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『本読み会』online;3(ハロルド・ピンター)のお知らせ。ノーベル賞作家の処女作『部屋』を取り上げました!

  • honyomikai honyomikai(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(0) 閲覧(164) 2020/06/26 20:02

いつもお世話になっております。『本読み会』です。

(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)

次回の開催情報をお知らせいたします。

※※※※※※※

『本読み会』online;3(ハロルド・ピンター)

■作家
ハロルド・ピンター

■作品
『部屋』(喜志哲雄・訳)
新潮社『ハロルド・ピンター全集1』収録

■作品について
 1930年ロンドンに生まれ、2008年に没したハロルド・ピンターは、数々の傑作を世に送り出し、イギリスのみならず、世界を代表する劇作家となりました。2005年にはノーベル文学賞も受賞し、“現代”を描く作家として広く認知されています。

 そんな彼の処女作が、1957年に書かれた『部屋』(初演は1960年)。彼は後のインタビューで、この作品の執筆についてこう語りました。

 ”ある日、どこかの部屋へ入って行くと二人の人間がいました。その後ずっとその光景が私にとりついていて、それをうまくまとめて気持ちからふり切るには、劇にするほかないように感じたのです”

 「部屋」と「人」、どこにでもありふれたその光景が、ピンターの手にかかるとなぜか、得体の知れない恐怖の光景となってしまいます。そしてその後、「部屋」は、ピンターが一貫して描き続けるモチーフとなりました。

 「手に入りやすい戯曲を」ということで、初回は青空文庫、二回目はハヤカワ演劇文庫から戯曲を選んだ『本読み会』online;シリーズですが、早くも三回目にして、全集収録作品(もちろん絶版)に手を出してしまいました・・・。しかも、ハヤカワ演劇文庫にもピンターの短編はあるのに、です。

 なのになぜ、この作品を選んだか。
 それはやっぱり、この作品が本当に面白いからなんです。

 気軽に短編を読みながらも、作家の本質に迫ろうという『本読み会』online;シリーズ、しかもステイアットホームな我々には、『部屋』ほど相応しい作品は他にありません!皆さんには、なんとか図書館やネット販売を利用して、戯曲を手に入れていただければと思っております。

皆様のご参加、お待ちしております!

■日時
2020年7月25日(土)19:30~21:30
※Zoomミーティングによるオンライン開催です。

■参加費
無料

■参加タイプと定員について
 『本読み会』online;は、会話や意見交換をするための「サロン 」パートと、実際に戯曲を読んでいく「本読み」パートとの二つのパートを、交互に繰り返すかたちで進行していきます。
 「サロン」パートでは、全参加者同じ立場でご参加いただきますが、「本読み」パートでは、セリフを実際に読んで楽しむ「読み手」参加と、セリフは読まずに聞いて楽しむ「聞き手」参加とに参加タイプを分けています。
 「読み手」でのご参加のみ、定員を設定しておりますので、「読み手」を希望される方は、お早めにお申し込みいただければと思います。
 「聞き手」参加には、定員設定はございません。戯曲を聞いて味わうことを目的に、お気軽にご参加ください。

■参加方法
 『本読み会』online;は、開催にZoomミーティングを利用します。まずはこのページの下部にある、参加申し込みフォームから参加をお申し込みください。遅くとも翌日までに、Zoomミーティングへの招待URLを記載したメールを返信いたします。開催当日はそのURLにアクセスしていただければ、『本読み会』online;にご参加いただけます。
※翌日までに返信がない場合は、こちらからのメールが届いていない可能性があります。お手数おかけしますが、再度お問い合わせください。

■事前準備について
 事前準備と参加ガイドについては、『本読み会』ホームページのガイダンスページをご参照ください。
http://honyomikai.net/online-guidance/
 参加をお申し込みいただいた方には、メールでもご案内差し上げます。

■戯曲に関する準備
 『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。緊急事態宣言も明けましたので、なんとか戯曲はご自身でご入手いただければと思います。『本読み会』ホームページの「戯曲の探し方」もぜひ参考になさってください。
http://honyomikai.net/about-text/
※どうしても手に入らないという方は、ご相談ください。オンラインなので、できることは限られてしまいますが、何かできないか考えます!

 ちなみに今回の『部屋』は、図書館などには比較的置いてある戯曲です。また、Amazon等のネット販売もご購入ください。

 作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。

 皆様のご参加をお待ちしております!
※※※※※※※

■参加申し込み/お問い合わせ

『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net


■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)

また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。

『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。

皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。


『本読み会』
大野遙
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。