最新の観てきた!クチコミ一覧

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Blank Blank Brain

Blank Blank Brain

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF OFFシアター(東京都)

2019/10/12 (土) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった!演者さんも良かったし、台風でいろいろ大変だったのに対応も完璧。良い劇団さんです。

花隠想華

花隠想華

ZERO Frontier

萬劇場(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

公演の魅力は、妖しげな登場者によるアクション、ダンスといった身体表現の素晴らしさと民俗・伝承を題材にした物語性だと思う。そして舞台美術がその怪しげで謎めいた空間を演出していると言っても過言ではない。
(上演時間1時間50分)

ネタバレBOX

場内に入ると、鬱蒼とした山の中といった雰囲気を漂わす舞台セット。山中を表す高さ、やや上手側中段に神社の鳥居が立つ。木々が茂るセットだが、特に上手・下手の両側は本物の竹を配している。段差があることから、その上下運動は躍動感を表す。

不思議な夢、それが正夢のようになる現実...ここから物語は始まる。ラスト近くに明かされるが、この地は”遠野”だという。もっとも今作で登場するのは架空の国「やまとの国」であるが、どうしても岩手県遠野、その民俗・伝承もしくは伝説を連想してしまう。登場するのは女鬼(「山都」に住み)、男鬼(定住せず山を渡って生きる「山渡」)、天狗(「山門」に住む)で、住んでいるのは みな「やまとの国」の中。この人間以外の者が住む場所に人間が迷い込み、それによって起こる奇怪な出来事が観客を時間も空間も超える劇の深みに飲み込んでゆく。この迷い込んだと思われた人間は、理由(わけ)あって意識的にこの地へやって来た。過去と現在、その300年の時を経て明かされる真実が切なく悲しい。人間と鬼を結ぶ出会い・友情から、この地(山)の神となって見守るへ繋げるのは、アナグラムの機知、緩い笑いと逸脱を盛り込んだ脚本の面白さ。そして「事実と真実は違う」などの台詞で心に響かせる。

女、男それぞれの鬼や天狗、その隠し事や思惑が交錯し謎めいた物語に観客を引き込んでゆく。山の神へ神事(女鬼といえども実娘は犠牲にしたくないという本音も垣間見える)...それを女鬼による華麗なダンス、その結果起きる不幸な出来事に起因する男鬼と天狗の格闘、そのアクションの迫力は観応え十分。登場する者のキャラクターをしっかり立ち上げて、個々の役どころの演技とダンス等のアンサンブルとしてのチーム力を発揮するというエンターテイメントな各々の観せ方が実に上手い。

最後に山中の物語であるが、海を治める神や人格を解し万物に精通するとされる星獣が現れたりと世界観を広げるなどサービス精神?もあるような公演であった。それこそ、民俗・伝承を通してこの地は人間だけが住んでいるのではなく、他の動植物も含めてという暗喩であろうか。
次回公演も楽しみにしております。
死と乙女

死と乙女

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/13 (日) 17:00

 千穐楽前日の公演を2度目の観劇。やはりタイトでシビアな舞台だった。初日に観たものから大きな変化はないのだが、やはり表現に深まりを感じる。しかし、そもそもが非常に厳しい内容の作品なので、変化が見えにくいのかもしれない。初日は、多様な解釈を残すエンディングと書いたが、どうも真実は意外なところにある、という結末に思えた。台風の影響で開演時間を遅らせて上演。ところどころに見える空席は、来られなかった観客だろうか、と思うと、残念に感じる。

猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです。台詞なしで、ストーリーをどう紡いでいくのか?と思いましたが、迫力のあるアクション・殺陣・ドラマチックな音楽や美しい演出等々で、登場人物達の思いが、すごく伝わってきました。役者さん達の身体能力が高く、その動きがキレもあり美しさもあり、瞬きせず見入ってしまいました。そしてラストは、何だか切なくて涙が出そうでした。大満足でした!

