画面越しでも役者から伝わる臨場感あふれる感情やエネルギー、大勢の観客前でもまるで本当にやり取りがされて思えるほどの演技。そこに嘘はない、普段の私たち以上のリアルなやり取りを役者は繰り広げています。
果たして、役者本人だけでなく観客もリアルだと感じるキャラクター同士のやり取りをするためには、どうしたらいいのでしょうか?
演技術の父であるK.スタニスラフスキーやその弟子マイケルチェーホフは、俳優が自分のやっていることに真実と感じ、架空の世界の中で生きるための術を研究し体系化して、後世に伝えました。
今回のワークショップでは、リアルな演技するために演技術をわかりやすく、身体を通して理解していきます。
神戸での初開催となるこのワークショップは、役者だけでなく演技初心者にも受講していただけます。
□ワークショップの内容□
・自己紹介
・ウォームアップ
・演技術について紹介と体験
・お互いの演技を見せ合う
・感想/質疑応答
□講師紹介□
秋江 智文
演技講師・演出家・俳優・通訳
マイケル・チェーホフスタジオ東京代表
アクティングコーチギルド(ACG)理事
京都芸術大学非常勤講師
21歳のときマイケルチェーホフの著作『To the Actor』を読み、強く感銘を受ける。25歳のとき渡英。英国アルテミス・スピーチ&ドラマスクールで、チェーホフテクニックのサラ・ケーン(Sarah Kane)および、校長のクリストファー・ガービー(Christopher Garvey)に師事し、チェーホフテクニックやスピーチテクニックを学ぶ。また『マイケルチェーホフロンドンスタジオ』(Michael Chekhov Studio London)の校長を務めるグラハム・ディクソン(Graham Dixson)にも師事する。現在ではウルリッヒマイヤーホーシュ(Ulrich Meyer-Horsch)を師として、日本でマイケル・チェーホフテクニックを体系立てて教えている。多くの海外講師を招聘したり、海外講師からのオンラインレッスンを企画するなど世界的なレベルのテクニックを届けている。マイケルチェーホフヨーロッパ(MCE)の講師養成のメンバーとして日々演技を教えることを研究している。
松竹エンタテインメント俳優スクール、株式会社フリー・ウェーブ、ポーラスター東京アカデミー、株式会社アンカットなどで講師を務めている。
【日時】
10月 17日 (木) 午後6:15 ~ 午後9:45
【場所】
studioせんす
神戸市中央区元町通1-10-4 5F
【受講料】
1000円
【対象者】
俳優または演技に興味のある学生・社会人
※もし参加したいけど心配や不安を感じられる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。
※演技のトレーニングの性質上、体を大きく動かし、他者との接触がありえますのでご理解の上ご参加ください。
【定員】
14名
【申し込み方法】
ホームページの「APPLICATION」よりお申し込みください。
https://www.michael-chekhov-tokyo.com/
【ハラスメント防止のための取り組み】
・ガイドラインを設け、講師、運営者、受講生に順守していただくようにします。
・地位や権限あるいは優位性を背景に、適正な範囲を超えて人格と尊厳を侵害する言動で、精神的・身体的苦痛を与えることはしません。
・性的な言動や性的要求によって相手に不快感や恐怖を与え、レッスン(指導)環境を悪化させることはしません。
・性に関する固定観念や差別意識に基づく嫌がらせ、女性または男性という理由のみで性格や能力評価を決めつける事はしません。
・身体接触などがあるエクササイズの場合は事前に説明を行います。