僕は、過去に何度も無料ワークショップを行ってきています。
それは、インプロをやる人を増やすためです。

インプロは、正直言って、見るだけではその凄さや面白さがわからないものです。
「即興でこんなこと思いつくなんて凄い！」とか「めちゃくちゃ笑えて面白い！」とか、表面的なことは伝わるのですが、インプロの本質は、そういったところではありません。

インプロは、それをやることを通して、自分の生き方を考えることが出来るのです。

インプロは、人生と同じです。
台本がなく、先が読めない道を歩んでいくからです。
そして、それを面白くするのは、奇抜なアイデアでも、卓越したユーモアでも、訓練されたテクニックでもありません。
未知へと進む勇気です。

人間は、未知に対して物怖じしてしまうのが普通です。
だから事前に準備するし、何度も練習するのです。
だから知らない人や場所にはなるべく行かず、見知った人や場所との関わりを持ち続けるのです。

それ自体はとても良いことなのですが、それを続けていると、恐怖心が拡大して、結果的に自分のパフォーマンスを下げたり、チャレンジをしなくなってしまうのです。

「失敗したらどうしよう？」と考えすぎるあまり、自分の出来る範囲のパフォーマンスや、決められたことしかやらなくなります。
「嫌われたらどうしよう？」と考えすぎるあまり、相手に近づくのを避け、自分や相手を否定したり、自分を繕ったりします。

そんな状態でインプロをしても、真の楽しさ、面白さを味わうことは出来ません。


インプロの基本思想は２つあります。
それは、「失敗を楽しむこと」と「相手にいい時間を与えること」です。
これらが、自由になるための第一歩なのです。

失敗を楽しむことが出来れば、自分が出来ないかもしれないことにもチャレンジすることが出来ますし、自分の枠を超えることが出来ます。
相手にいい時間を与えることが出来れば、相手はあなたと一緒に遊びたくなり、自分もそんな気持ちになります。遊び心は、自分を未知へと導く原動力なのです。

このワークショップでは、この２つを体験するためのエクササイズをたくさん行います。
また、この２つの思想から短いシーン、ストーリーも創ってみます。

自由の反対語は、恐怖です。
未知に対する恐怖心が和らぎ、逆にそれを楽しめるようになれれば、
どんどん自由になっていけるのです。

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～インプロ無料WS～

【内容】
初めての人向けのインプロ（即興芝居）ワークショップです。
「失敗を楽しむ」「相手にいい時間を与える」というインプロの２大思想をベースに、様々なエクササイズを行います。
自信を持って言いますが、ここの稽古場は「世界一安全」です。
インプロ経験豊富な劇団しおむすびメンバーのサポートもあるため、楽しくインプロを学ぶことが出来ます。
インプロを始める一歩目としては最適な場であることを保証します。
少しでも興味の湧いた方は、その気持ちのまま連絡してみてください。
それが、未知への階段を上るための大きな一歩となるのです。

【対象】
忍翔の指導を受けたことがない、インプロに興味がある人

【日時】
2019年3月26日（火）19:00～22:00

【場所】
江古田のしおむすびスタジオ
※場所は参加者にのみお伝えします。

【参加費】
無料！
※過去に忍翔の指導を受けたことがある人は、新規の方を紹介して頂ければ無料です。単独でのご参加は2000円です。

【定員】
16名

【講師プロフィール】
忍翔（おしょう）
劇団しおむすび、不条理狂詩曲、セカンドサークル　主宰
国際シアタースポーツ協会　会員
高校で演劇、大学で英語劇・ミュージカルを始めた後、19歳（2010年）でインプロに出会う。
その魅力に取り憑かれ、20歳（2011年）で日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」を結成。22歳（2013年）で単独即興ライブ「OSHOW」をスタート。24歳（2015年）でインプロの国際組織「International Theatresports Institute（通称iTi／国際シアタースポーツ協会）」の2人目の日本人メンバーとなる。
2015年にミラノ、2017年にドバイで行われたiTi主催のインプロフェスに参加。2018年にはロサンゼルスのインプロカンパニー「Impro Theatre」のサマーインテンシブに参加。世界で活躍するインプロバイザー達から最先端のインプロを学び、日本でのインプロの普及と発展に尽力している。
HP→https://peraichi.com/landing_pages/view/playerosho

【参加希望連絡】
playerosho@gmail.com
件名「無料ワーク」
本文「名前、年齢、所属（あれば）」