Blank Blank Brain

Blank Blank Brain

劇団芝居屋かいとうらんま

OFF OFFシアター(東京都)

2019/10/12 (土) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

「頭の中を覗いてみたい」という一見ありそうでなさそうな、疑問を、観客に直球で投げかけ、一瞬の隙もなく、展開し続ける、見事な演出に圧巻。実際に覗いて見たら、トンデモナイ世界なのかも。。。と想像するするにつけ、AIの行く末について不安を感じずにはいられない作品。久しぶりに、お芝居の観劇で、脳に汗をかきました(笑)。

ネタバレBOX

brochureの表紙デザインや、演出家の戯言、手作り感満載のらんま新聞、、、どんな細部にも、手寧さと緻密さが施され、とても好感をもちました。とくに、座長自らの直筆である「ごあいさつ」に感動。ずっと応援していきたい劇団です。来年の演劇祭参加作品にも期待しております!東京の冬は寒いです、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

台詞が一切無いのにストーリーが分かるという作りの凄さ、そしてスピード感のある殺陣の動きが綺麗でまるで舞のよう。
演者さんは皆良かったが特にヴィランズがカッコ良く強い!今度はこちら側にスポットを当てたストーリーを見てみたい。

ネタバレBOX

布の人が綺麗なんだけど笑顔がめちゃ怖いです!ちょっとしたホラーのような奇妙な動き・・・夢に見そうです。
『忠臣蔵・破 エートス/死』

『忠臣蔵・破 エートス/死』

エイチエムピー・シアターカンパニー(一般社団法人HMP)

AI・HALL(兵庫県)

2019/10/10 (木) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

入場して、まず、シンプルで美しいセットに目を奪われました。ライトによって色や影でいろんな場面が作られ、独特の白塗りのメイク、独特の動き、このカンパニーでしか観ることのできない世界にどっぷり浸ることができました。すばらしかったです。

いざ、生徒総会

いざ、生徒総会

filamentz

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2019/06/11 (火) ~ 2019/06/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

かど a.k.a. 監査萌え
@mista07
·
6月11日
#いざ生徒総会
積み重ねられていく1話~4話それぞれがめちゃめちゃ面白くて
「いざっ!」とカタルシスを感じる第5話
大爆笑に包まれたり、青春を感じてほろ苦さを感じたり
バカバカしさとか真面目な思いとか
とにかく面白い大傑作だった
ナイゲン、アガリスク、学校物好きな人は絶対に楽しめる作品

ネタバレBOX

・1~5話までそれぞれ違った演出なので飽きが来にくい
・1話の会長VS先生はもっと会長に強さが欲しい
・1話が一番甘酸っぱい
・心の中の一人語りシーン多め。演るの難しいだろうに堀ノ内さんはじめ、全員上手い
・川口さんのコメディ感(センス?)
・竹田さんずるいほど面白い
・第4話がコメディとしての完成度が一番高い
・小ネタとか構図での笑いとか教科書のごとく詰め込まれている
・で最後にもっていくあの恐ろしさが怖さを感じるくらい完璧
・5話は色々ナイゲン的なワードがあって知ってると嬉しくなる
・狂いっぷりVS人間。全部振りが効いてる
猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

