毎月4日と6日に行っている演劇の稽古の為の稽古、劇団の枠を越えて、として、様々な方面から幅広い多くの方に参加してもらっています。今年3月でとうとう1年間を越しまして、現在は2巡目に入っています。今後も意義を持って継続して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
あらためまして、2025年の11月と12月のご案内です。10月が公演の為にお休みだったので、2カ月ぶりになります。こちらの文章にて参加者を募集いたします。これまで様々な劇団、方面から幅広い世代の方が参加してきていますので、今年残り4回も、面白い、刺激的な邂逅があったら素敵だと考えています。どこか琴線に触れた方、ぜひどうぞよろしくお願いいたします。以下、過去の募集案内と書かれていることは同じですが、募集の詳細です。
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通常稽古46とは、WS形式の演劇の稽古で、ファシリテーターは長堀博士が行います。演出家で劇作家、青学第18期を履修したワークショップデザイナーでもあります。また、多くの劇団で舞台監督や音響や照明を行っている経験から、様々な稽古に触れる機会を得ています。それらの経験から、通常に行う稽古ってどんなものだろう?って側面からワークショップ形式にて、舞台演劇の稽古を行っていく企画です。
小劇場演劇の稽古では、どうしても、人が集まる短い稽古時間の中では台本稽古ばかりになってしまい、その前にウォーミングアップを行うとか、身体的なスキルをアップさせる時間を作るとか、が行われないままになってしまう場合が多いです。一方、プロの俳優たちの多くは、日常の中で身体を作る時間、メンテナンスを行う時間を持っていて、そのことで、小劇場の、自分の身近な出演者との間の開きが、より離れていってしまっているのではないか?と思うようになっていました。
それで、長堀の演劇の稽古では、・・・楽園王という劇団と、ウテン結構という劇団の2つあります・・・、なるべく短い時間にギュッと発声練習を中心としたウォーミングアップの時間を作り、その後に台本稽古に入る、ということを行ってきています。そのウォーミングアップは、様々な劇団、優れた演出家がやっていることの真似ですから、効果的だったり、実は面白かったりもします。
「通常稽古46」では、それを行います。本当は、短い時間で行えるウォーミングアップなのですが、丁寧に説明をしながら、少し時間を使って行っていきます。そして、稽古の後半では、せっかくウォーミングアップをしたのですから、ちゃんと台本稽古を行って終わりたいと思っています。かなりの頻度で稽古用の新作短編を書いたりして、充実した稽古を実現できてると考えています。どこか琴線に触れるところなどありましたら、ぜひ参加をご検討下さい。よろしくお願いします。
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・通常稽古46の名の通り、毎月4日と6日の開催。1回だけでも、続けて2回とかでも、自由にご参加ください。
11月は、11/4(火)、11/6((木)、
12月は、12/4(木)、12/6(土) の、いずれも18:30からです。会場は参加者へ直接案内させていただきます。池袋駅から歩ける稽古場になる場合が多いです。
・開始30分前から稽古場に入れます。夜間は22時に終了予定です。
・参加費が掛かります。1回1000円です。当日にお支払いいただきます。
・内容は、基本的には毎回一緒です。ですが、扱う台本は毎月違うものを、と工夫して考えています。この稽古に向けて新作を書く場合も多いです。
・発声練習の丁寧版、スローモーションの練習、それを踏まえての、台本を使った台詞の稽古などを行います。通常稽古の名前の通りに。
・体を動かしますので、動ける格好で来るか、着替えを持ってきてください。会場によっては、お手洗いなどで着替えてもらうことになると思います。
・都合が良い日を申し込み、お越しください。これまで、1回だけの方から、ほぼ前回顔を出してくださる方まで、様々な方に参加いただいています。
「あらためまして、ご自身だけではなく、知り合いを紹介したくなった方がいましたら、そちらもぜひお願いします。演劇は、一人では決して成立しないものです。この企画が、新しい邂逅につながると共に、良い演劇的なサイカイ(再開や再会)になればとても嬉しいです。このサイカイの言葉で参加してくれた方も今までいました。どうぞよろしくお願いいたします。」
長堀のメールアドレス: rakuenoh20@gmail.com(ラクエンオウ20@ジーメイル.コム)
演出家 長堀博士(楽園王/ウテン結構/通常稽古46)
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■長堀博士、劇作家、演出家。1991年に「楽園王」をスタート、2025年で34年目に。来年には35周年の記念公演を。2018年には「ウテン結構」をスタートさせ、プロデューサーも行っている。来年には楽園王が35周年記念公演、ウテン結構が第+回公演を行い、活動の大きな節目を迎えます。
演出家としては、「利賀演出家コンクール」には通算7回参加し、イヨネスコ『授業』の上演では優秀演出家賞を受賞、その後2年間、審査員としてもコンクールに係わっている。「利賀演劇人コンクール」と名前を変えてからは、チェーホフ『イワーノフ』の上演で奨励賞を受賞。
静岡県舞台芸術センター(SPAC)には2回招聘されて、寺山修司『青ひげ』、エウリピデス『メディア』を上演。
青学ワークショップデザイナー(第18期)を履修したワークショップのファシリテーターでもある。
自分が主宰する劇団の活動のほか、幾つか他の劇団の公演では、舞台監督、照明や音響、出演?も行ってきている。
近年は、楽園王の活動として、古典だけを上演する演劇祭「板橋ビューネ」へ毎年参加をしていて、コンスタントに古典戯曲や文学作品を手掛けている。
また、2024年7月にはオリジナル作品の『風』の上演にて「初代茨城劇王」の称号を手に入れている。
現在準備をしている公演は、長堀が主宰している楽園王は、2026年が劇団をスタートしてから35周年イヤーに。まず1月には下北沢駅前劇場にて新作公演を行います。
長堀がプロデュースを担当しているウテン結構は、満を持しての第10回公演『ZOO』を2026年の5月に行います。楽園王、ウテン結構、共に、2026年は重要な節目の年で、大きく躍進して行きたいと考えています。そして、現在に、様々な方と一緒に稽古をしたり、新しく出会ったり等をとても大切に思っていますので、通常稽古46にも期待をしています。どうぞよろしくお願いいたします。
【ハラスメント防止のための取り組み】
・恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。
・あらゆる差別と暴力を容認せず、誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。
・ワークショップ指導者と参加者が2人きりになることはありません。