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【京都開催】マイケルチェーホフ演技テクニック入門WS「心と身体とイメージのつながり 」

 THEATRE E9 KYOTOの共催で、京都のstudio seedboxでワークショップ開催です。マイケルチェーホフ演技テクニックは、知的に偏向せず、想像力、動き、エネルギ、感覚などを使い、自分の内にある創造性を引き出し、演技に使うものです。その自由を尊重した、ダイナミックな演技法は、プロ・アマ関わらず愛され、日本でも徐々に広がりを見せています。今回は基本となる「心と身体とイメージのつながり」について取り組んでいきます。

【内容】
 マイケルチェーホフテクニックの基本は「心理身体的(サイコフィジカル)」であり、心と体は表裏一体で絶え間なく影響し合っていることを意味している。この「サイコフィジカル」を使い演技を見つけていきます。

□1日目:「サイコフィジカルエクササイズ:心理と身体の調和させるトレーニング」
 ・インナー・アウターボディ (内・外的な身体)
 ・センター「思考・感情・意志」
 ・拡張・縮小(expansion・contraction)

□2日目:「サイコロジカルジェスチャー:身体的な動きを使い感情、役の目的・行動などを見つける。」
 ・エネジーボディ
 ・アーキタイプジェスチャー(architype gesture)

≪ワークショップで学ぶこと≫
・サイコフィジカルトレーニング(心と身体を使ったトレーニング)
 演技の基本は、心と身体が調和させることです。心と身体は表裏一体で、心が動けば、仕草や表情や声のトーンなどが変化します。逆に体を動かすと、自然と内面が動きます。こうして常に心身は両輪のタイヤのように影響し合うのです。

・渡す&受け取る(giving & receiving)
 演技をする際、常に対象者又は対象物があります。そこにはエネルギーや思いといったものを渡すだけでなく、相手からも受け取ります。その二者間で起こることを観客は楽しみます。

・楽な感覚(フィーリングオブイーズ)
 いかに緊張を扱うかはどの俳優にとっても悩みの種です。緊張しすぎると感情表現や思考の妨げになり、力を抜きすぎてエネルギーがなくしては相手や観客に何も伝えられません。俳優はパフォーマンスに必要な緊張だけを作りだす必要があります。これを楽な感覚と言います。

・形に対する感覚(フィーリングオブフォーム)

 芸術は自由を大切にしますが、一方で演技は「形」から逃れられません。台本、スペース、身体、動き、セリフなどすべては決まっていますし制限があります。楽な感覚で見つけた、自由を俳優は形に昇華させなけれななりません。

しかし、形は武器でもあります。面白いことに、制限されると人はより自由を感じます。俳優はこうした「形に対しての感覚」を養うのです。

・エナジーボディ
 エネルギーは東洋では「氣」と呼ばれます。とても漠然としたコンセプトのように感じますが、人はこうしたエネルギーの流れにとても敏感です。「気が滅入る」、「気が合う」、「気をそらす」、「気が立つ」などのすべての慣用句は馴染みがあり実感が伴います。意識している、していないに関わらずエネルギーは日常の生活に溶け込んでいるのです。
 このエナジーボディは、エネルギーをより分かり易く演技に応用させた考え方になります。

・想像力(イマジネーション)

 演技の80%は想像力で成り立っているといわれます。想像力により俳優は、何もない空間に新たな世界を創り、台本から役を見つけ、ストーリーを紡ぎます。

・心理的動作(サイコロジカルジェスチャー)

 これはマイケルチェーホフが作ったテクニックの一つです。俳優はある大きな動きをすることで演技に必要な「目的」・「行動」や感情などを呼び起こすことができるのです。


▼マイケルチェーホフとは
マイケルチェーホフ(1891~1955)は作家アントン・チェーホフの甥であり、20世紀の偉大な役者の一人である。近代演技術の父であるK.スタニスラフスキーの一番弟子で、チェーホフを「最も素晴らしい俳優である。」と評している。モスクワ芸術座の看板役者として名声を得て、第二モスクワ芸術座では演出家としても活躍した。しかしロシア革命により亡命を余儀なくされた。亡命後はヨーロッパ諸国を回り、短い期間であるがイギリスでスタジオを設立する。後年はアメリカに移り、ハリウッドでスタジオを開き多くのプロの俳優を育成した。チェーホフの直接の指導を受けた俳優として、マリリン・モンロー、ユル・ブリンナー、クリント・イーストウッド、マラ・パワーズ、ゲイリー・クーパーなどがいる。またマイケルチェーホフテクニックを学んだ俳優としてはジャック・ニコルソンやアンソニー・ホプキンズなどがいる。

