劇団キンダースペースのオリジナル演劇「モノドラマ」を題材とするワークショップです。
※劇団キンダースペース「モノドラマ」レパートリーはこちらをご覧ください。
http://www.kinder-space.com/bekko/www/monodramarep.html
モノドラマを体験することの一つの意味は「いまここにいる」ということについて、また、たった一人の俳優が空間を創り一つの「物語を紡ぎ出す」ということについて、理屈ではなく身体で確かめるということです。
人類における言語の起源にはいくつかの説があり、コミュニケーションの手段として発展したという説と、もう一つ、まず「詩」としての言語が発生したという説があります。もちろん、現在私たちが知るような「詩」ではなく、自然界の音や、動物の鳴き声を真似たものであったことは想像ができます。ただ例えば、森の中のせせらぎの音を、荒野で再現するということは、その瞬間、聞くものに森と水とせせらぎ、そしてそれらから得られる、ある清涼な感覚も呼び起こす、という共通の体験になったはずで、これは「詩」であり、同時に「演劇」でもあります。
それ以来、私たちの「言葉」は、常に「意味」以上のものを伝える手段として機能してきました。私たちは、ある人物から発せられる言葉を、その身体と環境、関係の推移、信頼と期待、その総体によって受け取ります。これが「演劇の言葉」と、ネットワーク上のやり取りとの違いです。
モノドラマでは、近代以降の文学の言葉を扱います。しかしここに身体を与え「演劇の言葉」として再生するのが俳優の役割と考えます。舞台空間の中で語られる「言葉」によって生まれる「言葉」以上の「詩」を、共に探っていきたいと考えております。(演出 原田一樹)
キンダースペースが地域や学校で行っているワークショップやエクササイズなども紹介し、進行します。
◆一年以上、あるいは複数回の舞台経験者が対象です。
◼️日程 6月23日(火)・24日(水)・26日(金)・27日(土)・30日(火)・7月1日 (水)・3日 (金)・4日 (土)
◼️時間/19:00〜22:00
◼️費用/38,000円
◼️定員/10名
◼️会場/スターダス・21Neu(営団有楽町線・小竹向原駅 徒歩10分)
◼️申し込み・問い合わせ 劇団キンダースペース
TEL&FAX 048-252-0551 メール post@kinder-space.com
スタッフ(劇団キンダースペース)
原田一樹(演出家)
三枝竜(演出家)
瀬田ひろ美、森下高志、榊原奈緒子、岡田千咲(俳優)
原田一樹プロフィール
劇団代表。劇作·舞台美術·演出。都内劇場及び、埼玉県川口市のアトリエを中心に舞台作品を発表。
90〜91 年ACC(Asian Cultural Council) グランティN.Y.滞在。
「九番目のラオ・ジウ」「ラストインラブソティー」「血の繋がり」俳優座、「天国までの百マイル」「獅子「田端文士村シリーズ」文化座、「クルーシブル」「ラインの監視」「評夫」昴、「長江」「月光の夏」東演、「犬の心臓」名取事務所、「しんしゃく源氏物語」「ドン・キホーテ」SPAC、「サド侯爵夫人」地域創造ネットワーク事業。「神の庭園」さいたま芸術劇場。市民劇団創立指導・演出=三重県嬉野市、佐世保市、足立区シアター1010、埼玉県富士見市、船橋市「アンデルセン・プロジェクト」(継続)。石川県七尾市民劇団N公演(能登演劇堂)(継続)。
劇団キンダースペース プロフィール
1985年創立。原田一樹の作・演出によるオリジナル作品の他、ギリシャ悲劇、オニール、チェーホフ、イプセンなどを上演。チェーホフ「プラトーノフ」では、「かつてない新鮮さのチェーホフ喜劇」、イプセン「野鴨」では「人間の本質を垣間見る深層心理を追求した舞台」、尾崎紅葉「金色夜叉」では「重厚な現代劇としての新舞台化」との評価。近代小説を俳優一人で演じる「モノドラマ」は100本を越えるレパートリーを持ち全国で上演。「短編演劇アンソロジー」シリーズは、モノドラマを発展させ、数人の俳優が小説世界を作り上げるもの。日本人としての我々の在り方について考察する。地域を主体とした演劇の企画、作品提供、演出、ワークショップを各地で展開、「演劇」交流を続けている。
上演作に「1999年のブーとフーとウー」「ファイナル・チャンピオン」「夜明けに消えた」「アンチゴーヌ」「新・新ハムレット」「えれくとら」「奇妙な幕間狂言」「ブラトーノフ」「ロスメルスホルム」「新・牡丹灯籠」「金色夜叉」「フェードル:「河童」「転生の夢」「白痴」「銘々のテーブル」「ポー、大鴉の夜、あるいは私達の犯罪」「野がも」「小さなエイヨルフ」「報われし者のために」「モノドラマシリーズ」「短編演劇アンソロジーシリーズ」「新・復活2024」「カッサンドラたち」「君にむかいて光る星」など。
◆劇団キンダースペース ワークショップ2025までのアーカイブはこちらをご覧ください。
http://www.kinder-space.com/bekko/www/ws/rirekihtml.html
【写真】 細田竜弘様 栗田かおり様 松村千絵様 (ワークショップ参加者)
【ハラスメント防止のための取り組み】
劇団キンダースペースの主催する公演、および演劇活動におけるハラスメント対策について。
演劇製作の根幹は、豊かな感情を持った人と人との集まりです。
優れた芝居を生み出すためには、常に俳優・スタッフが安心して演劇を創作できる場、それぞれの人格を尊重し、考え続け、劇団にかかわる人の心身を守る環境作りが必要と考えます。
これは劇団員の総意です。
このガイドラインは、劇団員および、公演に関わる客演者、スタッフ、ワークショップ参加者に向けて作成しております。
対策方針
次項のガイドラインに則り劇団・公演運営を行います。
ガイドラインに反する行為を発見した場合、また不安がある場合は、
芸術監督・原田一樹
法人代表・瀬田ひろ美、
または劇団員にご相談ください。
相談者・行為者のプライバシー保護に注意を払い、ハラスメント被害の内容や状況に応じ、行為者に対し改善を働きかけます。
また劇団内部での解決が難しいと感じられた場合には、相談者の合意の上、外部相談窓口への相談を行うなどの措置を行いハラスメント被害の解決に取り組みます。
運営におけるガイドライン
・優位的な立場、対等な立場、下位の者からの威圧的な態度、暴言の禁止。
・他人の外見に関する発言、性的な冗談やからかい、あらゆる差別的言動の禁止。
・演出・演技指導、参加者同士の稽古における不必要な身体への接触の禁止。(演技上必要な際は互いの了解を得ること)
・稽古場には、演出家と俳優、もしくは俳優同士がが1対1にならないよう、できるかぎり第三者が参加する。
・パワーハラスメントやセクシャルハラスメント等、あらゆるハラスメントの被害と思われるもの、違和感を覚える言動等の報告があった時には速やかに対処する。
劇団キンダースペース 制作部