クソみたいな芝居をしないための演劇ラボラトリー
「クソラボ」第５回ワークショップ
" 令和的 空間 演技術（黒田版）”
5月25日(土) 14:00-20:00
高円寺K’sスタジオ 新館Bスタジオにて


みなさんこんにちは。
そしておそらく初めまして。

演出家の黒田瑞仁と申します。

この度は＜クソラボ＞というお世辞にも上品とは言えない名前の企画にお誘いいただき、
多少動揺しながらも演劇ワークショップを担当させていただきます。

しかしよく聞けば＜クソラボ＞とは、
＜クソみたいな芝居をしないための演劇ラボラトリー＞の略称とのこと。
それならば、自分もみなさんと共有したい演劇についての問題意識があります。


私は主にゲッコーパレードという、埼玉の旧加藤家住宅という一軒家を拠点とする集団で
民家、文化財、廃墟、飲食店、ホテル、コンサートホールなど、
（劇場とはちがって）本来演劇を上演するためではない場所や空間での公演を多く行ってきました。
そういう場所は（劇場とはちがって）演劇っぽいことをすると、めちゃくちゃ浮きます。

「なんでこの人こんなことやってるの？」
「嫌だ・・・帰りたい・・・」

・・・と、お客さんの日常的な感覚がそのまま持ち込まれてしまうのです。
だから、（劇場とはちがった）考え方で俳優たちと一緒に作品を作る必要がありました。


でも、もしかしたら劇場でだって、当たり前にしている演技はなんだか浮いているかもしれません。
つまりその場所やお客さんの感覚に合っていないということです。
どんな場所でもどんなお客さんでも、その時々に向いている演技がきっとあるはず。


それが今回の大げさな感じのタイトル「令和的 空間 演技術」につながっています。
こういう意味だと思ってもらえたら幸いです。

「令和的」＝「同じ時代を生きるお客さんへ」
「空間」＝「同じ場所にいるあなたは」
「演技術」＝「どんなお芝居をするべきか」

一緒に考えましょう。
参加、お待ちしてます。


＊＊＊
ゲッコーパレード代表
演出家　黒田瑞仁
＊＊＊
http://geckoparade.com/
https://twitter.com/kuroda_mizuhito


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