最新の観てきた!クチコミ一覧

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甘い手

甘い手

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2022/04/23 (土) ~ 2022/04/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

福岡で初めての観劇でどきどきしながら観に行きました!初回だけ観るつもりが、内容が面白いし、演者さんの熱量が伝わってきて、たまらず2回目、千秋楽と当日券買って見ちゃいました!終わった後も脚本買って読み込んじゃって甘い手に惹き込まれちゃいました♪めっちゃ楽しかったです!!

夏の砂の上

夏の砂の上

玉田企画

北千住BUoY(東京都)

2022/01/13 (木) ~ 2022/01/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今更書く。今更書くくらい価値のある舞台でした。すごい。すごすぎる。最後の方のシーン、すごく自然に、「ああ生きてかなきゃならんもんね」と思って涙がぶわあっとあふれて、そこから止まらなかった。めでたしめでたしじゃないけど、あのふたりはこの先、何度でも思い出して、希望をもらって、生きていくんだろうなあ。
奥田洋平さん、舞台上でめちゃくちゃ居らっしゃる。尋常じゃないくらい居る。聞いてる。話してる。浅野さんとかも、あんなに生き生きしていらして、居られなくなりそうなのに居るし。すごいなあ。終わって結構ぼーっとしちゃうくらいよかった。ああ、儚い。

フィクション・モテギモテオ 2023

フィクション・モテギモテオ 2023

ライオン・パーマ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

疑似と現実が最初は明確だったけど、徐々に境界線が曖昧になり、これは最後どうなっちゃうのかなーと考えながら観てましたところ、鮮やかな収束、みたいな感じで、なるほどーと。鮮やかすぎて、その後は呆然としたまま終演に至る。やられた!

ネタバレBOX

第二部のタイトルは、「モテギモテオよ永遠に」でしたっけ?永遠にと聞いて、ということはモテギモテオは死んでしまうの? と考えながら観てましたところ、結局死にはしなかったけど、死んだも同然な感じ。ガンダーラは実は恐ろしい場所だったんですね。近づくことなかれ。
ELEMENT DD

ELEMENT DD

元素G

調布市せんがわ劇場(東京都)

2022/04/09 (土) ~ 2022/04/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 実に楽しい公演。上演時間約90分。

ネタバレBOX

 上演空間は板奥に1m程の高さの段を設けた二段構え、上手・下手の床面と段の間に幅の狭い布を天井から下げ出捌けを都合4カ所にしてある。
 総員14名、オープニングでは全員が上手から下手へ、袖を通って再び上手から下手へ。時折様々な仕草、パフォーマンスを交えながら歩く。鍛えられた身体がヒトがヒトとなった原点、二足歩行を最初に演じる構成の持つ批評性とその明敏な視座、そして身体性の美しさ、躍動感に感心した。
 基本的には、数人の群舞する各々異なるタイトルの付けられた作品を上演してゆくが、動と静、しなやかで而も同時に強靭な筋肉の躍動と止めの鋭さ・的確さ、時にコミカルで可愛らしい動きの持つ楽しさを交えながら憂き世の憂さを跳ね返してくれる心地よさが20以上の演目を通じて伝わってくる。衣装換えも素早く、実に多くの衣装に着替えてのダンス公演だが、衣装の色彩にも拘り演目内容にもマッチさせた色彩感覚もグー。
夏の砂の上

夏の砂の上

玉田企画

北千住BUoY(東京都)

