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TOKYOハンバーグ公演(2020年4月)出演者WSオーディション開催。

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TOKYOハンバーグでは2020年4月9日(木)~19日(日)に新宿サンモールスタジオで行う公演の出演者(主要キャスト含む)を広く募集し、ワークショップオーデションを二日間に渡って開催致します。

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TOKYOハンバーグProduce Vol,28
サンモールスタジオ提携公演

『ヒトリヲミツメテ(仮)』 ※17ステージ

作・演出/大西弘記
2020年4月9日(木)~19日(日)
@新宿サンモールスタジオ
※劇場入りは7日(火)で二日仕込み


■作品散文詩■
人の、人による理不尽に虐げられた痛みをもつ人が、藁にも縋るような思いで国に助けを求め、法律に手を合わせて祈りました。けれど国も法律も、その人を助けてくれませんでした。

さて、誰がその人を助けるのでしょうか。
さて、その人はどうなってしまうでしょうか。

幸せとはなんでしょうか。誰かの幸せを奪って得た幸せとはどんな幸せですか。それは本当に幸せですか。誰かの幸せに嫉妬したり、自分が惨めに思えるのはどうしてですか。それらが人や自分への殺意に挿げ変わるのは何故ですか。

人の、人による理不尽に虐げられた痛みをもつ人が、藁に縋るのをやめて、国からの助けを諦め、法律に唾を吐いた。すると国も法律も、その人を本気で殺しにかかった。

さて、その人は生きてゆけるでしょうか。
さて、その人はそんな世界で生きていたいでしょうか。


2020年卯月、現実と物語が織り成す圧倒的現代劇。
大人になれば自由で楽しいと思っていたけれど、何も知らない子どもの頃が方が幸せだった。こんなことを思う俺は馬鹿ですか?


【募集対象】
男性 20~30代 1名
   30~40代 2名
   40~50代 1名

女性 20~30代 2名
   30~40代 1名
   40~50代 1名


※経験者のみ (2月下旬からの稽古に参加できる方)
※協調性とコミュニケーション能力をお持ちの方(プロダクションや劇団に所属している人でも可)
※役柄の年齢に見えれば問題ありません。
※2日間の参加が出来る方のみ。


【待遇】
ギャラあり。
チケットノルマはなし。
チケットバックは1枚目からあり。

【稽古日程】
・2月下旬に顔合わせ。
・2月、3月前半は世田谷区内の施設にて18時~22時の時間帯で約15コマ。
・3/28~4/6 都内某スタジオにて稽古(全日、終日抑えてあります)


【ワークショップオーデション】
色々な可能性と、よりよく理解したうえでの選考のため2日間のご参加をお願いします。日程は【A】と【B】がありますので、どちらかをご希望下さい。内容は基礎、身体表現、上演戯曲をテキストに使用したワークショップとなります。当日は動きやすい服装を用意して下さい。※運動靴は必要ないです。

【ワークショップ日程】
◇日程
【A】2019年12月16日(月),17日(火)
【B】2019年12月19日(木),20日(金)
◇時間:18時00分~21時30分
◇会場:世田谷区用賀近辺施設(最寄駅は用賀)※詳細は応募者にのみお伝え致します。◇参加費:2000円(両日合わせての費用になります。当日会場にてお支払いいただきます)



【受付期間】
2018年12月14日
※定員に達し次第締め切ります(両日とも15名ほど)

【応募方法】
◇名前
◇写真2枚(バストアップと全身)
◇(あれば)所属
◇年齢・性別
◇身長体重:3サイズ
◇受講希望日 【A】OR【B】
◇過去の出演暦
◇何か一言。書きたい事があれば自由に書いてください。
◇(あれば)HP・ブログ等のURL
◇連絡先(電話、FAX、メールアドレスなど)
を下記メールアドレスに件名を【オーディション応募】としてお送りください。


