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カテゴリ:フリートーク 返信(16) 閲覧(2025) 2008/10/20 11:58
脚本・演出家の松井周さんの作品には、暗転のタイミングに強烈な個性があると思います。それも終幕が凄いです。
「パイドラの愛」では、主役男優の最後のひとことの後に暗転し始めるタイミング、暗くなる速度が絶妙で、劇空間が黒く染まっていく最後の最後の瞬間が、その作品の味わいを決定付けていました。
HAMMER-FISH『パイドラの愛』
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0214000915.html
サンプル『家族の肖像』も良かったです。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2008/0823121605.html
しのぶさん、先日はお話下さってありがとうございました!
&早速の書き込みもありがとうございます!
チャンスをつくって松井周さんの作品をチェックして見たいと思います!
こんにちは
わたしの所属している劇団の演出・長谷トオルは
照明→役者→演出家
とへめぐっている方なので、あかりには並々ならぬ拘りがあります。なので、照明さんは大変です。
そして、ウンプテンプカンパニーの照明をしてくださっている、島田さんも素敵な方です。
舞台写真等なくて申し訳ないのですが、HPはこちらです。
http://umptemp.web.fc2.com/index.html
2009年・新春に公演がありますので、よろしければいらして下さい。
kyoko karan さま、書き込み有難うございます!
HP拝見しました。是非スケジュール調整したいと思います!
照明⇒役者⇒演出・・・確かにその流れだと、演出プランの中に照明の画が組み込まれちゃいますよね。
自分が演出する時も照明効果に頼る部分が多くなります(^^;)
最近観たものの中で照明が印象的だったのは2本。
1つは同じ装置を使いながらも、前半と後半で時代が違っており、その違いを照明によってクッキリ浮き立たせていました。
もう1本は回想シーンが時々挟まれるもので、回想場面はややセピアがかった色調にして、これも違いを強調していましたね。
そういえば、ラストシーンが記念写真を撮るところで、「カシャ!」というSEと共に舞台がセピア色になりストップモーション、なんてのもありましたっけ。
いずれも見事な照明効果だと想います。
じべ。様、書き込みありがとうございます!
回想場面のセピアや時代の違いを浮き立たせる照明・・・
自分ではやってるつもりでも、観客にちゃんと伝わっているっていうのがすばらしいですね~。
ラストシーンの照明も、やはり観客に「終わった」というスッキリ感(わざとスッキリしない時もありますが)を印象付けるのでいつも悩むところです。
差し支えなければ、作品や劇団名なども知っていたら教えてくださいませm(_ _)m
> ラストシーンが記念写真を撮るところで、「カシャ!」というSEと共に舞台がセピア色になりストップモーション、
マキノノゾミさん演出の『美しきものの伝説』(2004年・紀伊国屋ホール)じゃないかしら。照明は小川幾雄さんでした。違ったらごめんなさい。>じべ。さん
あ、どもども。
>同じ装置を使いながらも、前半と後半で時代が違っており…
これは風琴工房の『hg』です。
前半の工場の会議室に射しこむ午後の陽射しと、後半の施設のあたたかさをも表現するようなオレンジがかった照明の対比が強く印象に残りました。
>回想場面はややセピアがかった色調にして
LIVESの『寸劇役者に花束を』(オムニバス)のうちの4編目です。
現在と回想のクロスのさせ方が「無段階変化」なので、照明によってハッキリ見せた、的な?
以上2本は今年観たものです。それ以前は作品名が思い出せないかもしれないので敢えて書きませんでした。(爆)
>記念写真を撮るところで、「カシャ!」というSEと共に舞台がセピア色になりストップモーション
劇団離風霊船の『Long Long Time Ago』(06年)です。00年のりぶれかぶれ版はどうだったっけなぁ…?
なるほどぉ、他でもありましたか…>しのぶ さん
じべ。さん
「カシャ!」というSEがあったかどうかはうろ覚えなんですけど・・・。セピアというのも、茶色というよりは白黒になるものでした。
照明は雄弁ですよね。
照明で「白黒」を表現するのは難しいなあ~(>_<)
どんな風にしたんだろう!?
お2人ともいろいろ情報有難うございます!
あ、いや「モノクロ」ではなくあくまで「セピア色」です。
淡いオレンジ(かな?)の照明のみにすると、舞台上のほとんどの色がトんでしまって、セピア色に見えるようです。
一度試してみてはいかがでしょうか?
そりゃもうめちゃめちゃ重要だと思いますよ。
こないだ観てきた芝居も照明によってものすごく面白くなってました。
特にスポットライトの当て方で出す哀愁っていいですよね。
がんばってください!
そしてがんばってください!
さらに言うならがんばってください!
えりお様、書き込みありがとうございます!
差し支えなければどの芝居のどんな照明が良かったかも教えてください!
今後とも応援宜しくお願いしますm(__)m
ACTま さん
すいません・・・。
そのとき何について書いたのか忘れてしまいました。
けど、今、照明の使い方のうまさについて語るとしたらその題材は間違いなく『賊』ですね。
スポットを当てることで場面の切り替えをしていくテンポの良さは6番シードならではです。なにしろ暗転を必要としていないですもん。
同じ芝居で暗転を使ってたら15分くらい長くなるんじゃないでしょうか?
やはり近代的な演劇では暗転せずにどんどんシーンをつないでテンポ良く展開していく手法がメインですよね~。
暗転は逆に、完全に前のシーンと別離した印象を与えたい時などに使うんでしょうか。
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