※CoRich運営事務局はテーマの真偽について調査を行っておりません。募集情報に応募する前に、投稿者のプロフィールや公式ウェブサイト等をよくご確認ください。

ワンツーワークス 演劇ワークショップ 【10月】実践編 「演技のライブ感を生む聞く力と話す力」

  • 藤川けい子 藤川けい子(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(0) 閲覧(130) 2025/09/22 09:32

 会話の技術で俳優に最も求められるのは「聞く力と話す力」、そしてその力を支える「感情と身体の連動」です。例えば、互いへの怒りを抱えた二人が激しく主張をぶつけ合う場面。俳優はまず、ベースに「怒り」という感情を心に置き、その感情にふさわしい身体を持つことが必要です。その感情と身体を持って相手の台詞を聞きながら、絶えずリアクションをとり続け、そのリアクションに応じて感情も身体も細かく変化させ続ける。そして相手が台詞を言い終えたその瞬間の自分の感情と身体で、「相手の心をどう動かしたいのか」を明確にして自分の台詞を繰り出す。この細かい変化がつくりだす流れをお互いが淀みなく繰り返すことで初めて会話のライブ感は生まれます。台詞は常に、自分の表現を説明するためにあるのではなく、「相手の心を動かすため」にあるのです。

 加えてもう一つ。俳優が理解しなければならないのは、そもそもベースに置いた「怒り」の感情は、この戯曲のこの場面にふさわしい怒りなのかどうかを考えておくことが大切です。つまり、戯曲の読解力が必要になるわけですが、各場面でつくりだすべき「空気感」はいったいどういうものなのかを念頭に置いて、「感情と身体の連動」を駆使し、そして「聞く力と話す力」を発揮し続けなければならないのです。

 このワークショップでは戯曲のテキストを用いて配役を決め、会話の技術の上達を図りながら、「独り善がりの会話にならないこと」「場面の空気感をその場の登場人物全員でつくりだすこと」、この二つをミッションとして実践していきます。この機会にぜひ、自分の演技を「ホンモノ」へとレベルアップしましょう。

[日程] 10月11日(土)・12日(日)13:30~20:30 (2日とも)
[会場]ひつじ座(丸ノ内線南阿佐谷駅)
[受講料] 8,800円(税込み)
[応募締切] 10月5日(日) 23:59
[定員] 16名程度
[応募資格] 高校生以上の演劇経験者

【応募方法】
事前のお申し込みが必要です。ワンツーワークスの公式ホームページ内にある専用フォームに、①氏名(ふりがな)、②性別、③年齢(または学年)、④所属団体名(所属のある方のみ)、または学校名、⑤受講志望動機、⑥住所、⑦電話番号、⑧メールアドレス、以上をご記入ください。
https://www.onetwo-works.jp/workshop/2025/10/1/

[講師] 古城十忍
[インストラクター] 奥村洋治/関谷美香子

★古城十忍
こじょう・としのぶ/劇作家、演出家。ワンツーワークス主宰。宮崎県生まれ。新聞記者を経て1986年、「劇団一跡二跳」を旗揚げ。2008年のファイナル公演まで全公演の脚本・演出を担う。09年に「ワンツーワークス」として再始動。一貫して社会問題をジャーナリスティックな視点で舞台化する作品を発表。05年、文化庁新進芸術家派遣でイギリスに留学。現在、「公益社団法人日本劇団協議会」常務理事。「埼玉県立芸術総合高校」「東京都立総合芸術高校」「昭和音大ミュージカルコース」で非常勤講師を務める。

★ワンツーワークス
一跡二跳を2008年に解散後、2009年に新たな演劇集団としてワンツーワークスを結成。2010年4月旗揚げ公演以降、年に2~3本の主催公演のほか地方公演多数。古城十忍のオリジナル戯曲の他、翻訳劇、ドキュメンタリー・シアターの製作を柱とし、ジャーナリスティックな社会派演劇を上演する。

【お問い合わせ】ワンツーワークス TEL:03-5929-9130
メール:onetwoworksinfotemp@yahoo.co.jp
公式ホームページ:https://www.onetwo-works.jp/
申し込みフォーム:https://www.onetwo-works.jp/workshop/2025/10/1/
【ハラスメント防止のための取り組み】
・参加者には事前にワークショップで使用するテキストとともに、「ハラスメント防止」の指針をメールでお送りします。
・当日は、受講者がのびのびと参加できる、安心安全な学びの場を提供します。
・身体的接触を必要とする場合は、必ず本人の了解を得た上で行います。
・個人情報を開示することはありません。
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

このページのQRコードです。

拡大