【メソッドフェスについて】
「稽古はしなくちゃ!!」。けど多くの俳優は自分に何が必要で、自分に何が向いていて、どのメソッドがいいのかわからない状態。そんな俳優のために、演技に関する様々なメソッドの分野の専門の講師達から学べる機会を作りました。
各講師が4時間でそれぞれ有名な演技メソッドや、演技をする上で必要な台本読解や即興などを教えます。
行います。俳優達は体験を通して知ることで、自分に足りないものや、自分が向いているやり方に気が付ける機会です。
この企画は俳優たちの「学びの始まり」を作るためのものです。
【講師紹介】
〇映像演技 脚本読解 担当
スギウチタカシ
ST Acting Studio代表
演技講師、アクティングコーチ
〇マイズナーメソッド 担当
柿沼慶典
PROJECT High MORE代表
演技講師、アクティングコーチ、俳優、演出家
社団法人 日本アクティングコーチ協会 協会員
〇インプロ(即興演劇)担当
内海隆雄
インプロバイザー
第三インプロ研究室代表
〇アレクサンダーテクニーク担当
伊藤実里
アレクサンダーテクニーク教師
「知って実験!アレクサンダーテクニーク」にてナビゲーターを担当
〇マイケルチェーホフテクニック担当
秋江智文
俳優・演技講師・演出家
マイケル・チェーホフスタジオ東京代表
※講師の詳しい情報はこちらから
https://method-festival.jimdosite.com/teacher/
【クラス紹介】
A 枠:8月23日(金)12:15~16:15(12:00開場)
講師:秋江智文
『イメージから生み出す演技
マイケルチェーホフテクニッククラス』
20世紀の偉大な役者の一人であるマイケル・チェーホフ(1891~1955)は、作家アントン・チェーホフの甥であり、現代演劇の礎を築いたK.スタニスラフスキーの一番弟子です。
このクラスでは、M.チェーホフテクニックの特徴であるイメージを使った手法を紹介します。
演技の80%は想像によってなされると言われるくらい、どんな演技のメソッドでも想像力が欠かせません。
しかし想像しただけでは演技にはなりません。いかにイメージを身体化させ、感情にまで影響を与えなければなりません。
クラスでは体をダイナミックに使いながら自分の身体が大きく変身(transformation)することを体験してもらいます。
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B枠:8月23日(金)17:15~21:15(17:00開場)
講師:柿沼慶典
『隠れている自分の『感情』に耳を傾ける!
マイズナー・テクニックで「感情」を使える役者になるクラス』
・俳優として、もっと「感情」を使えるようになりたい
・台詞に感情が乗ってないと言われる
・シーンの中で「交流」出来ていないと言われる
・生活の中で「感情」をコントロールできない時がある
・時々「感情」に振り回されて、時々後悔している
あなたは自分の感情をどのくらい理解していますか?
我々は、社会に合わせ、自分を律し生きています。
我慢したり、受け流したり、何かのせいにしたり…
うまくバランスをとっている、
その、「自分では当たり前の事」。
それは本当は必要なのでしょうか?
自分自身が身につけてしまった、
感情や思考の「癖」、
ストレスへの「対応傾向」、
他人との「交流」とは何か?