2022/01/13 (木) ~ 2022/01/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

主宰が自作以外を演出した舞台。パンフにはこの作品への玉田氏の思い入れが綴られており、十年程前に読んだとある。もしや?私が初めてのこまばアゴラ劇場で、初めて松田正隆作品に触れた舞台を見たのでは、と調べてみた。が、作者と劇場そして平田オリザ演出で検索してヒットするのは2003年「夏の砂の上」のみ。劇団を四つ程度しか知らなかった昔、でも平田オリザの名は知っていただろう。覚えているのは日本家屋の一部屋、畳を踏む音も聞こえそうな張り詰めた静けさの中で、心情が行き交う舞台に少なからず圧倒されたこと。淋し気な夫と、やがて別居中の妻が現われ徐々に「別の男」の影が見えて来る・・3人位の芝居だと記憶していたのだが、本作の出演者は8名。2003年上演には占部房子や内田淳子、金替康博、松井周の名前もある。その後芝居をうんと見るようになった頃、既視感のあった占部房子、松井周のこれが初見だった仄かな記憶は、上書きされたものだろうか・・。(人間の記憶はデータそのものは全て脳に保存され、取り出せないだけだと聞いた事がある。)
本題。端っこが省略された日本家屋の一室と廊下、向かいの部屋の障子戸、等が低い天井の劇場内にしっかり作られ、お膳立ては整っている。男が入って来る。まずまずだ。一人だけ名前を挙げれば用松亮、やはり笑える。・・一人でぼんやり暮らす男、別居中の妻が現われ、長く夫婦だった者同士らしい低いトーンの会話。その中で二人の関係性、近過去の事、うっすら浮かぶ妻と親密な人物の影、といった事が見えて来る。その後の一場の展開は次の通り。突然妹(男の)が十代の娘を連れて訪ねて来て、少しの間預かってくれと言う。博多で店を出すよう勧められたのでその準備で大変という説明にすかさず男は「男か」と見抜くが、今度は本当だと主張する妹と男の押し問答の末、「夫婦に頼み込んだ」つもりの妹は去って行く。妹を追って男が玄関に行った間、黙って座っていた妻が娘に話しかけ、一しきり談話。どころが娘がてっきり同居する人と認識した相手はおもむろに立ち上がり、「じゃ」と帰って行く。唖然と見送る娘。男が戻ってくると、残された二人の図。・・男は仕事の事(整理解雇か倒産か)や妻の事もあってくさっているがどこか諦めの風情があり、娘の方は母の男が変わるたびに引っ張りまわされる運命を半ばあきらめている風情、妙ちくりんなコンビが残り、暗転という文句の付けようのない出だしである。
その後男の元同僚らが久しく顔を合せた宴席からの帰り、男の先輩(用松)、後輩(妻と怪しい)らが騒々しくなだれ込んで来る。そこで娘と顔を合せる場面の妙。その席では後輩が男に難癖をつけ一悶着(男がしっかりしないから妻を不幸にしている、それが俺は許せない・・というポドテキストがむくむくと想像される..が今は推測の範囲)。先輩は明朝から仕事らしく眠くなっており、向かい部屋の布団で大いびき。
後日、今度は娘がバイト先の男を休憩時間に招き入れている。おずおずと上がり込む男が、達観した娘の不思議ちゃんに振り回されるつつも惹かれているらしい図。
また後日、先輩が急死し、お通夜に出ようとする場面、最後の人物が頭と腕、足に包帯を巻いた状態で登場。例の「怪しい仲」の男の妻である。男の妻と自分の夫の関係は疑いのない事実だと告げる。そこへ喪服を取りに元妻がやって来て、対面。ここに娘とバイト男が噛んでいる(ハローワークで夕方まで不在のはずが急遽の訃報で戻ってきた格好)、男がバイト男に「責任を取れるのか」と迫る場面に女の訪問があり、女の話を聴く場面に同席させられているが、妻の訪問で対決場面になりようやく放免される、という「男=バイト男」の図が挿入される事で、女の悲壮な告白が他人事のように見え笑える場面になる。さて妻と女の対面では女は精一杯、猛烈に食ってかかるが、どこか冷めている男。女は敗北感を噛みしめて帰って行く。
その後は収まる所に収まる場面の後、ここで終わっても良い場面、男と娘の心が説明のつかない何かで結ばれ、通い合っている図が残像となり暗転。だが芝居は娘が去る場面で閉じられる。妹の再訪問で一気に現実に引き戻される。店はうまく行かなかったが、また目標が出来たと言う。今度は海外である。二人が去った後、娘が戻ってきて、たぶんそこには行かないと思う、と言う。
一人男が思いにふける図で芝居は終わるが、最初の場面から「生活」そのものは変わらない男の中に、何が残るか、が核である。観客ともども、「どう終わるか」。もっとはっきりと、男の思いが見える芝居の作りもあり得るだろうが、私には見えてこなかったので色々と想像を逞しくした。それを語るのが感想の中心になるのが本当だろうが、それはしない事にする。

いかけしごむ

いかけしごむ

劇団俳優難民組合

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/04/08 (金) ~ 2022/04/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 極めて狭い劇空間で上演するにはもってこいの劇作品でもある。舞台美術は木製ベンチ、ほぼ直交する位置に易と書かれたぼんぼりを机上に置いた小机と対面に置かれた椅子。そしてベンチと机が為すL字型の適当な位置に置かれたスタンド灰皿。ベンチの背に近い位置にココニスワラナイデクダサイと大書された看板。出捌けは客席側通路から。

