CoRich舞台芸術アワード!2019

「ビビを見た!」への投票一覧

1-2件 / 2件中

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投票者 もらったコメント
てっくぱぱてっくぱぱ(1064)

10位に投票

105分。休憩なし。
絵本を基にしているからだろうか。メタファーが多重・多層で、観る人によって様々な感想を持つと思う。しかも、他人の感想を聞くと、そういう捉え方もあったか、という納得をしてしまう、奥行きの深い空間だった。
個人的には、目が見えない蛍が一番世界を観ているという世界への皮肉。目が見えない事が、社会に対する無知を表している点。盲目が、子供の世界は親には見えない、という事と、子供の成長の物語を表しているように感じた。特に、子供の成長の視点では、思わず涙する場面が何度かあった。
冒頭10分の暗転の闇。表現として素晴らしい。ド暗転、というらしい。

yozyoz(112)

2位に投票

私は昔からの大海先生ファンだったので、今回の舞台化に大きな期待と共に一抹の不安があった。
「内容的に松井さんよりロロ三浦さんのほうが合ってるんじゃ?」とか「巨大なワカオをどう表現するの?」とか「ビビ役の女優さん、相当魅力ないとキツくない?」とか思ってたのだが、ほぼ杞憂だった。むしろ「松井さんで良かった。ありがとう!」と言いたい。当日のパンフレットにも「子供の頃から大好きだった」という松井さんの言葉が書かれていて、作品に対する敬意と愛情を感じた。特急コガラシ号や巨大なワカオ、街が破壊されるシーンなどがうまく表現されていて、観客の想像力を信じて作られていたのが嬉しい。

ホタル役の岡山天音さん、透明感のある佇まいと無垢な声色がとても合っていて感心。師岡さんの存在も作品に膨らみや可笑しみを与えていた。ビビ役の石橋さんも確かに奮闘されてはいたけど、ここだけは少々残念な気持ちに。
石橋さん演じるビビは「ワガママな女の子」から跳躍が足りないような気がした。なんたって「空を飛べて巨大なワカオを従えホタルが最後に見た『世界でいちばんきれいなもの』」なのだから。もっともっと魅力的でいて欲しかった。
冒頭と終盤が真っ暗闇になるのは本と全く同じ(本は黒ベタの白抜き文字)表現。これにより観客とホタルが一体化し、ホタルの光や色のない世界を実体験することで作品に没入することができた。素晴らしい演出だった。

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