マイズナー・テクニック(交流訓練法)を用い、
自分の『身体』を通して、
改めて自分の心が知り、
『本当の自分』を解き放ちます。
マイズナー・テクニック…
アメリカの著名な演技講師サンフォード・マイズナーの開発した、
俳優の交流訓練法『レペティション(リピテーション)』。
他人との交流の中で、自分を知り、他人を知る事により、感情を扱えるようになっていきます。
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C枠:8月24日(土)12:15~16:15(12:00開場)
講師:伊藤実里
『余分な緊張に気づき、手放し、楽な体を体験する
アレクサンダーテクニーククラス』
アレクサンダーテクニークとは、F.Mアレクサンダー(1869-1955)という舞台俳優が発見した原理です。舞台上で声がかすれてしまい、出なくなるという自身の問題に対して、自分で原因を解明し、試行錯誤ののちに克服しました。彼が辿ったプロセスは、声枯れという問題以外の身体的・精神的な悩みにも幅広く応用できるものでした。
・頑張ろうとすればするほどうまくいかない
・練習ではうまくいったのに、本番では力が発揮できない
・無意識に体に力が入り、対処法が分からない
・自分の能力に自信がない
・疲れやすい
・やらなければいけないことがあるのに、やる気がでない
という人におすすめです。
アレクサンダーテクニークでは、力を発揮したい場面や、日々の生活で自分を妨害している緊張に気づき、手放していくことを練習します。
教師によるハンズオンワークや、グループでのゲームにより「やりたいことをより楽にできる体の使い方」、「自分を活かし、勇気づける思考」を体感的に学習していきます。
あなたが本来持っている体の楽さと能力を体験しましょう!
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D枠:8月24日(土)17:15~21:15(17:00開場)
講師:スギウチタカシ
『セリフを聞く、伝えるクラス』
「セリフを聞く」 監督や演出家に「お前はセリフが聞けていない」と言われたことはありませんか? 言われて、自分では一生懸命聞いてるつもりなのに、それでも「聞けていない」と言われて どうしたらいいかわからない。 そんな人にはおすすめです。 セリフを聞く為には、コツがあります。 もちろんそれは聞いてる風な表情を作ったり むやみに頷いたりすることではありません。 本当に相手のセリフが聞けるようになる その極意を公開します。
「セリフを伝える」 一生懸命相手に向かってセリフを言っているのに、空回りしているように 相手へ伝わっていかない。こんな経験したことがある方はいませんか? 言い方やテンポを変えたり、声量を大きく又は小さくしてみたけれど 全く伝わっていない、むしろ悪くなってるような気が…。 セリフを伝えることにも具体的なテクニックがあります。 これを、知っているのと知らないのとでは全く違います。 他では教えていない、講師が独自に開発したメソッドを公開します!!
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E枠:8月25日(日)12:15~16:15(12:00開場)
講師:内海隆雄
『俳優のためのインプロ(即興演劇)クラス』
インプロとは即興演劇のことです。台本も設定も役も決まっていないところから、プレイヤーたちはお互いを受け入れあいインスパイアしあいながらシーンを生み出していきます。
現在世界中で行われているインプロに大きな影響を与えているひとりが「インプロの父」と呼ばれるキース・ジョンストンです。キース・ジョンストンは俳優が抱えるさまざまな問題を解決するために数多くのゲームを開発しました。また、インプロをショーとして見せるためのフォーマットも開発しました。
インプロは多くの即興で行われているような「何か面白いことをやりあうこと」ではありません。舞台の上でより自由に生きること、そしてパートナーとより深く関わることを目指すものです。このワークショップでは俳優を対象にインプロを行います。舞台の上に立つこと、人と関わることの喜びを深めていきましょう。
【日時】
・8月23~25日の内から3日間午後(12:15~16:15)と夜間(17:15~21:15)で分けて合計五コマ。一コマは4時間
●8月23日(金)
A 枠 12:15~16:15(12:00開場)
B枠 17:15~21:15(17:00開場)
●8月24日(土)
C枠 12:15~16:15(12:00開場)
D枠 17:15~21:15(17:00開場)
●8月25日(日)
E枠 12:15~16:15(12:00開場)
【場所】
スタジオピアーチェ 江戸川橋店
―有楽町線江戸川橋3番出口徒歩2分
―東京都文京区水道2-10-7 エクセルビルB1F
【受講料】
1クラス2500円 / 全クラス10000円
【定員】
10名
【申し込み】
下記の特設HPの「APPLICATION」より応募ください
https://method-festival.jimdosite.com/
【特設ホームページ】
https://method-festival.jimdosite.com/
【主催】
マイケル・チェーホフスタジオ東京
【共催】
ST Acting Studio
PROJECT Higher MORE
第三インプロ研究室
【E-mail】
michael_chekhov_tokyo@yahoo.co.jp