『本読み会』が発足10周年を迎えました。
「すぐに辞めちゃうとカッコ悪いから、最低でも10年続けよう」と言って始めた『本読み会』も、おかげさまでとうとう目標の10周年を迎えることができました!
今まで支えて下さった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。これでいつ辞めてもそこそこカッコがつくだろうと思うのですが、先日の打ち合わせでは「まあ、じゃあもう10年くらいやってみますか」という話になりました。
ただ集まって戯曲を読むという地味な活動の会ですが、これからも皆様にお力添えいただければ幸いです。今後とも『本読み会』をよろしくお願いいたします。
さて、ちょうど次回はキリの良い第50回の開催。これは何かやるっきゃないなと、イベントを企画いたしました。
ということで、次回『本読み会』の詳細をお知らせいたします。
発足10周年&第50回開催記念特別企画
10周年だよ!全員集合!
■イベント内容
今回は、第一部、第二部に分けての二部制での開催です。
★第一部★
第50回『本読み会・???』
作家:???
作品:???
今回は、これまで『本読み会』で扱ってきた49作品を対象に、様々なシーン、様々なセリフを抜き出して読んでいきたいと思っています。
普段は1人の作家、一つの作品を読むことが多いですが、読み比べてみたら作家の特徴がよく見えてくるんじゃないか。新しい魅力が見えてくるんじゃないか。そんな興味からこの企画を考えました。
最高の恋愛シーンを書いているのは誰なのか。
作家名や役名を伏せたまま読んでみて、果たして誰の作品か分かるだろうか。
”作家の文体”ってよく言うけど、具体的に何か違うんだろうか。
名台詞って一体なんだろう。
実際に読んでみれば、そんな疑問に答えが見つかるかもしれません。
今回が初めての参加と言う方は、これまでの作品を総当りできるチャンスです。
これまで『本読み会』にご参加くださった方は、作品をさらに深く味わえるかもしれません。
★第二部★
『忘本会』
『本読み会』年末恒例行事の『忘本会』。
「年末だもの。本を忘れて飲もうじゃないか」という、つまりは忘年会です。
まだ11月ですが、その辺はご愛嬌。
”忘本”と言いながら、結局戯曲の話が多くなるのもご愛嬌。
のんびり楽しめればと思っています。
※第一部、第二部、どちらかだけの参加も可能です。
■日時
2014年11月29日(土)
第一部/第50回『本読み会・???』
17~19時半頃
第二部/『忘本会』
19時半〜21時頃
※一部から二部への移行時間は多少前後する場合がございます。
■場所
JR御茶ノ水駅、地下鉄神保町駅から徒歩5分程にある、本読み可能な飲食店が会場です。
■参加費
第一部/第50回『本読み会・???』
飲み物代として、お一人様500円を予定。
第二部/『忘本会』
飲食代として、お一人様3000円程度を予定。
(食事のみのコース2000円+飲み物)
※女性は多少減額設定する予定です。
■おねがい
今回も参加申し込みには期限を設けないつもりです。当日飛び入りでも歓迎いたしますが、お店の予約の関係もあるので、できれば早めにご連絡いただけると助かります。予定が分からないという方も、その旨ご連絡いただけると助かります。よろしくお願いいたします。
■定員について
今回は、第一部、第二部ともに定員は設けません。常連さんも、久々の方も、一見さんも、ご参加心よりお待ちしております!
■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙/松山立