いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ https://honyomikai.net をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
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第97回『本読み会/森本薫』
https://honyomikai.net/2024/09/19/97th-information/
■作家
森本薫
■作品
『女の一生』
※著作権保護期間を過ぎているため、Kindle版(青空文庫)等は無料になっているほか、ペーパーバック等のオンライン販売もございます。
■日時
2024年10月3日(木)17:30~21:30
■場所
都内・文京区周辺
※詳細は参加者に個別にご連絡差し上げます。
■参加費
お一人様500円
※学生の方は無料です!
■作品について
『女の一生』は、言わずと知れた森本薫の代表作にして、絶筆となった作品です。初演は終戦直前の1945年4月。恋人でもあった女優・杉村春子のために書き下ろされ、終戦直後の1946年に、すでに病床にあった森本によってプロローグとエピローグが改定されました。杉村春子にとっても最大のヒット、ロングラン作品となり、杉村主演による上演回数は、驚異の947回を記録しています。
物語はその名の通り、不思議な縁によって堤家に拾われた女・布引けいの一生を描いたもので、誰かのために何かを我慢しながら、それでも懸命に生き抜いていく女性のあり方を浮き彫りにしています。
作品は新しい時代への願いをも語っていますが、果たして戦後80年を迎えようとする今、森本の願った新しい時代はやってきたと言えるのでしょうか。まだまだ過去のこととは言い切れない“女の一生”、声に出して読みながら、味わっていければと考えています。
■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。(定員数は戯曲によって変動いたします。)
申し込み多数の場合には、見学でのご参加をご案内させていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております!
https://honyomikai.net/2024/09/19/97th-information/
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■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
https://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙
【ハラスメント防止のための取り組み】
ハラスメント対策
『本読み会』は毎回開催のたびに広く一般から参加者を募っております。継続して参加してくださっている常連の方はいますが、会に所属するとか、参加が強制であるとか、そういった閉鎖的なタイプのコミュニティではありません。
主催と参加者の間にも、なんら上下関係のようなものはなく、本読みの際にもダメ出しのようなことは行いません。純粋な“読書会”としてお考えいただければと思います。
ちなみに『本読み会』の主催二人は、一人は大学で演劇教育に携わる教員、もう一人は臨床心理士です。どちらもハラスメントは専門領域であり、防止に対する意識、常識的感覚は、他団体に劣らず持ち合わせていると自負しております。安心してご参加いただければと思います。