【TOKYOハンバーグ】
TEL:090-5807-3966
MAIL:info@tokyohamburg.com
HP:http://tokyohamburg.com/


【TOKYOハンバーグ 大西弘記プロフィール】
三重県伊勢市出身。1999年~2004年伊藤正次演劇研究所に入所し演劇を始める。2006年に自らの作品を上演するため企画・制作の母体となるTOKYOハンバーグを立ち上げる。社会問題を取り扱いながら、一筋の涙が零れるかどうかといった「心の栄養」をモットーにした、強い普遍性と現代リアルのバランスを保つ丁寧な劇作・演出スタイルで舞台側と客席側を繋ぐ。外部への書下ろし、演出も数多くこなす。2015年『最後に歩く道』(サンモールスタジオ選定賞最優秀演出賞を受賞)、2018年『へたくそな字たち』(第24回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)、2019年『宮城1973 –のぞまれずさずかれずあるもの』(第25回劇作家協会新人戯曲賞最終候補)。

画像は先日、座・高円寺1で上演した『人間と、人間と似たものと。』より
@ありせさくら
  • Resv2 116422

    これまでご応募して下さった皆様、ありがとうございます。
    当日にお会い出来るのが今からとても楽しみです。

    ワークショップ日程の【A】2019年12月16日(月),17日(火)ですが定員に達したため締め切らさせて頂きます。【B】2019年12月19日(木),20日(金)は、まだ余裕がありますので是非、ご応募お待ちしております。

    両日とも開始時間が18時00分~21時30分とありますが18時30分~21時30分に変更しましたのでご了承ください。

    TOKYOハンバーグでは劇作の大西がいつも執筆のため取材に出掛けます。今回も取材に行っており、そのレポを本人のFacebookで投稿しておりますので添付させて頂きます。

    ■■■取材レポ■■■

    【そのお金は誰のもの?】

    先日の取材、現場は横浜日ノ出町あたり。三階建てのマンションの最上階の一室。外観はリフォームされていて綺麗だけれど内観を見る限り築30年ってとこ。

    作業員は俺を含め4名。うち一人フィリピンの男性。とても気さくですぐに仲良くなった。俺たちは手を合わせてから玄関を開ける。全日にバルサンを炊いたそうでゴミの上でゴキブリがいっぱい死んでいる。入ってすぐ右にキッチンと冷蔵庫。防護マスクをしていても冷蔵庫の中の異臭が鼻を刺す。奥はタイル張りのお風呂とトイレ。キッチンの向かいに六畳の部屋と襖の向こうの押入れがある。部屋は俺の腰の高さまでゴミがあり床は見えない。

    仏さんはいつもどこで寝ていたんだろう?と、まずはそう思ってしまう。

    生活ゴミの中には、生前好きだったであろうお茶のペットボトル、焼酎の瓶、ヘアスプレーの缶、好きだった煙草の空き箱。エコーなのでソフトか。が、兎に角散乱している。エコーはケースがオレンジなので、薄暗い部屋のなかでオレンジが眩しいくらいだった。
    ゴミの中からベース2本、エレキギター2本、アコースティックギター1本、ウッドベース1本、シンセサイザーなど、音楽をやっている人だったらしい。弦も音楽専門誌も沢山あった。

    可燃、不燃を分けながら、ゴミの底から床を探す。小さなゴキブリは生命力が強いようで、そこそこ生きている。床に辿り着くと、小銭がゴミのように落ちていた。

    6畳の部屋から7割くらいのゴミを袋に詰め、スペースを作るためにベランダにゴミを置いた。ベランダには俺が出た窓の隣に同じサイズの窓があった。あれ、この窓、どこに繋がっているんだろうと少し気になったが、今日中に終わらせるということで、すぐに部屋の中に戻って、残った襖を開け押入れへ。すると中は丁寧に分別されたゴミが袋にパンパンで天井まであった。