ネタバレBOX


 ところでベンチは座る為にある。然し現実にこのような文字が大書されているという矛盾が単にブラックユーモアでなく「現実」である点に留意したい。今作初演は1989年、当時は未だベンチの構造は座る部分がフラットで現在のように座ることしかできないような構造ではなかったと記憶する。つまり我々の実生活のリアルが、今作の舞台設定に近づいてしまった。(座る部分に寝る事のできない障害物を設けることにより、その機能のフレキシビリティーを喪失することによって。一休さんの頓智に出て来る“この橋を渡るべからず”で端を渡ったユーモアではなく、現実問題のグロテスクが舞台美術にも表されている点で今作は極めて別役さんらしい作品だ)さらに物語の時刻設定が夜遅く設定されているので上演中の劇空間はかなり暗い、それで天井に付いている電話器のコードや通話部分は見えないのだが、途中イキナリ天井から垂れ下がる命の電話として観客に驚きとショックを齎す点も秀逸だ。
 今回易者役も務める女性言葉を用いる登場人物は男性が演じているが、この点もLGBTQが現実に社会的認知を得るようになった現在を予見していたかのようである。更に怖いのは、現実というもの・ことが、実は結構疑えるということなのだ。今作で描かれたように唯心論的立場を徹底すれば、一般的に通り易い、即ち検証可能なファクトを積み重ね、実証し続けた結果だけを根拠とし演繹と帰納の結果を事実と見做す科学的態度ではなく、世間に通り易い論理から逸脱せぬ範囲に総ての関連性を集約し、その常識的解を予め「正」とし、常識的解を常識と成らしめる予定調和的関係を盲信して結論を出すことが、唯一の正解であると予め信じ込んでいる暴論に真理が破れてしまう、というグロテスクである。この盲信を舞台上では、本来女性が演じたハズの役を担った者の信じた通りの1歳女児のバラバラ遺体が(サラリーマン兼発明家男性の主張した生烏賊ではなく)男の持っていたビニール袋から出て来る点、赤ん坊の泣き声と共にキチンと舞台上で表現されている点の演劇的リアルも素晴らしい。
ぶっかぶか

ぶっかぶか

ここ風

シアター711(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

満員御礼のここ風さん。ちょっと暑かったけれど、さわやかな熱いお芝居でした。ラスト、もっとハチャメチャに盛り上げたら、とは思いましたが、とても楽しかったです。ありがとうございました。

ネタバレBOX

一番好きなのは旅人さんのキャラクターで、旅に出たくなりました。人間誰しも「人に会わなければよかった」なんてこと絶対ありませんよね。一万人に感謝されるなんて、よく生きた人でないとできませんよね。人はなんて日々自利自利の中で流されているのだろう、と改めて思う次第です。
宇宙の旅、セミが鳴いて

宇宙の旅、セミが鳴いて

劇団道学先生

新宿シアタートップス(東京都)

2023/05/17 (水) ~ 2023/05/24 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/05/23 (火) 14:00

座席1階

道学先生が中島淳彦の戯曲でないものを上演するとのことで、なぜこの戯曲を選んだのかが、開幕前の興味。文化庁演劇大賞を取ったから? いや、賞は関係ない。この本は絶対おもしろい。それを秀逸な出演者たちが支えている。先入観なしで見たほうがいいと思われる。感動的におもしろい。

食糧不足の地球を救うために地球へと航行を続けている宇宙船が舞台。あと数十日で地球へ到達するという時に地球上の母国で異変が起きる。一方の宇宙船でも想定外の緊急事態が発生。この宇宙船は地球を救うことができるのか。
宇宙船のメンバーは選りすぐりのエリートたちという設定だ。女性の方がやや多いが男女比はほぼ半々。中島作品でもそうなのだが、登場人物は普通の人のようで結構個性的だ。そうした人たちの微妙な人間関係を描くのが中島作品だから、青山勝がなぜこの戯曲を選んだかがこれを見れば分かるような気がする。
というわけで、中島作品を堪能するように、今作も楽しめる。しかも長期間の閉鎖空間のコミュニティーである。恋愛はご法度なのに、水面下で結構風紀が乱れているのはいかにもそうなんだろうなという感じがするし、潔癖性の女医さんが恋愛未経験で、キスの経験もなく死にたくないと騒ぎ出すなど、舞台は次から次へと波乱が起きて飽きることはない。極限状態に置かれたエリートたちの個性的な振る舞いがこの舞台の最大の見どころで、笑えるし少し泣けたりもする。
個人的には、やはり演劇ユニットOn7(オンナナ)を率いる青年座の尾身美詞が出色の出来だと感じた。四人きょうだいの長女役。きょうだいの中でも、宇宙船のメンバーの中でも確固たる存在感があり、思わず引き込まれる。

