2027年、浜松町駅直結の「港区立みなと芸術センター」が開館します。この新たな文化拠点が広く親しまれる施設となることを目指し、港区では2022年度よりプレ事業を展開しています。
そのプレ事業の一環として、昨年度、大好評だったリーディング・ワークショップを今年度も開催します。今回は、作家・アーティストの小林エリカさんを迎え、近作『女の子たち風船爆弾をつくる』をはじめ、古典戯曲や歌劇の上演台本等、実際に声に出して読む時間をともにします。
小林さんがこれまで取り組んできたのは、歴史のなかで語られずにきた人やものの声に、耳を澄ますこと。このワークショップでは、かつてそこにいたかもしれない「わたし」の痕跡をたどりながら読むことで、その声をいまに立ち上げていきます。作品に込められた問いや背景について、参加者同士で言葉を交わし、考えを深める時間も設けます。
2025年は終戦から80年。しかし、世界では今も戦争が絶えません。
そんな時代に、過去を振り返り、「読むこと」「声にすること」は、何を生み出すのか。
演技経験は問いません。ジムに行くような気軽さで、ぜひご参加ください。
アーティスト:小林エリカ(作家・アーティスト)
日時
第1回:9月21日(日)
第2回:10月25日(土)
第3回:12月6日(土)
第4回:1月10日(土)★
第5回:2月21日(土)
第6回:3月21日(土)
各日13時~16時
★第4回ゲスト:寺尾紗穂さん(音楽家・文筆家)
定員:30名程度
参加費:無料
会場:旧三田図書館 他
締切:8月31日(日)
応募方法・詳細はWebサイトをご覧ください。
https://www.kissport.or.jp/event/info/?id=81975
【ハラスメント防止のための取り組み】
※港区立みなと芸術センターの開館準備業務は「港区職員のハラスメントの防止等に関に関する要綱」に基づいて実施しています。
また、現在「港区立みなと芸術センター開館準備室」によるガイドラインを策定中です。