こんにちは、重力/Noteです。
2014年10月・2015年2月に横浜にてイプセンの『人形の家』をモチーフにした作品を発表するために、あたらしくメンバーを募集します。
【重力/Noteについて】
わたしたち重力/Noteでは、《近代》という時代を軸に、古典として世の中に広まっているテクストを用いながら、
「物語そのもの」
ではなく、
「作家の思想」
「それらを必要とした人々と《近代》という時代のあいだに生じた歪み」
そして、
「いまテクストの言葉に耳を傾けることのできる構造・形式とは何か」
といったものを頼りにして、集団創作のスタイルで取り組み、上演してきました。
光・音・美術、そして俳優の身体と声で、さまざまな空間・時間・関係性をつくりだし、ことばとことばのあいだ、歴史的な文脈やテクストの意味だけにとどまらない、やわらかく大きな生の経験を紡ぎだしていく、そんな団体です。
ことばの生まれ出る瞬間を感じてもらうことで、いま在る《世界》に対して多様な見方ができるきっかけになる舞台藝術をつくっています。
【今回の活動について】
今回の活動では、ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの作品に取り組みます。
イプセンといえば『人形の家』、今回この戯曲を中心にとりあげる予定ですが、特に、この作品の主人公「ノラ」ができそうな女優を幅広く募集しています!
今回は上演以外にも、創作のプロセスを定期的に開示したり、それらを一冊のドキュメントにまとめることも予定しています。対談やリーディングなども含めた、盛りだくさんな内容です。
「いま」、そしてそこにつながる過去の歴史と、イプセンの古典作品をどう出会わせていくのか。俳優の仕事それ自体や、創作のプロセスも、ひとつひとつ捉えなおしながら考えていくことになるでしょう。
「いま」演劇に何ができるのか。
そしてその演劇によって、わたしたちの人生や、これからの社会をどう変えていくのか。
重力/Noteの稽古場で、一緒に考えてみませんか。
《対象》
俳優 20歳以上の舞台藝術を専門に生きていく方(女優歓迎)
制作 舞台藝術を中心にアートマネジメントに興味のある方(専属希望・経験者優遇)
文芸・編集 資料蒐集、記録、またはドキュメントの企画・編集ができる方
舞台美術/照明/音響 担当のセクションを越えて作品づくりに参加・発言できる方
《期間》
原則として出演者の契約期間は、2014年5月にはじまり公演期間および巡演を含め企画が終了するまでとします(現時点では2015年2月まで)。個別のスケジュールについては応相談。主な活動場所は、浅草橋・日暮里・板橋周辺です。
《待遇》
俳優 ノルマなし。ギャランティ・諸経費については面談時にご説明します。
制作/文芸・編集/舞台美術/照明/音響 経験・能力に応じて交渉させていただき
ます。
《締切》
2014年4月30日(水)必着
《ご連絡先》
宛先を「重力/Note参加メンバー募集係」としていただき、「お名前/性別/年齢/ご連絡先(メールアドレス・携帯電話番号)/簡単な経歴」を書き添えて下記のアドレスまでご連絡ください。折り返しのメールにて、面接日時を調整させていただきます。
重力/Note制作部 info@jyuuryoku-note.com