 アグネス・スメドレー)
「まるで祭りのようなこの賑やかさ、この楽しさは、誰にも奪うことができない心の自由」(第8場 民衆たち)
「長春花はこの国だけの純粋な薔薇よ。この国は変わる。あなたたち外国人のお世話にならなくてもね」(第10場 シンシア)
「今こそ立ち上がるとき、すべての人が穏やかに生きてゆける時代のために。今こそ眠りから醒めるとき、生まれてきた意味を知るために」(第10場 梅佬孟)
「命だけは大切に。生きてさえいれば、再会もできる」(第12場 ワイテマイヤー)
「歩きはじめるの、はじめの一歩から」(第6場・第12場 群衆たち)
この「上海1930」上演によって、“今”の日本に、日本中に、愛を、本気の愛を届けます。
あんがいおまる(2002年公演パンフレットより)