いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ https://honyomikai.net をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
追悼 第95回『本読み会/唐十郎』のお知らせ
https://honyomikai.net/2024/05/20/95th-information/
■作家
唐十郎
■作品
『泥人魚』(新潮社)
(Amazonで購入)※現在品切れ/取り扱いがない状態かもしれません。
■日時
2024年6月8日(土)13:00~17:00
■場所
都内・文京区周辺
※詳細は参加者に個別にご連絡差し上げます。
■参加費
500円(学生さんは無料です!)
■作品について
かつて諫早湾で漁師として働き、今はまだら呆けの詩人が営むブリキ屋で働く螢一は、探し続けていた親友二郎と再会を果たす。そこに現れる一人の女。彼女は、螢一と、彼が持っているはずの“義眼”を探していたーー
干拓事業で大きく姿を変えた諫早の海と人々の生活。失われた過去と人々の想いとは。井上ひさし氏が「独特の詩情と叙情とユーモア。すぐれた劇詩人で舞台の魔術師、唐十郎の集大成」と絶賛し、読売文学賞、紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞をトリプル受賞した傑作戯曲です。
■おねがい
『本読み会』は、皆様と戯曲の出会いを大切に考えております。図書館やインターネット等を利用し、戯曲はご自身で入手していただければ幸いです。(当ホームページの「戯曲の探し方」もご参照下さい。)
ですが、なかなか手に入りづらい戯曲が多いことも事実です。どうしても手に入らない場合、お早めにご連絡いただければ、当日テキストのコピーをご用意いたします(実費のご負担をいただきます)。
作品を事前に読んでくるかどうかは、参加者の皆様にお任せいたします。事前に一度目を通しておくと、物語の流れや構造を落ち着いて味わうことができます。読まずに参加した場合は、まるでお芝居を観ているかのように、物語の展開をハラハラドキドキ楽しむことができます。ご自由にお楽しみください。
■定員について
参加者一人ひとりがしっかりとセリフを読めるよう、毎回定員を設定しております。
※定員数は戯曲によって変動いたします。
皆様のご参加をお待ちしております!
参加申し込みはこちらから
https://honyomikai.net/2024/05/20/95th-information/
■お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
https://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙
【ハラスメント防止のための取り組み】
『本読み会』は毎回開催のたびに広く一般から参加者を募っております。継続して参加してくださっている常連の方はいますが、会に所属するとか、参加が強制であるとか、そういった閉鎖的なタイプのコミュニティではありません。
主催と参加者の間にも、なんら上下関係のようなものはなく、本読みの際にもダメ出しのようなことは行いません。純粋な“読書会”としてお考えいただければと思います。
ちなみに『本読み会』の主催二人は、一人は大学で演劇教育に携わる教員、もう一人は臨床心理士です。どちらもハラスメントは専門領域であり、防止に対する意識、常識的感覚は、他団体に劣らず持ち合わせていると自負しております。安心してご参加いただければと思います。