いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
第68回『本読み会/トム・ストッパード』
■作家
トム・ストッパード
■作品
未定!
いろいろ読み比べて迷っているところです・・・。もう少々お待ちくださいませ!
■日時
2017年10月8日(日)13~17時
■場所
東京都文京区の公共施設を利用します。詳細は参加者に個別にご連絡いたします。
■参加費
諸経費として、お一人様300円
※テキストのコピーをご希望の方は、上記にプラスして、費用負担をお願いしております。
■作品について
1937年、チェコスロバキアのユダヤ系の家系に生まれたトマーシュ・ストラウスレル少年は、家族と共にナチスの迫害を逃れ、シンガポール、続いてインドと亡命生活を送りますが、その中で父を失います。1946年にはイギリスに移住、母の再婚相手の姓を名乗り、トム・ストッパードとなりました。
その生い立ちからして、20世紀という時代を背負ったようなトム・ストッパード。その後、ジャーナリストとして働きながら、劇作家、演劇評論家としても活動を始めた彼は、徐々に人権問題に対する関心を深めていきます。
語られる思想、激しい討論、飛び交う抽象的な言葉たちーー難解で(特に我々日本人には)とっつきにくいイメージを持たれかねないトム・ストッパードの戯曲ですが、しかしそこに描かれる人物たちは、生身の人間の温かさを備えています。
どの戯曲を読むべきか。まだ悩んでいる途中ではありますが、いずれにせよ!言葉を味わいながら、戯曲を丁寧に紐解いていくような時間になればと考えています。お時間ある方は、是非遊びにいらしてください!
■おねがい
作品は未読のままでもご参加いただけますが、全シーンを読まず、ところどころ飛ばして読み合わせを進める可能性もありますので、一度目を通してからのご参加をお勧めしております。
図書館やインターネット等を利用して戯曲を入手し、目を通していただければと思います。
(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
どうしても見つからない場合は『本読み会』までご連絡ください。こちらでテキストをご用意致します。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。(定員数は戯曲によって変動いたします。)
申し込み多数で定員に達してしまった場合には、見学でのご参加をご案内させていただきます。
■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