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カテゴリ:フリートーク 返信(4) 閲覧(521) 2019/03/27 18:33
練習期間は4、5年は覚悟してください。3年やってもよくならないとしょげるかもしれません。投げ出したくなります。経験から言うと発声練習で成果があがる揚がり方が4、5年でキューカーブでよくなる特徴があります。
響く声を作るには、主に声帯があるこうとう喉頭(のどぼとけ)、いんとうくう咽頭腔(声や食べ物が通過するところ)、びいんくう鼻咽腔(鼻のところにある空間)を使いますが、主に鼻咽腔をどう使うかがカギとなります。閉鼻声(鼻咽腔を閉じて出す声)であっても鼻咽腔に若干空気を送り込んで震わすことがコツです。ハミングするときは鼻咽腔を震わせると思いますが、会話でも練習でもどれだけ鼻咽腔を震わせ響かせることができるか意識して声出ししましょう。
発声練習を数年して成果があがるとうれしいものです。そこで欲が出て、もっと練習時間を増やしたらもっとよくなる?とか、もっと強めに声出ししようとするかもしれません。でもそれによって、今まで積み上げてきた声が瓦解することがあるので注意してください。以前の声を取り戻すのにかなりの時間を割かねばならなくなりますから。自分に合ったやり方で成果が出たのですから、それを無理することなく磨き続けてください。声づくりは思ったより繊細な仕事なのかもしれません。
発声練習をして声が響くようになったら、今度は練習終わった直後に、朗読をしてみましょう。3分間から5分間の読み物を選んで、声の響きを確認しながら声を磨きつつ読みます。最終的に朗読ですから、聴いてくれるひとが感動してくれるように、間の取り方、声の強弱、感情移入などを考慮しながら読みましょう。役者として声をよくすることは大切ですが、もっとも大切なのは感情移入だと思います。声の良さで観客はうっとりするでしょうが、こころがないと感動まではいきません。朗読が終わったら声を休ませます。発声には休憩も大切だと思います。
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