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演劇企画「ある」ブッフォンワークショップvol.2〜パロディから風刺へ〜

  • ケッアール ケッアール(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(0) 閲覧(79) 2015/12/11 01:01

あざといわざとらしい、浅はかなパロディよ、さようなら!
繊細で丁寧な見事にバカバカしい、鋭く美しいパロディよ、こんにちは。

パロディとは社会的な立場の低い、最下級の人の持つ最高で最強の攻撃です。テロなんかより、ずっと鋭い!ブッフォンを通じて、ペンは剣よりも強し、演劇は爆弾より強し、を手に入れよう。

ブッフォンのワークショップ 第2弾です。
第一回に参加されていない方も是非どうぞ!
ブッフォンについては、ワークショップの概要の下にあります。

テーマ 〜ブッフォン vol.2 パロディから風刺へ〜

2016年
1月6日(水)18:00〜22:00まで (17時45分開場。18時開始)
場所:赤城生涯学習館(教養室A)  http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=649

1月7日(木)18:00〜22:00まで (17時45分開場。18時開始)
  場所:西戸山生涯学習館(和室)http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=644

参加人数10人程度まで。

料金: 2日通しで、3000円 (1日は2500円・・・2日通した方が意味がわかります)

内容 

 初日 1:身体の解放と他者とのコミュニケーション
二人組でからだを揺らします。
自分の体のこわばり、身構えに気づき、他者にからだを委ねる感覚を感じる。

    2:嫌いな人を演じる。キャラクターを演じるのではありません。
いかに嫌なやつか見ている側が理解し、しかも笑えないといけません。

    3:「醜い」体になり、嫌いな人のモノマネをしてあざ笑う。

 二日目 1:体揺らし。下半身中心。
(身体的なワークショップなので、自由にしておく必要があります)

     2:何種類かの「醜い体」になりモノマネをする。ブッフォンの笑いとは。
「笑う対象」をはっきりさせながら、観客を楽しませる笑いです。

 2日間を通じて、舞台上では「悪を避け、心に波風を立てず、他人を嫌悪しない良き人」ではなく、「自分にプライドを持ち悪を悪と認識し、あざ笑う生きるエネルギーに溢れた人」として存在できるようになって欲しいです。(あくまでも舞台上で、です。心の底の怒りを表現できることは、しかも観客を楽しませながら表現できることは、素晴らしいことです。怒りも捨てたものじゃありません)

応募は、以下まで
1 演劇企画「ある」ホームページ http://engekikikaku-aru.jimdo.com/
2 engekikikaku.aruあっとまーくgmail.com のあっとまーくを半角@になおして申し込みください。(一度はホームページをご覧になることをお勧めします。)

ブッフォンとはヨーロッパの芸能です。元は、ブッフォンと呼ばれた人(悪魔、ジョーカー)から由来しています。ルコック演劇学校(フランス)の授業に取り入れられ有名になりました。現在は、フィリップ・ゴーリエ演劇学校(フランス)の最終コースです。また、フランスやイギリスではブッフォン劇場もあります。

ブッフォンとは
 中世キリスト教社会において、悪魔の子として排除された人々、娼婦、身体障がい者、同性愛者、魔女(と見なされた人)、異教徒のこと。つまり、社会から排除された人々。ブッフォンは自分たちを排除した価値観を冒涜したり、権力者たちのモノマネをすることで彼らを嘲笑い告発する。そのモノマネは、グロテスクで意地悪く激烈なパロディである。
 クラウンが純朴な子供だとしたら、ブッフォンは頭のいい、意地悪な悪魔でる。しかしブッフォンの表現にはユーモアがあり、権力者を告発し、「正しい」価値観を冒涜する喜びにあふれている。
このワークショップを通じて、告発し、冒涜する喜びを知ってほしいと思います。

 ブッフォンは上記の通り、社会から排除された最も苦労した人々が元になっています。こうなると、たいていの日本人は(アジア人かもしれませんが)、同情し、涙を誘う表現になります。ブッフォンは同情を拒否しています。強烈な文化の違いを体験出来るワークショップでもあります。

 身体の感受性、表現者としての批評精神、人間観察眼、想像力、他者の立場で感じること、繊細さ、ユーモア、美的感覚、観客の心をつかみ振り回す術、などなど、およそ表現者として必要なこと全てが問われます。登場人物の気持ちを理解し共感し、ある感受性で身体化すればいいという単純なものではありません。フィリップ・ゴーリエ演劇学校での最終コースでもあります。「よくあるちょっとイイ俳優」から抜け出すため、オーディションと関係なく参加してくださっても嬉しいです。

 俳優はもちろんんこと、芸人やパフォーマーの方にもオススメのワークショップです。

演劇企画「ある」主宰:堀益和枝 http://engekikikaku-aru.jimco.com/





  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

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