※CoRich運営事務局はテーマの真偽について調査を行っておりません。募集情報に応募する前に、投稿者のプロフィールや公式ウェブサイト等をよくご確認ください。

シアタースコラ単発WS【Le Jeu レジュ/遊び】〜演技のスタートラインに立つ〜

  • 池田練悟 池田練悟(0)

    カテゴリ:ワークショップ告知 返信(0) 閲覧(57) 2023/06/22 22:29

■詳細

俳優には大事なものがたくさんあると思いますが、一番は「軽さ」だと思います。
軽薄さという意味ではない「軽さ」

「演技は『リアクション』である」というのは、みなさんご存知だと思います。

この「リアクション」とは反応です。
重すぎたり、固すぎたり、柔らかすぎたりすると、反応はできません。
反応をするためにも「軽さ」が重要なのです。

この「軽さ」は人を惹きつけるものになります。

舞台であってもなんでも、重く、固く、渋々取り組む人を見るのは苦痛です。
そういう行いに対して私たちは興味を失ってしまいます。
観客をいかに自分に繋ぎ止めておくのか、重要なのはやはり「軽さ」です。

「軽さ」を持つ人は周りを笑顔にします。
その「軽さ」は観客が俳優と共にあることを許し、興味を掻き立てるのです。

「軽さ」は好奇心とも繋がっています。
遊んでいる子どもは好奇心でいっぱいです。

「次に何があるのか?」
「この先に何があるのか?」
「どうしたらもっと面白くなる?」

この好奇心から生まれる疑問が「軽さ」を生み出します。
この疑問、舞台を作る時にわたしたちが持つ疑問とそっくりそのままじゃないでしょうか?

Le Jeu-レジュ-とはフランス語でゲーム/遊びという意味です。
遊びが幼少期で重要な学びのひとつになるというのは有名な話ですが、わたしはこれは少し違うと思います。

遊びは学びのひとつではなく、遊びそのものがすなわち学びなのです。
遊ぶことを通してわたしたちは世界の成り立ちを学んでいくのですから。

丸いものは転がること、砂は崩れやすいこと、物を投げれば飛んでゆき、その距離は力の込め具合によって変わること。
走ること、バランスを取ること。
協力すること、息を合わせること、またひとりでしかできないものがあること。
ひとつのことにみんなで取り組む面白さ、言葉でないものでコミュニケーションすること。
追いかけることの面白さや、追いかけられることの恐怖。
転んだら痛いこと。

すべては遊ぶことで学ばれていきます。
この学ばれた内容をすべて文章にして語り聞かせても、それがどんなに長い時間であったとしても、私たちはその遊びにおける学びの1ミリも理解できないのは想像に難くありません。

遊びはさまざまなことを教えてくれます。
素晴らしい演技をするためにはリスクをとる必要があります。
ならばこのリスクを「軽く」とることができる準備も必要でしょう。

遊ぶことを学びましょう。
遊びを再発見しましょう。

一緒に笑いながら真剣に向き合う力を身につけませんか?

https://theatreschola.jp/singleWS


■日時
2023. 7/10、7/11、7/12、7/13
9:00〜16:00(昼休憩あり)


■場所
iRego Garage
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29−3
地図:https://goo.gl/maps/1KyHgD6eyk7pdx9o6


■参加費(税込)
¥40,000(現金または銀行振込)


■講師について
安本達也
舞台芸術家。
大阪芸術大学出身。卒業後渡英、East15 Physical Theatreコース卒業。RADA Shakespeare Certificate取得。帰国後はInternational Centre for Theatre ArtsにてAssociate Director及びパフォーマーとして舞台作品を制作。日本をはじめイラン、韓国、香港などでワークショップや公演を行う。Iran International Festival of University Theatreでのパフォーマンス「UNtitled」では”最も優れた演出家のひとり”と賞賛された。コンタクトインプロ(CI)についての造詣も深く、各国でワークショップを開く。Kaeja Elevations®認定講師。CI歴は10年以上。舞台作品は、パペットやマスク、ダンスなどストーリーにあった手法を用いた型にはまらないものであることが多い。2023年度より現代アートとしての新しい舞台芸術の可能性を育むため、演劇の学校|シアタースコラを開校。同校の代表を務める。CIを起点としたパフォーマンスと教育を行う団体、ParaCollageを2023年に設立。

