ZERO.主催 ダンス演劇公演『ワタシ と アナタ の 間(ま)』
伝えることをダンスと言葉で考えるパフォーマンス
2019年1月末のダンス演劇公演『ワタシ と アナタ の 間(ま)』に出演可能な男性俳優2人、女性俳優1人を急募しています。
ダンサー3名(決定済み)と俳優3人、合計6人で織りなす舞台です。
ダンス振付師と演出家のコラボレーションが生む、ダンスと会話劇の要素を掛け合わせた新たなフィジカルシアター作品です。
興味をお持ちいただけましたら、ぜひお問い合わせください。
公演予定 :2019年1月25日〜27日(合計4ステージ)
1月25日(金) 19:00
1月26日 (土) 15:00 /19:00
1月27日 (日) 17:00
場所:Geki地下Liberty
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目11-3 イサミヤビルB1F
上演時間:1時間15分(大よその予定)
料金:前売り4,000円 当日4,500円
脚本:萩谷至史
演出:萩谷至史・山本哲生
振付: 山本哲生
原案:残像に口紅を
俳優:3名(男性2、女性1)募集中
ダンサー:3名(男性2、女性1)決定済み
あらすじ:
「ご ん」
「は?」
「ご ん、ほんとに、ご ん」
「何言ってんの?」
ある日、青年ナオトは、突然に言葉を失い始める。
それでも、周囲では何事も無かったかのように、日常が、ぐにぐにと、動き続けていた…。
言葉が消え、存在が消えたこの世界で、ワタシが伝えたかったことは…
コンセプト
私たちが当たり前のように使っている言葉。これは人間どうしがコミュニケーションをとるためや、感情や物質を認識するために用いられるもの。
この言葉が、ある日突然無くなってしまったら? 言葉を使ってコミュニケーションがとれず、感情を言い表せない。さらに物質に名前をつけることができず、物の存在そのものがなくなってしまうかもしれない。
言葉が徐々に消えてゆく中で、人はどのように変化をしていくのか。
「身体で表現する」ダンサーと「言葉を操る」俳優とのコラボレーションが、 言葉を失ってゆく世界を舞台上に描き出す。
2018年に立ち上がったアート集団ZERO.の旗揚げ公演は、ダンサーで振付師の山本哲生と、不条理な世界の描写を得意とする演出家・劇作家の萩谷至史の共同演出作品。異なるジャンルで活躍する二人が、ダンスと演劇の境界に挑戦します。
クリエーションプロセス
ダンサーに関しては、稽古を重ねる過程で、原案をベースに執筆された脚本から取り出したモチーフを元に、ダンサーとのインタラクションによって部分的なムーブメントを作りながら、全体的な振付へとつなげていくというプロセスをとっています。
稽古後半から、俳優の3名に参加していただき、ダンサー と合わせながらプロダクションを完成させます。
条件
12月後半〜1月の稽古に参加でき、1月25日〜1月27日の公演(全4ステージ)に出演できること。
出演料:なし(交通費支給あり)
ノルマ:なし
チケットバック:あり(1枚につき500円)
稽古日程について:
オーディション・参加決定後に詳細をお伝えします。
ダンサーの稽古は始まっていますので、できるだけ早く参加いただけるとありがたいです。1月は週2〜3日の稽古に参加いただくことが必須となります。
スケジュール
2018年 9月 ダンサーオーディション
2018年 11月 ダンサー稽古開始
2018年 12月俳優オーディション・決定次第稽古に合流
2019年 1月 本番
プロダクションメンバー プロフィール
◎作・演出・振付:山本哲生
ダンサー・振付師。
1991年、愛媛県松山市生まれ。
7歳より松山市でクラシックバレエを始める。
18歳よりロンドンのバレエスクール「セントラルスクールオブバレエ」に留学。
バレエのみならずコンテンポラリーダンス、ジャズダンスなどを学ぶ。
帰国後、東京のバレエ団に入団。
現在はバレエ講師、フリーでの振り付け活動を行っている。
2018年にアート集団『ZERO.』を立ち上げ、今回がZERO.としての旗揚げ公演となる。
◎萩谷 至史
劇作家、演出家。1989年生まれ。茨城県東海村出身。
慶應義塾大学薬学研究科修了。
大学在学中は薬科学を専攻し、分子生物学を中心に科学の考え方を学ぶ傍ら、オリジナルミュージカルの制作・公演を行う団体STEPS Musical Companyで、劇作を始める 。卒業後、座・高円寺劇場創造アカデミーで舞台芸術の創作理論や実践法を学び、 独立。個人ユニットmooncuproofを立ち上げる。
以後、「演劇は時空間アートである」をモットーに、カフェ・ギャラリー・ダンススタジオ・日本家屋など、劇場に拘らないパフォーマンス作品の創作を行う。現実的な質感と幻想的な浮遊感が融合した空間で、不条理の世界で「生きていかなければいけない」私たちを描く。
また、フリーの劇作家・演出家として、「板橋小劇場ファイト!」の劇場付き作家、依頼による劇作・演出、市民団体でのミュージカルの演出や演技指導も行っている。
2018年より、様々な物事に物語を付ける事によって、何かを伝えたり、新しい価値を産み出したりする「ストーリーテラー」としての仕事を開始。カフェのWebサイトやベンチャー企業のPR冊子、展覧会のパンフレットなどに、それぞれの商品や作品からインスピレーションを受けて執筆した物語の寄稿も行っている。