文学座・中野志朗主宰WS／シェイクスピア作『ハムレット』読み合わせ

丁寧な指導により、演技力をブラッシュアップさせます。
演劇史に燦然とその名が輝くシェイクスピアの代表作『ハムレット』をとり上げます。「文学のモナ・リザ」とも「演劇のスフィンクス」とも形容され、多くの演劇人を惹き付けて止まないこの作品には、これまで多くの名優が挑んできました。
「生きてとどまるか、消えてなくなるか、それが問題だ――。」
苦悩するハムレットの問いは、今日なお私たちに鋭く突き付けられています。

丁寧な読解のもとで台詞を音声化しながら、登場人物たちのやり取りを立体化します。

多くの気付きをとおして、参加者みなさまの、各々の現場に活かせる内容を目指します。
　
～あらすじ～
デンマークで国王が急死し、弟のクローディアスが残された王妃と結婚して、王座に就く。王子ハムレットには父の亡霊が現れて、自分は弟に毒殺されたのだと語る。父の亡霊に復讐を誓ったハムレットは狂気を装い、恋人オフィーリアを罵り、隠れていたその父である宰相ポローニアスを刺し殺す。オフィーリアは発狂して命を失う。激怒した兄のレアティーズとハムレットとに剣術試合が仕組まれる。


開催日：7月14日(土)13時～18時
　　　　
開催場所：阿佐谷地域区民センター　第５集会室

参加費：2000円

定員：男性3名＋女性3名より開講致します。

テキスト：ちくま文庫に入っている松岡和子訳を使用しますので、入手して下さい。

申し込み・問い合わせ先：shiro.nakano72@gmail.com（中野）
お申し込みの際には、上のアドレスまでお名前、性別、年齢、演技経験の有無／経験年数をお知らせ下さい。

締め切り：7月7日(土)

中野志朗・プロフィール
文学座演出部所属。2007年度文化庁在外研究員として、１年間ベルリンにて演劇研修を受ける。演出活動の他に、俳優養成の講師を務める。都立総合芸術高等学校舞台表現科市民講師。他にも芸能事務所、専門学校等で指導をしている。演出代表作としてファルク・リヒター作『崩れたバランス』、ベルトルト・ブレヒト作『男は男だ』などがある。