シンプルな演出だけに、役者たちの個性を十分に引き出している。秀作だと思う。残すは千秋楽。見ないと損するかも。

彷徨いピエログリフ

彷徨いピエログリフ

9-States

駅前劇場(東京都)

2022/03/25 (金) ~ 2022/03/28 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

少し遅くなりましたが感想です。どなたかも書いてましたが、何が正義なのか考えさせる内容でした。自分が信じるものが正しいのでしょうけど、それが正しいのか本当にわかりませんよね。とても良い機会でした。また、次回作品も楽しみにしています。

ガラテアの審判

ガラテアの審判

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/01/20 (木) ~ 2022/01/26 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

115分ノンストップの裁判劇。書きたいことは山ほどあるけどすべてネタバレに通じてしまうー(汗)!!とっても面白かったです。おすすめです。

ネタバレBOX

アンドロイドが開発されて早50年、今では自己成長型ニューロチップの開発で人間と遜色ない見た目・頭脳・考え方を持つような存在になっている。
最新型アンドロイドとして開発された製造番号HY-1985型・俗称ジャックの試験機3体は、1体がラボラトリーに、残り2体が開発企業ゼペットワークス社関係先の一般家庭にテスター配備され、出荷前の最終テスト段階にあった。
そのような中、オオサキ家に配備されたジャックが隣人殺人で逮捕され、刑事裁判の被告人となる。
ジャックは人間なのか人間でないのか、人間的な責任能力を問えるのか、これは有責性を問う裁判なのか、それとも。。
これは殺人裁判という一言で片付けられる、いわゆる法廷モノではない。地裁の公判前整理手続における判事・検事・弁護士のやり取り、回数を重ねるに連れて各個人の人間性も透けて見えてきて、すべての関係者の思いに同苦してしまう。
そして判決だが…古い話かも知れないが、私は舞台を鑑賞しながら永山基準について思いを巡らせていた。犯罪の動機の有無や計画性、衝動性、殺害された被害者の人数や被害者家族の感情、前科などを考えていた。それをアンドロイドに適用するならば、どうなるかと。もし機械として裁くならこうであろう、でも人間として裁くならこうであろう、と。
判事の結論は、なるほどと言わざるを得ない。おそらく観ていた人全ての心の中に、新しい「何か」を残し、共有させる舞台であったと思う。
最後のピリッと気の利いた旧型アンドロイドのセリフに笑って締めくくりになったのも良かった。
ガラテアの審判

ガラテアの審判

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/01/20 (木) ~ 2022/01/26 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これは観ないと後悔するタイプの演劇だと思い、
無理やりスケジュール調整をして観劇。

SF要素と法廷演劇が上手く融合していた。
SFが絡むと話の内容が安っぽくなったりするのではないかと
心配したが、全くそんなことはなくシリアスな展開が
ずっと続き飽きさせない作りだった。

こんなに練りこまれたシナリオは久々だった。
2時間の演劇ならこれからも絶対観に行く!!
60分だと移動の時間の方が圧倒的に長いので悩む。

YELL

YELL

N-Trance Fish

ABCホール (大阪府)

2022/01/28 (金) ~ 2022/01/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

良かった‼️Wコールの意味は理解できる。コロナを吹き飛ばすくらいの熱量と元気さで、僕も踊りたくなったくらい。笑うしかないね。この時代。パワーをありがとー❗

彼女たちの断片

彼女たちの断片

東京演劇アンサンブル

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2022/03/23 (水) ~ 2022/03/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

遅くなりましたが、とても内容の濃い作品でした。女性の中絶を含めて、女性の権利に関する歴史。本当にためになる内容でした。役者の皆さんの演技も自然で本当によかったと思います。この内容はたくさんの人に見てほしいと思いました。

いかけしごむ

いかけしごむ

劇団俳優難民組合

下北沢 スターダスト(東京都)

2022/04/08 (金) ~ 2022/04/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

入った瞬間、ウワーとビックリ。
照明が暗いので、ゾクゾクして、怖い。いや、おもしろい!!!
まるであの世か、幽霊が出そうな雰囲気。
開演前、この空間に座っているのをたのしんだ。

ストーリーは、不思議な感じで、最初はあまり意味がつかめなかったが、だんだんと考えながら観ていて、
こうかな?と自分なりに解釈しながら観た。
ラストの台詞を聴き、たぶん間違いないかな、と思うが合ってるか?