▼チェーホフテクニックについて
マイケルチェーホフは、役者の創作現場をつぶさに観察することで、心と体のつながりを研究し続けた。彼のテクニックはこの「サイコフィジカル(心と身体)」を土台とし、動きを通して役に必要な感情を呼び起こしたり、演技を行う上での必要な要素を見つけたりする。その例としては、チェーホフテクニックで最も有名な「サイコロジカルジェスチャー(心理的動作)」である。全身を使った動きを使った、ジェスチャー(動作)を行うことで、役の行動や目的を見つけ、また身体化させ演技につなげる
役作りにおいて、自らの過去やトラウマではなく、想像力を使い役そのもの存在を見つけ、その役に変身していく。イマジナリィセンター(創造的核)やイマジナリィボディ(創造的身体)などのテクニックでこうした役作り方法を学ぶことができる。

 そのテクニックはチェーホフの直接の教え子であるジョアンナ・マーリン、マラ・パワーズ、グレゴリー・ペック達によって広められる。現在ではアメリカのマイケルチェーホフ協会(MICHA)はチェーホフテクニックを広める本拠地であり、マイケルチェーホフヨーロッパ(MCE)はヨーロッパを中心に広がり、世界中の学校やスタジオなどで学ばれ、プロの俳優などにも使われている。近年では韓国、台湾、シンガポール、中国などのアジア圏の学校やスタジオでも取り入れられている。
日本ではチェーホフの代表的な著作"TO THE ACTOR"は、日本語に翻訳されているが誤解も多く、また体系立ててマイケルチェーホフについて学べる場所は日本ではまだ少ない。

【講師紹介】
◇秋江 智文
演技講師・演出家・俳優
マイケル・チェーホフスタジオ東京代表

21歳のときマイケルチェーホフ著『To the Actor』を読み、強く感銘を受けたことをきっかけに25歳のとき渡英。英国アルテミス・スピーチ&ドラマスクールで、チェーホフテクニックのサラ・ケーン(Sarah Kane)および、校長のクリストファー・ガービー(Christopher Garvey)に師事し、チェーホフテクニックやCreative Speechを学ぶ。またマイケルチェーホフスタジオロンドン(Michael Chekhov Studio London)の校長を務めるグラハム・ディクソン(Graham Dixson)に師事。帰国後ドイツ、ギリシャ、台湾などで学び続ける。マイケルチェーホフヨーロッパ(MCE)の講師養成プログラムの一員として、現在ではウルリッヒマイヤーホーシュ(Ulrich Meyer-Horsch)を師として、日本でマイケルチェーホフテクニックを専門に基礎から応用まで体系立てて教えている。また多くの芸能事務所や演技学校でも教え、俳優のプライベートレッスンなども数多く行っている。

【受講料】
10日のみ受講5000円
両日の受講 9000円

【定員】
7名(最低実行人数3名)

【対象者】
俳優、俳優を目指す方
18歳以上・性別・国籍不問
身心共に健康で、一緒に受講する人たちを尊重出来る方

【日時】
9月10・11日10:30~17:30
(途中休憩あり)


【場所】
studio seedbox
〒601-8011
京都市南区東九条南山王町6−3−3F
(大西荘看板のとなりpuntoの上)
JR京都駅 八条口から徒歩約7分

【申込方法】
下記のHPの「APPLICATION」から申し込みください。
https://www.michael-chekhov-tokyo.com/

【コロナ感染対策について】
・受付で検温をいたします。
・定期的に換気を実施します。
・上演につきましては、感染防止に細心の注意を払いながら運営をする予定でございます。
・会場内各所に消毒用アルコールを設置致します。
・講師もマスク着用・アルコール消毒を行って参ります。
・受講生には風邪・ウイルス感染の自覚症状がない方もマスク着用での受講をよろしくお願いいたします
・熱や咳といった症状がある場合は無理をなさらずでよろしくお願いいたします。
・今回のレッスンのテキストはダイアローグ(対話)を使用します。注意して運営しますが、どうしても抵抗がある方はご遠慮ください
【ハラスメント防止のための取り組み】

【ハラスメント防止対策ポリシー】
・参加して下さる俳優皆さんがワークショップに安心して参加出来る環境作りに努めて参ります。
・参加者の個性を尊重し、立場を利用した、暴言や威圧的な態度、言葉や言動、セクハラなど致しません。また、トレーナーと受講者が2人きりになることはありません。

・演技レッスンという性格上、俳優同士の身体接触はありますが、俳優の自由意志であり、お互いの合意の場合のみで行われます。講師が指導の一環で俳優の身体に接触する場合がございますが、この場合も参加俳優の自由意志(拒否する権利があります)で行います。
  • オーディション実施者は合格者になるべく早く契約書を提示し、正式な契約を結びましょう。双方が納得できる公平で健全な関係を築き、突然の参加キャンセルなどのトラブルを回避しましょう。
  • オーディション合格者はなるべく早く実施者から契約書を受け取り、よく読んだうえで正式な契約を結びましょう。想定外のチケット販売ノルマやグッズ買取の強要などから身を守りましょう。