CoRich舞台芸術アワード!2021

「かげきはたちのいるところ」への投票一覧

1-4件 / 4件中

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投票者 もらったコメント
数学者の奥さん数学者の奥さん(3627)

1位に投票

実演鑑賞

1年待ちました。途中配信等でネタの放出も多々あったのですが、中身が薄くなるどころか、期待以上の爆笑ステージ。開催前はボロボロ状態だったけど開会式以降はどうにか進行しているオリンピックと同時進行の上演というのも、タイミングばっちりでした。
皆でテレビゲームに興じるシーンは、私が初めて観たアガリスク作品(テトリスのゲーム機の中身を描いたナンセンスなステージ)を彷彿とさせました。あの頃から比べると、いつのまにか立派なステージセットをこしらえるようになったり、主宰の人の名前を深夜ドラマのスタッフクレジットで見かけるようになったり、まさに継続は力なりだなあと感じました。

byassistbyassist(843)

6位に投票

実演鑑賞

千穐楽の25日13時開演回(途中14:18から5分間の換気休憩。終演は15:40の上演時間160分)を拝見。

2014年6月の『時をかける稽古場』から、『紅白旗合戦』『時をかける稽古場2.0』『わが家の最終的解決(再演)』『発表せよ!大本営!』と観てきたが、”寄席の観客、怒涛の大爆笑”的なウケ方の部分と、登場人物の心理描写に感情移入させられる情感の部分とのミックス具合、本作品が一番優れていたように感じられた。

それにしても、脚本の絶妙な位置に仕掛けられた笑いの爆弾を、作者の意図通りのタイミングで炸裂させる気心知れた演技陣の、他の団体・ユニットでは真似の出来ないチームプレイには、今回もまた、マスクの下で大笑いさせてもらった。こうしたアガリスクさんのテンポの良さを一度体感すると、当面、他のコメディー系の公演での笑いのハードルが上がるので、困るといえば困るんだが…w

【配役】
塩原(元中核派。「革命的反グローバル資本主義者同盟」のリーダーだが理想に走り過ぎ)
…塩原俊之さん
斉藤(塩原の大学時代の友人。真剣さと軽薄さのミックスした人格)…斉藤コータさん
鹿島(元中核派。「…同盟」のメンバーを見守る”寮母さん”的スタンス)…鹿島ゆきこさん
熊谷(元革マル派。革命と恋愛感情との板挟みで、密かに苦悩)…熊谷有芳さん
榎並(今どきの女子大生ながら、権利意識はしっかりしている)…榎並夕起さん
津和野(大麻の愛好者。組織の活動とPerfumeファンであることの間で板挟み)…津和野諒さん 
淺越(革命には興味はなく、自分の爆弾製造技術を活かすために運動に参加)…淺越岳人さん
前田(警察官の伊藤と交際していることを隠したまま、アジトでの共同生活に入る)
…前田友里子さん
伊藤(前田の交際相手で、交通部所属の警察官。当初、前田の活動を知らなかった)
…伊藤圭太さん
矢吹(アジトの大家。相当のお人好し)…矢吹ジャンプさん
25日の日替わりゲスト(NHKの集金人だがバリバリのネトウヨ)…木内コギトさん

latticelattice(542)

5位に投票

実演鑑賞

久しぶりのアガリスク観劇。150分、換気のための中断が数分あり。

売り物の屁理屈は少な目で昭和のコントのよう。大いに笑えるが不満が残る。俳優を劇団員だけで固めていて味のあるベテランがいないせいか全体に単調だった。若い人ばかりでもナイゲンのように強烈なキャラ付けができていれば良いのだかそれも弱い。

お話はグローバル資本主義を打倒するために爆弾闘争を企図する過激派集団の2年間のシェアハウス生活。半世紀ぶりにこういうアジテーションを聞いた気がする。

珍しくキャッシュレス会計ができる。SUICAもpaypayもOK。
「現金のいらない小劇場演劇はアガリスクだけ!」

*初回のせいか俳優も観客も気まずくなる長い沈黙が2回ほどあった。

白めがね白めがね(2)

1位に投票

実演鑑賞

ずっとスマホの中でしか見たことなかったアガリスクの方たちが、あのセットの中、目の前を動き回るのを観て、まずはそこに感動。うわ、俺アジトにいる!とか、津和野さんだ!とか笑
で、キャラ入るとみんな、途端にオーラに包まれる感じ✨これは生でしか味わえないですね😉
今日観てて釘付けになったのは鹿島さん。例えばドラマではカメラが追っていない時の表情とか生だと見ることができるんですが、普段キリっとした鹿島さんがふと見せるしおらしい感じとか、最後の方の塩原さんとのやりとり、キラキラしててちょっと心持っていかれました。前田さんと伊藤さんのやりとりの安定感は流石ですね!
緊迫した場面を立体的に魅せるアガリスク四次元殺法(勝手にそう呼んでますw)の展開、これ生で観れてマジで痺れました。静と動がジェットコースターのようで、最後はちょっと泣いてしまいました。

コロナのせいで延期になった作品とのことですが、そのおかげで運良く僕はアガリスクさんを知り、生で観ることができました。

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