    分別されていると楽だ。袋は劣化している可能性があるから持参した業務用ゴミ袋にまんま入れれば良いだけ。

    押入れから出されてくるゴミ袋をゴミ袋に入れていると社長が・・・

    『あれ・・・』
    『どうしました?』
    『大西さん、これ見て』
    『・・・え。これ、押入れじゃないですよね?』
    『うん、どうやらそうみたい』

    そう、押入れと思っていた襖の向こうは同じ六畳の部屋だった。この部屋は天井までゴミの山、というより、ギュウギュウに詰められていた。

    『うわ・・・見積もり間違った』
    『これだと、あと幾ら上乗せするもんなんですか』
    『最低でも10万だね』
    『マジっすか』
    『てか、これ今日は終わらないわ。大西さん、明日も来れる?』
    『え・・・』
    『あ、ごめん。バイトで来てるわけじゃないもんね。でも、明日空いてない?』
    『明日は空いてないです、すみません』
    『いえいえ。じゃあ、今日やれるとこまでお願いして良い?』
    『勿論です』

    ゴミを掻き出していくと、箪笥などが見える。ゴミの中から幼児クラスの子供の玩具も出てきた。箪笥の中からは婦人服や幼児の服も。俺たちはそれを容赦なくゴミ袋に詰めてゆく。

    ゴミの中から平成10年度の健康保険証を見付けた。見ると仏さんは昭和30年生まれ。下には奥さんの名前があって45年生まれ。その下に息子さんの名前があって平成5年生まれ。俺がさっきまでゴミ袋に詰めていた物は、ちょうどその保険証に記載されている家族たちの時代の物だった。

    これはゴミじゃなく、この家族の暮らしの破片だ。

    この時代で、この家族の歴史が終わってしまったかのように思えた。いや、何らかの理由で終わったんだと思う。この襖の向こうにあった天井まで積み上げられたゴミの部屋は仏さんの思い出の部屋だったのかもしれない。きっと捨てれなかったんだ。子供の玩具や服とか。この家族に何があったのかはわからない。けれど、ゴミになってしまった暮らしの破片が色々な想像をさせる。

    取材させてもらっている会社の事務所に戻り、入り口に置かれている画像のお金たち。これらは、すべて特殊清掃の現場から出てきたお金だそうだ。遺族も引き取らないし、捨てる訳にもいかないから、消毒をして両替するそうだ。でも、一度も両替をしたことがないと社長さんは言った。

    〝セルフネグレクト〟は総じて部屋がゴミ屋敷になるそうだ。そのゴミから孤独死した人が投影する。死んだら何も持ってゆけない。思い出なんて死んだ後に残っているのだろうか?

    生きている間だと強く思ってしまう。生きている間に、どんな生き方をするのか、どこで生きるのか、誰と生きるのか、生きて何をするのか、何を見るのか、何を感じて考えるのか。

    今生きている俺は〝孤独死〟とは、いったい何なのか?何故、そうなるのか?誰が孤独死するのか?孤独死?孤立死ではないのか?で頭の中がグルグルしている。

    嗚呼、そんなことを演劇にしていったい何になるのか・・・そりゃエンターテイメントや2.5次元の方がお客さんは入るよね。いったい、俺は何を書こうとしているのか?
    書いて何になるのか?じゃあ、書くのをやめたら何があるのか?本気で書いてやる。本気で書くのを辞める。の先に行かないと、今回の作品はこれまでの自分を越えれないような気がする。気がするではなく、そうだと思う。でも、自分を越えるとか越えないとか、いったい、それが何なのか?

    生きている間に何をすれば、俺は生き切った時に自分に感謝できるだろうか?消毒水に漬かるお金たちを眺めていると、今までに抱えたことのない疑問符を背負ったような気がした。

    嘘ばっかりこいている総理大臣様にも、こういう現場で30分でも良いから働いてみてほしいよ。如何に、手前がクダラナクテサモシイ生き方をしているか明瞭になると思うよ。


    TOKYOハンバーグ制作部

    2019/12/11 13:06

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