2025年12月にメーテルリンク作「青い鳥」を上演します。
上演にあたって、出演者を一人募集します。
12月11日〜14日
サブテレニアン(東京・板橋)
原作/モーリス・メーテルリンク
構成・演出・美術/赤井康弘
出演/葉月結子
赤松由美(コニエレニ)
大美穂
他
稽古日程
11月10日から、サブテレニアン。平日夜間、週末昼間から。20回〜25回程度。
応募条件/18歳以上。20代の男女どちらかに見える方。舞台出演の経験のある方。
応募方法/タイトルを「青い鳥出演希望」とし、名前、年齢、(あれば)所属団体、芸歴、連絡先、バストアップの写真を添付の上、info@subterranean.jpまでメールしてください。
出演料/固定+キャッシュバック制
選考/【一次】書類審査【二次】テキストの音読、面談。二次審査は随時。
サイマル演劇団「青い鳥」は2023年12月に東京と福島で初演しました。今回は再演となります。複数のテキストを引用した、キメラのような構造を持つ作品です。
モーリス・メーテルリンク(1862-1949)
ベルギー生まれのフランス語詩人、劇作家。最初、写実的な短編小説を発表するが、パリに滞在し、神秘主義の道を歩むようになった。代表作に詩集「温室」(89)、「盲人たち」(91)、「ペレアスとメリザンド」(92)等。20世紀に入ると作風が一変し、写実的なる一方、愛と希望や自然界の神秘を探る主題へと変化した。1908年に「青い鳥」を発表。1911年、ノーベル文学賞受賞。
サイマル演劇団および赤井康弘のプロフィール/演出家・赤井康弘のほぼ一人劇団。1995年、仙台で旗揚げ。東京公演や東北地方でのツアーを行う。2000年、東京に拠点を移す。2006年、サブテレニアンをオープン。以降、古典作品を上演。俳優の身体性をを軸に、物語から距離を持ち、そこから離れようとする身体と近づいてしまう精神とのせめぎ合いを、硬質な身体と独特の発話で、主に不条理劇、前衛劇として上演。代表作に、円環運動を主とした「授業」、シュルレアリスムの代表作を扱った「ナジャ/狂った女たち」、ダダイズムと表現主義の境目に屹立した「ベビュカン」、感染症の蔓延する都市を描いた「Peste≠Peste」、無数のテキストを引用したキメラのような構造の「フェルディドゥルケ」等。2011年、利賀演劇人コンクール参加。2017年、韓国・礼唐国際舞台芸術祭に招聘。2022年、ポーランド・国際ゴンブロヴィッチフェスティバルに招聘。準グランプリを獲得。その他、サブテレニアンではプロデューサー及びキュレーターとして活動。古典だらけの演劇祭「板橋ビューネ」や、パフォーマンスアートを主に扱う「Marginal Man」等を企画、製作。海外の演劇祭の参加劇団のキュレーションも行う。
「青い鳥」は、みなさん小さい頃に読んだお話かもしれませんが、改めて読むと、いろいろと示唆に富む話です。もう一度、新しい視点でメーテルリンクの名作に取り組んでみましょう。
【ハラスメント防止のための取り組み】
恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。