いつもお世話になっております。『本読み会』です。
(『本読み会』は、東京都を中心に活動を続ける戯曲の読書会です。戯曲をひとりで黙読するのではなく、大勢で声に出しながら読める場を作ろうと、2004年に設立されました。詳細はホームページ
http://honyomikai.net
をご覧ください。)
次回の開催情報をお知らせいたします。
第40回『本読み会/サム・シェパード』
■作家
サム・シェパード
■作品
『埋められた子供』
安井武・訳
収録
埋められた子供―サム・シェパード戯曲集 (英米秀作戯曲シリーズ)
■日時
2013年3月10日(日)13~17時
■場所
都内・千代田区周辺
■参加費
会場代として、お一人様50円
■作品について
舞台はアメリカ中西部の一軒の農家。
古ぼけた階段。色あせたカーペット。ほころびたソファーに、旧式の大型テレビ。
時代に取り残されたような一部屋に響き渡る、西部訛りの老婦人の声。
ある雨の夜に暴かれるのは、「埋められた子供」に怯える家族の物語です。
サム・シェパードは、1960年代のアメリカ、オフ・オフ・ブロードウェイに劇作家としてデビューしました。
日本では、もしかしたら劇作家としてよりも、『ライトスタッフ』など多くの作品に出演した映画俳優としてや、『パリ、テキサス』などの脚本家としての方が有名かもしれません。
『埋められた子供』は、そうした多彩な顔を持つサム・シェパードの代表作。
1979年のピューリッツァー賞を受傷しています。
暴力的な言葉の中に、美しくも不条理な詩が立ちのぼる――
サム・シェパードの言葉を味わってみませんか。
■おねがい
作品は未読のままでもご参加いただけますが、全シーンを読まず、ところどころ飛ばして読み合わせを進める可能性もありますので、一度目を通してからのご参加をお勧めしております。
図書館やインターネット等を利用して戯曲を入手し、目を通していただければと思います。
とは言うものの、戯曲作品の場合、(それがどんなに有名な作品でも)なかなか手に入れるのが難しいという場合もあるかと思います。
そのような場合は『本読み会』までご連絡ください。こちらでテキストをご用意致します。(郵送での対応になりますので、早めにご連絡ください。)
■定員について
お申し込み多数の場合にご参加をお断りさせていただく事がございます。あらかじめご了承ください。
(お申し込みは先着順で受け付けますので、お早めにお申し込みいただければと思います。)
■参加申し込み/お問い合わせ
『本読み会』
ホームページ
http://honyomikai.net
メールアドレス
info@honyomikai.net
■『本読み会』について
『本読み会』は、約2ヶ月に一度のペースで開催されており、毎回参加者を一般から広く募っています。
(定期的なご参加を希望される方には、開催情報をお知らせするメールマガジンへのご登録をお勧めしています。)
また、講師を招いてのワークショップや講演会などの企画、有志による上演活動なども行って参りました。
『本読み会』は、「戯曲を声に出して読む」といういたってシンプルな、しかし本質的な演劇・文化活動を行っています。
しかし全く堅苦しい会ではありませんので、どうぞお気軽にご参加下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
それでは。
『本読み会』
大野遙