決まったセリフ、決まった言い回し、決まった動き、決まった感情。相手がどう演技しているのに反応せず、自分のタイミングだけで演技していませんか?今回WSでは相手の演技にどうやって反応し、自分の演技を引き出していくのかについて取り組んでいきます。
海外の稽古場を覗いてみると「listen(聴く)」、「sense(感じる)」、「ecouter(フランス語:聴く)」といった言葉が飛び交い、相手を聞いたり、見たりすることが何より重要視されます。相手の演技に「反応する」ことは、受動的なことで鍛えることができないと思っている人がいるかもしれません。しかし「反応する」ことはテクニックであり、十分に伸ばすことが可能です。
しかしどのようにして伸ばすのか、またそれをどう演技につなげていくのかは正確に教えてくれるところはなかなかありません。今回のマイケル・チェーホフ・テクニックWSではこの「反応する」こと、チェーホフの言葉を借りれば「receiving(受け取る)」ことと、それをいかに演技に結びつけるかに特化して学んでいきます。
【日時】
7月22日14:15〜17:45
※14:00よりスタジオ使用可能
【場所】
ARP STUDIO
住所: 中野区中央2-58-21
URL: http://arpstudio.main.jp/#contact
【講師の紹介】
秋江智文
俳優・演技講師
21歳のときマイケル・チェーホフの著作『To the Actor』を読み、強く感銘を受ける。25歳のとき渡英。チェーホフ・メソッドのサラ・ケーン(Sarah Kane)および、クリストファー・ガービー(Christopher Garvey)に師事し、チェーホフ・メソッドやスピーチテクニックを学ぶ。また『マイケルチェーホフ・ロンドン・スタジオ』(Michael Chekhov Studio London)の校長を務めるグラハム・ディクソン(Graham Dixson)にも師事する。現在ではウルリッヒマイヤーホーシュを師として、日本でマイケル・チェーホフ・テクニックを体系立てて教えている。
【マイケル・チェーホフ・テクニック】
マイケル・チェーホフとは、20世紀における最高の役者の一人と称されるマイケル・チェーホフは「かもめ」「三人姉妹」を書いたアントン・チェーホフの甥であり、演劇メソッドの父ともいえるスタニスラフスキーの一番弟子でもあります。
講師でもあったチェーホフは、心と身体とイメージのつながりを観察し続け、俳優の才能や能力を引き出す「サイコロジカルジェスチャー」や「アトモスフェア」といったテクニックを考案しました。
【料金】
2500円(税込み)
※当日の支払いでよろしくお願いいたします。
※領収書が必要な場合はその旨をメールにお書きください。
【申し込み・問い合わせ】
下記にメールアドレスに氏名・年齢・性別・演劇歴を書いてください。
また何か質問がありましたお問い合わせください。
michael_chekhov_tokyo@yahoo.co.jp