2026年1月に上演する理性的な変人たちvol.5『口いっぱいの鳥たち』の出演者を募集いたします。
【作品について】
『口いっぱいの鳥たち』(原題:”A MOUTHFUL OF BIRDS”/1986年)は、イギリスを代表する劇作家キャリル・チャーチルが、振付家のイアン・スピンクを交えてデイビッド・ランと共同執筆した作品です。ギリシャ悲劇『バッコスの信女たち』を下敷きにしており、抑圧とストレスにさらされた人物たちが憑依と狂気を通して暴力性を発露させていく、「弱者による暴力」がテーマとなっています。
◆あらすじ
うさぎの皮を剥げないリーナ、無職のデレク、トリニダード出身の電話交換手マーシャ、鍼灸師のイヴォンヌ、会社の利益を出すことに追われるポール、司祭のダン、秘書のドリーン。
抑圧された日常を送る7人の登場人物たちはディオニュソスにいざなわれ、霊や衝動に憑依される。暴力的な力を手に入れる者、押し付けられた"らしさ"から逃れる者…彼らを待ち受けるのは解放か、それとも——
【募集する役について】
・メインはデレク役です。トランスジェンダー女性として執筆されたと考えられる役です。はじめは、仕事人間だった父親の存在や男性でいなければという強い思いから自分を縛り、筋トレジムに通い詰めているが、自身の性や衝動と向き合う中で、最後のシーンでは自分に女性装(性別移行もしたかもしれない)を許すという流れになります
・劇作上、他に別の役(シス男性役含む)も演じていただきます
【応募条件】
・20代後半~30代に見える方
・本番までに身体を鍛えていただける(ある程度筋肉をつけていただける)方
・国籍は問いません。ただし、日本語での意思疎通、演技等に支障がない方
・舞台出演経験がある方
・稽古から本番の期間、ご自身の体調管理に努めていただける方
【募集スケジュール】
応募期間 :2025年8月17日(日)24時まで
書類・動画選考結果:2025年8月25日(月)24時までに全員に連絡いたします
対面オーディション:2025年9月4日(木)10:00~18:00のうち最大1時間
※都内にて実施。詳細は書類・動画選考通過の方にお知らせします
【公演概要】
理性的な変人たちvol.5『口いっぱいの鳥たち』
作:キャリル・チャーチル、デイビッド・ラン
翻訳:安川奈那、尾﨑はるか 翻訳監修:松岡和子
演出:生田みゆき(理性的な変人たち/文学座) 振付:伊藤キム
公演日程:2026年1月12日(月祝)・15日(木)~18日(日)
都内にて。6回程度の公演を予定しています。
稽古日程:2025年12月9日(火)~2026年1月10日(土)
※稽古場は都内で調整中です ※週1~2回と年末年始にオフ日を設けます
※稽古開始前に数日間プレ稽古を行う可能性がございます
ご出演料:最低11万円(税込)
【応募方法】
課題動画・プロフィール(PDF にてA4 で2 ページ以内)をご用意の上、こちらのGoogleフォームよりお送りください。
https://forms.gle/fCHzLAx6T1UuviUQ8
【課題動画について】
課題のモノローグを撮影したものをyoutube、Vimeo 等に限定公開でアップロードした上でURLをお送りください。服装・背景・画質などは審査の対象に含めません。また、台詞を覚える必要はありません。
課題のダウンロードはこちらから→ https://x.gd/Z08hv
【お問い合わせ】
理性的な変人たち 制作 担当:滝沢 henzinzin@gmai.com
※理性的な変人たちWEBサイトはこちら https://r.goope.jp/henzinzin/
【ハラスメント防止のための取り組み】
・ご応募にあたり知り得た個人情報は厳重に管理し、選考の用途にのみ使用させていただきます。
・全ての関係者が安心して集中出来る場を整える事に尽力いたします。
・不適切な身体接触、攻撃的・暴力的な言動はいたしません。演技表現についても演者の心身の安全安心を第一に、最大限配慮いたします。
・対面オーディションはお1人ずつ行います。その際は必ず関係者複数名で対応いたします。参加者を主催者側の誰かと2人きりにはいたしません。