いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
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『本読み会』online;5(清水邦夫)
■作家
清水邦夫
■作品
『朝に死す』
収録
①「清水邦夫全仕事 1958~1980(河出書房新社)」
↑めちゃめちゃ高いです!図書館をご利用ください。欲しい・・・。
②「あの日たち(テアトロ)」
↑こちらはお手頃価格です。「日本の古本屋」等の古書販売ネットもご利用ください。
■作品について
日本を代表する劇作家・清水邦夫の劇作第二作目であり、早稲田大学在学中(1958年)に執筆、発表されたのが、今回取り上げる短編『朝に死す』です。
舞台はコンクリートの壁の前。登場するのは何者かに追われる若い男と、脚を怪我した若い女の二人きりという、大変シンプルな会話劇で、緊張感のあるシチュエーションの中に、若者の孤独と憧れが溢れ出てきます。決して手の届かないものに言葉で触れようとするような、詩のある語りが心を打つ傑作です。
なんと今回は、特別ゲストとして、この作品の木冬社での上演(1979年)に演出として関わっておられた新田隆氏(そう、「いずも戯曲読書会」主宰の新田さんです)をお招きしています。上演当時のお話など、ゆっくり聞かせていただこうと考えております。どうぞお楽しみに。
皆様のご参加、心よりお待ちしております!
■日時
2020年11月6日(土)19:30~21:30
※Zoomミーティングによるオンライン開催です。
■参加費
無料
■参加タイプと定員について
『本読み会』online;は、会話や意見交換をするための「サロン 」パートと、実際に戯曲を読んでいく「本読み」パートとの二つのパートを、交互に繰り返すかたちで進行していきます。
「サロン」パートでは、全参加者同じ立場でご参加いただきますが、「本読み」パートでは、セリフを実際に読んで楽しむ【読み手】参加と、セリフは読まずに聞いて楽しむ【聞き手】参加とに参加タイプを分けています。
【読み手】でのご参加のみ、定員を設定しておりますので、【読み手】を希望される方は、お早めにお申し込みいただければと思います。
【聞き手】参加には、定員設定はございません。戯曲を聞いて味わうことを目的に、お気軽にご参加ください。
■参加方法
『本読み会』online;は、開催にZoomミーティングを利用します。まずはこのページの下部にある、参加申し込みフォームから参加をお申し込みください。遅くとも翌日までに、Zoomミーティングへの招待URLを記載したメールを返信いたします。開催当日はそのURLにアクセスしていただければ、『本読み会』online;にご参加いただけます。
※翌日までに返信がない場合は、こちらからのメールが届いていない可能性があります。お手数おかけしますが、再度お問い合わせください。
■事前準備について
事前準備と参加ガイドについては、こちらのページをご参照ください(参加をお申し込みいただいた方には、メールでもご案内差し上げます)。
『本読み会』online;ガイダンス
http://honyomikai.net/online-guidance/
■戯曲に関する準備
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。なんとか戯曲はご自身でご入手いただければと思います。『本読み会』ホームページの「戯曲の探し方」(http://honyomikai.net/about-text/)もぜひ参考になさってください。
※どうしても手に入らないという方は、ご相談ください。オンライン開催のため限界はありますが、何かできないか考えます!
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております!
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■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