https://tatsuyayasumoto.net/about

■キャンセルポリシー
自己都合によるキャンセルの場合、以下の支払いが発生します。ご注意ください。
 ・開催1ヶ月前のキャンセルは無料
 ・開催2週間前のキャンセルは50%
 ・開催1週間前のキャンセルは全額
*コロナによるキャンセルの場合は、1週間前であってもご相談ください。
【ハラスメント防止のための取り組み】
人権について
シアタースコラでは全ての関係者(講師、生徒、運営者など)の人種、国籍、言語、宗教、思想、出自、性別、病歴、身体及び行動的特徴において平等であるとするとともに、個々の人権を最優先に尊重します。
また学内において如何なる人権の侵害を許すものではなく、公明正大な判断のもとどんな些細な問題であっても平等に対処します。これは学内における全ての立場の人間に対し平等に適用されます。
人権の侵害が確認された場合には最優先で対応し、立場の違う複数人からなる審議の基、極力平等な判断・対応を行うよう努めます。
またそれを不服とする者がいる限り、第三者の判断によって一方の明らかな非であると認められる場合を除き、積極的かつ最終的な解決に至るまで努めます。

シアタースコラでは、人権の侵害とは以下を脅かす行為であると考えます:
生命に対する権利、拷問を受けない権利、奴隷状態に置かれない権利、犯罪と定められていないことをしても罰せられない権利、自認性の自由、思想、良心そして宗教を信じる自由(内心の自由)など

また自由にものを考えたり、その考えを表現したりする権利を保証します。

上記原則の基、現在の環境下で特に起こり得易いと想定する事柄について、以下のように行動を規定します。尚、この行動規定は都度適切と思われるものに改定または追加されます。


ハラスメントに係る行動規定

ハラスメントは一般的には、人間関係の優位性や立場を背景に、適切な範囲を超えて、身体的、精神的な苦痛を与えることとされています。その行為が故意か過失かは問われません。

シアタースコラではハラスメントを「他者の心理的安心や身体的安全を害する言動や行動」と定義し、ワークを安心安全で健全に進行する為に、以下のことを大切に進めていきます。

・全員(講師を含む参加者)が相手に対して敬意を持ち、互いの人格を尊重する。対等な立場のコミュニケーションを心がけ人間関係からの切り離し(※1)などが起こらぬよう努めます。
・講師が提供するワークの参加に対して、参加者の自由意志を尊重し、自由な見学や退出を認めます。その際、理由の開示は強制しません。
・全員が身体的接触が必要なワークにおいて優越的な関係を背景とした必要以上の接触、または関係性を問わずプライベートゾーンへの接触は行わない。ただしワークの性質上において過失で触れる場合(※2)を除きます。
・身体的な攻撃(※3)や精神的な攻撃(※4)などの不適切な言動や行動においては、社会通念に照らし合わせ個別に話し合いをし、改善が見られない場合はその問題を起こしている者を除籍とします。この対応は学内全ての関係者(講師、生徒、運営者など)に適応します。この理由によるコース途中の除籍の場合、参加費の返還は行いません(※5)。
・信頼性の客観的な担保として参加者に許可を取った上で、ビデオまたは音声による記録を行います。
・参加者から上記内容や進行に関して意見がある場合は、たとえワーク中であったとしても主催者(安本達也・池田練悟)に伝えて頂ければ最重要問題として速やかに対応します。
直接または下記のメールアドレス宛に相談することが可能です。伝えやすいよう匿名での相談も可能です(※6)。

安本達也 callmetah@gmail.com
池田練悟 ikedarego@gmail.com

※1 仲間外れや無視、故意に情報を伝えないなど
※2 コンタクトインプロのワークで足が相手の臀部に触れた、目を閉じて動くワークにおいて手が相手の胸に触れてしまったなど
※3 客観的に見て明らかな故意の暴力、行為の強制、拘束などによる身体的な行動の制限など
※4 威圧的な態度、脅迫、名誉棄損、侮辱、許可のない秘密の開示、噂話、ひどい暴言、身体的特徴や性的志向及び性自認に対するからかいなど
※5 被害者が途中でやむなくコースへの参加を中止する場合、この限りではありません。
※6 コース参加時にオンラインでの相談フォームをお伝えします。
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

このページのQRコードです。

拡大