【絶対安全ピン制作部よりイベント出演者募集】
はじめまして。絶対安全ピンです。
当劇団が企画するイベント『ひとり祭り2011』(ひつじ座30分劇場決勝リーグ優勝ご褒美提携公演)の出演者を募集するお知らせです。
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「OneManStarWars」という一人芝居をご存じでしょうか?
「スターウォーズ」の旧3部作のストーリーをむりやりまとめて、すべてのキャラクターをたった一人の俳優が演じるという作品。子供の頃「スターウォーズ」を400回見たというカナダ人俳優が、オフ・ブロードウェイで演じたものです。
Youtubeで「OneManStarWars」を見た絶対安全ピンの役者黒田は、「日本の演劇人のなかにも、これをパクる奴がきっと出てくるに違いない。例えば、ガンダムで」と予想しました。
しかしそれから3年後の2009年、ガンダム30周年の様々なガンダム企画のなかで、「ガンダム一人芝居」はどこにも現れません。黒田は、キレました。自称ガンダム好きも、自称演劇人も腐るほどいるはずなのに、なぜ誰も「ガンダム一人芝居」をやらないんだ、と。
「じゃあ仕方ないから俺がやる」
そうして生まれたのが「ひとガン」です。(Youtube「ひとガン」検索でヒットします)
アムロを、シャアを、ガンダムを、ザクを、数々の名セリフを、すべて、黒田一人で演じる。役者冥利に尽きるとすら言ってみたくなる挑戦。
これは、「演劇」なのでしょうか?「演劇」でないとすれば、何と呼ぶべきなのでしょうか?
サブカルチャーへの子供じみた偏愛を、誰の助けも借りずに直球でぶつける。
それは、(一人の役者の人生が投影された)ドキュメンタリーであり、(二次創作とは何か、演劇とは何かを問う)文芸批評であり、単なるセンス・オブ・ワンダーのかたまりであるはずだ、
と、絶対安全ピンは主張します。
同時に思うのです。
「役者であれば誰でも、挑戦したい一人芝居があるはず」
「バラエティーに富んだラインナップのイベントにすれば、唯一無二の観劇体験を提供できるはず」と。
そう思って企画したのが「ひとり祭り2011」です。
絶対安全ピンからは、「ガンダム」「ガラスの仮面」「サザエさん」「ルパン3世」を準備しています。
「ドラクエの一人芝居化をできるのは俺だけ」
「インディー・ジョーンズを日本人でキャスティングするとしたら全員俺」
「千と千尋は俺一人」
と、内心思っている演劇人の皆様、このイベントに参加してみませんか?お待ちしています。
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本番日程は8月20日(土)21(日)、会場はひつじ座(南阿佐ヶ谷)です。
オーディションは6月11(土)、12(日)を予定しております。
興味をお持ちの方は、
infoアットマークanpin.main.jp
へ、ご連絡下さい。劇団より、企画書を返送いたします。