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カテゴリ:フリートーク 返信(1) 閲覧(143) 2015/05/13 22:54
(自分で自分に返信ばかりして、
まるで「会話」があったかのようにしてしまい申し訳ありません。)
本件について
「こう考えるにいたったそもそもの想い」を
思い出したので追記させていただきます。
演劇を生業とする方々の「苦労」を自分は知りません。
毎回公演を行うにあたり、
・ 生活費の為
・ チケットノルマの為
・ 公演自体の為
・ 機材その他や技術習得の為
などに、演劇業のみでなく副業やアルバイトなども兼務され
苦労されている方は多いと思います。
「早くお芝居一本で食えるようになりたい」
という気持ちはかなり分かります。
そして、自分のこれまでの努力が認められ、
脚本/演出家や役者さん達に対して
仕事の依頼、出演オファー等が来るようになり、
それが月単位など定期的なものになっていくのは、
本当にその方の努力が実ったのだなあ、
と感動すらあります。
しかし、ここで
「そもそも自分が何故”演劇”を志したか?」
という気持ちを忘れていってしまっている人はいないでしょうか?
外部から来る仕事依頼/出演オファーを完全に「ビジネス」として割り切り、
・ 「創作者になりたかった自分」
・ 「表現者になりたかった自分」
の気持ちを捨てて、
単に「仕事をこなすだけの存在」になりはててはいないでしょうか?
自分が元々目指していた100%について、
「どう観ても/考えても、この出来は30%にも満たないけど、
今回は依頼元あっての事だからしょうがない」という
割り切りというか諦めのようなものがないでしょうか?
そうした「ビジネス」としての割り切り/諦めを受け入れるようになってしまうと
ご本人自身の中にあった「高みを目指す気持ち」が
薄れてしまわないかと懸念されます。
また、それまでのご本人の様々な活動に心を打たれて、
その人の名前で観劇するお芝居を決めるようになったファン達に対しての
「裏切り」にはならないでしょうか?
※ その人に本気で惚れ込み、
「もう、どんな事をしてもついていく」という熱狂的なファンはともかく
「夢を観せてくれるからこの人が好きだ」と思っていた
お芝居のファンなどについては、
そういった「裏切り行為」を何度も何度も繰り返されると、
もう自分が尊敬したその人はいないのだな、
と諦め、去って行ってしまうかと思います。
(自分もそんな気持ちがあります。)
「ビジネス」の前に、
「自分が演劇の世界を目指した理由」について
もう一度振り返ってみて
「自分自身を、そしてファンを裏切っていないか?」
を考えて欲しいと思います。
以上、長文失礼しましたm(_ _)m
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