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未開の議場2023キャストオーディション・〆切1/21

2020年4月18日。演劇界に公演中止の波が押し寄せる中、日本初のZoom長編会議劇をオンライン上演した「未開の議場オンライン」

トメニア共和国からの出稼ぎ労働者が定住する架空の町・萩島町のイベントをめぐる、商店街青年部の会議を描いた「未開の議場」。その設定を「オンライン会議」に変えてリクリエーションした本作は、英語字幕版、九州・沖縄版と上演を広げ、総再生回数は1万8千回を超えた。

「いつかリアルで」と解散して 2 年半が過ぎた今もなお、演劇公演はコロナとの共生を余儀なくされている。「このままでは劇場公演は夢物語として終わってしまう!」「劇場で私達は再会しよう!」そして2022年4月!オンライン版有志により劇場版「未開の議場」の実現に向けての会議が始まった。(もちろんZoomで)

しかし、「未開の議場」脚本家であり、オンライン版発起人の北川大輔はすでに演劇界を去っていた。「旅公演できたらいいよね」「VRでお客さんが会議に参加できるようにしたい」「正当なギャランティをもらえるようにしたいな」「グッズつくりたーい」リーダー不在の中、主張の強い俳優たちが、何も決まらない会議を繰り返していた。

何も決まらないのは、「決定権を持つ人がいない」からだった。「誰かが主催者になる」ことが1番の近道であることはそれぞれが知っていた。しかし、そもそも一人だけが責任や決定権を持つことは私たちが目指す形なんだろうか。集まったみんなが対等なのに、ここで主催者を立てて、責任とリスク、そして利益を一人に背負わせることが、中央集権型の既存の演劇の枠組みの中の考えではないだろうか。
そうじゃない作り方を、正しくなくてもやってみたい。2020年春、「オンライン演劇は演劇なのか?」の問いが生まれたように、既存の演劇の作り方を新たに切り拓くことはできないだろうか。「決定権を持つ人がいない」のではなく、「それぞれが決定権を分散して所有する」形。

踊る会議を繰り返し3ヶ月ほど経ったとき、私たちはひとつの答えに辿り着いた。私達が求めていた答えは、作品の中にすでにあった。私たちは百貨店ではなく、商店街だったはずだ。
【主催=萩島商店街青年部=全員
俳優が主導する、既存の演劇の作り方とは違う座組を作ろう。】
会議ですべてを決めていくことにした。だから、会議が終わらない。

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萩島商店街青年部メンバー
安藤理樹(PLAT-formance)・石井舞・大石晟雄(劇団晴天/みさくぼ)・大塚由祈子(アマヤドリ)改名中(COROBUCHICA.)・木村聡太・小林春世(演劇集団キャラメルボックス)・宍泥美(マチルダアパルトマン)・ハマカワフミエ・原啓太・藤田雄気・宮原奨伍(大人の麦茶)、山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)(五十音順)

出演者をオーディションで決めようということも全員で決めました。現在、さまざまな企画や物販を、それぞれが担当して検討しています。途中でその流れに入るのはちょっと大変かもしれませんが、欲を言えば同じ熱量で最後まで走り切ってくれる人と出会いたいと考えています。芝居だけじゃなく、萩島商店街青年部に加入したいと思ってくださる方、ご応募お待ちしています!

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【公演概要】
・公演タイトル:未開の議場2023[脚本/北川大輔(カムヰヤッセン)演出/大石晟雄(劇団晴天/みさくぼ)]
・稽古開始:9月中旬予定(集中稽古10月より)
・公演期間:2023年10月末〜11月中旬
・会場:北とぴあペガサスホール、他(予定)
・制作:萩島商店街青年部

【オーディション日程】
・募集開始…2023年1月6日(応募締切:2023年1月21日23:59)
・一次審査(書類審査)結果通知…1月23日
・二次審査…2月3日(金)、2月4日(土)[どちらかの日程のうち4h程度]
※都内稽古場にてWSオーディションの形式で行います。

【募集対象】
・キャスト「大崎(旦那)」(男性)と「タルフィ」(性別問わず)、アンダースタディ

【応募条件】
・心身ともに健康な20歳以上(性別問わず)
・上記公演期間以外での不定期の会議にできるだけ参加できる人。

【応募方法】
こちらのフォームからお申し込みください。
【https://forms.gle/Awis6nQk5VymFPve9】
締切:2023年1月21日23:59

【備考】
・ギャランティの合意が取れたのち契約となります。
・ご所属のある方はご自身で許可をとれる方のみご応募ください。
・参考映像 https://youtu.be/b2cvo-T1QDY

■お問い合わせ mikai.onlineme@gmail.com
【ハラスメント防止のための取り組み】
俳優が主体となり、参加者全員が同等程度の権限を有することで、
中央集権的ではない座組作りを目指します。
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。

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