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カテゴリ:フリートーク 返信(42) 閲覧(10871) 2008/07/07 00:53
たけのすけさん、こんばんは。お邪魔します。
席。私は前から2,3列目の通路際が好きです。荷物があるのと、唾が飛ぶのは気になるし。段差も考慮に入れますね。前に大男が
並んですわると何も見えないことがあります。
先日、開演直前になって「なお、最前列のお客様には水しぶきがかかります」なんて言ってるところがありましたが。こういうのは前もって言ったうえ、ビニールか何かを配る親切がほしいです。
ベンチタイプだと端は押されて半身分しかスペースがなくなってしまうこともありますが。それが2日続いて体調を崩した苦い経験があります。
じべ。さんが歌舞伎の「とちり」席について話されていましたが、
これは東京の歌舞伎座で言われ出したことで比較的新しい話です。厳密には「とちり」は花道の内側の通路際の席を指します。なぜかと言えば、ここはちょうど「花道の七三」に当たり、役者が立ち止まったり、見得を切る場所だからです。梨園のご贔屓筋なら言わなくてもこの席がとってもらえるのです。
また、「とちり」は「出とちり」「台詞のとちり」に通じ、「とちりを埋める」というゲンかつぎもありまして、ここが空席なのは嫌なものらしいです。役者によっては「とちりが空いてるぞ。誰か埋めとけ」と言って、自分のお弟子さんを座らせた人もいました。役者にとって
一番いい気持ちで芝居ができる場所の席が空いてるのは嫌でしょうね。歌舞伎には「とちり蕎麦」と言って、「とちった人」は一座全員にとちり蕎麦を配る罰則の風習があります。天ぷら蕎麦が決まりですが、人によってメニューが違ったり、商品券の場合もあり、また、
この風習を自分の一座では廃止した人もいました。
とちった役者が出番を終えて帰ってくると「おい、とちり蕎麦だよ」
と声がかけられます。舞台上でささやく意地悪な人も。
最近は「噛む」とか「カミカミ」とか言いますが、これはTV業界の言
いかたで、芝居では「とちり」「とちる」と言います。
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