黄泉の国のお話みたいで、興味深かった。
おもしろいですね。非日常的で。
また、次回も観たいです。




ナマリの銅像

ナマリの銅像

劇団身体ゲンゴロウ

ひつじ座(東京都)

2022/03/09 (水) ~ 2022/03/13 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

年貢、代官、一揆にパチンコやメガホンが登場するアナクロニズム(わざと)によって、この世で起こった戦争全般についての話となり、見ている者を巨視的な視野に立たせてくれる作品でした。今まさに、ウクライナとロシアで起こってることも含まれていると思います。ステージ床をバラして積み上げて台にしたりといった工夫もグー。次の作品も超楽しみ。実演でみることが出来なくてとても残念でした。

Strange Island

Strange Island

Nakatsuru Boulevard Tokyo

サンモールスタジオ(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/20 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

現在の縮図を感じさせる舞台、面白かったです!

甘い手

甘い手

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2022/04/23 (土) ~ 2022/04/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2年ぶりの再演見てきました!!
初演よりさらに非常に面白くなり全てにおいてパワーアップしていました。
4公演すべて見させて頂きましたが、セリフや間などが少しずつ変わっていて、DVDでは体験できない生の醍醐味を味わいました。

ガラテアの審判

ガラテアの審判

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2022/01/20 (木) ~ 2022/01/26 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

殺人を犯したアンドロイドは人間と同等に裁かれるべきか。
仮にヒロユキが論破したところで、それは無いだろうと思って観ていたのだけれども、とことん重ねられていく審議や証言、ドラマチックな流れに引き込まれるがまま気持ちが大きく揺さぶられていく見事な公演。

審判に向けて事件の本質を突き詰めていく作品力。
ひとつまたひとつと真実が明らかになっていくほどに、浮き上がるそれぞれのカタチ、それぞれのカタチで感情が高ぶっていく役者さん達の熱演が素晴らしい。
体感では劇場のほとんどが舞台スペース、シアター・ミラクルならではの臨場感。
近くを役者さんが通る時には台詞はなく、激しい感情表現の時は必ず飛沫が観客に向かない事等ことごとく配慮されており、安全とエンターテインメントの両立が考え尽されていたと思います。
それらの配慮に守られ、今、これだけの迫力ある舞台を堪能できたのだという事に強く感謝。

あいついつまでもやってる

あいついつまでもやってる

トローチ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2022/01/22 (土) ~ 2022/01/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

内容が濃く、ラストを観て改めてタイトルを知らされた作品です。今日も当日券で観劇いたします。なぜなら、そうしないとあのうやむやが解決しないからです。なので、ずっと観ていたい作品なのです。是非、あなたにお薦めいたします。

ミネオラ・ツインズ【1月25日~28日公演中止】

ミネオラ・ツインズ【1月25日~28日公演中止】

シス・カンパニー

スパイラルホール(東京都)

2022/01/07 (金) ~ 2022/01/31 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/01/22 (土) 18:00

2度目の観劇だが、戯曲を買ってみると、かなり深い作品だと分かる。面白い。90分。
 主要な6人の登場人物は3人で各2役で演じることが戯曲で指定されていることが分かった。主人公のマーラとマイラは1人の人物の両面を描いているように見え、そのことが1人2役で演じるという形になったのか。2人の息子のケニーとベンも八島智人が2役で演じるが、これも正反対のキャラクター。今回は「夢」という場面が2人の和解を求める心を描いているように思え、2役を演じることで「同じ人間だ」と言っているようでもあった。もっと考えていくと、いろいろと解釈できる作品だと思う。さらに使用する劇中曲も「同時代の女性シンガーの曲」を使うことなども指定されていて、それなりに腑に落ちる選曲だと思った。特にオープニングとエンディングの Gloria Gayner "I Will Survive" はピッタリだと思う。

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