 べシミル! と言っても東京公演は本日で楽。また来て欲しい劇団だ。

ネタバレBOX

 科白一切なし。殺陣と体術で見せる。作・演・主役の竹村 晋太郎さん、お見事! 音響、照明の良さも効果を盛り上げる。奥の壁に大きな墨絵が描かれているが、この墨絵も実に上手い。迫力のあるもので感心させられた。戦う一対の鬼のような異形の者(猩獣?)を描いてあるのだが、筆致が凄いのだ。
 科白が無い分内容はシンプルだが、それが功を奏している。物語は、村を襲い気に入った女を浚っては自分の妾にしている悪辣な集団に女を奪われ一旦滅茶苦茶にされた村に猩獣が現れ、傷ついた者を癒し、仮面を与えると、死んだと思われた男は、女を守ろうと自ら猩獣と化した。浚われた娘には相思相愛の男がおり、猩獣と化した男はそのナイーブなメンタリティー故に想いを告げることができなかった。最後の最後迄、このナイーブな男の秘めた念は念のまま、襲撃グループの四天王を総て討ち己も重傷を負って、助けた女に手向けた白い花は血潮に染まった真っ赤な物であった。ずっと彼の念に気付かずに来た女が、ここに至って遂に気付き相思相愛の男との板挟みに苦悶の表情を浮かべる下りも良い。
 悪党共のボス(庄屋)は、猩獣に手傷を負わされ逃げ戻った3名のうち、布を操り奇妙な体術を使う女以外は散々に打ち据える。可也冷酷な男だが、戦いの核心を為す四天王の術を紹介しておこう。最強の戦士は居合いの達人でもあるような剣捌きをし、体を回転させながら打ち込む戦法も示現流のような凄みをみせる。一人は大長刀の使い手、柄の部分を背中に回して縦横無尽に繰り出す闘法は手ごわい。一人は数十㎝の切っ先鋭い山刀のような武器を二本用いながら、巧みな体術や手下共に操らせた梯子を用いて高所、梯子の間、梯子の天辺に反り返った体制からの攻撃等、スピードと思いがけない攻撃で油断がならない。猩獣と化した男は、村の仲間共々娘を救おうと躍起になって戦うが、敵もさるもの、仲間を独りずつ四天王の補佐として付け猩獣を襲うシーンもあるのは、無論、そうしなければ女や他の囚われた仲間の身に害が及ぶからである。幕が上がってから最後の決着がつくまで殆ど殺陣のシーンの今作、物語のシンプルだが訴求力のある内容と殺陣、体術の見事さで飽きさせない。拍手が鳴りやまなかったのも当然だろう。
「遮光器土偶デス・エクソダス VS夜明けの令和」

「遮光器土偶デス・エクソダス VS夜明けの令和」

駄目なたすいち

Geki地下Liberty(東京都)

2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

縄文パートはぶっ飛んだ設定の割に、意外としっかりしたエンタメな物語
縄文というフォルムであること意識すると、そこで行われている全てが狂っている作品
悪役の目立ち方とかその時代の進み方とか映画版ドラえもんのような感覚
サディさんはさしずめギガゾンビ

令和パートは 細田こはるさんに尽きる
衣装も喋り方もなにもかも最高だった
令和パートの方が物語としてのぶっ飛び感が強くて
高揚感とカタルシス、好きに対する丁寧な物語
舞台というのは美術や音や制作など色々なものに支えられてるんだなとなんか感じさせられた作品

探偵なのに

探偵なのに

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

伏線あり意外性あり。終盤に一気にストーリーが収束していく素晴らしい脚本なのに、笑い声が絶えない。素晴らしい舞台でした。

boy be...

boy be...

ミュージカル座

六行会ホール(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/13 (日)

六行会ホールにてミュージカル座『boy be...』を観劇。
毎回ミュージカルナンバー盛り沢山で、老若男女誰もが楽しめる分かりやすくて説得力のある良質な作品創りをされている印象を受けるミュージカル座さん。個人的には『アワード』以来、1年ぶり7回目(7作目)の観劇でした。
今回は「役立たず」と罵られるダメロボット《Be》の成長を描いた作品。近年のロボット産業の発展は目覚ましく、今まで人間が務めてきたことをロボットがやる時代になってきましたが、Al(人工知能)の技術などが進化しているとは言え、やはり所詮は機械なので、一つ一つのやり取りは無機質と言うか味気無さと言うか、形式的なものにしか過ぎないのが現状だと感じます。でもこの作品では、そんなロボットに人情味のある生きた感情を加え、人間側からだけでなく、ロボット側から見た世界を描いている作り方が面白く興味深いと感じました。何だろう、ドラえもんの世界に近いような。。?ドラえもんもネコ型ロボットとして人情味溢れるキャラで愛されていますが、今回の作品に登場するbeも似たような雰囲気を感じました。
そして人間とロボットの違いと言えば、やはり生命の問題。ロボットは仮に壊れても修理すれば再始動可能ですが、人間となると多少の延命は出来てもいつか必ず死が訪れる。だからこそこの作品の中で登場する「生きている時は魔法の時間」という言葉はとても印象的で心に突き刺さりました。魔法の時間を過ごせている今には本当に感謝しなければならないですし、当然それを思うなら生命を脅かすような争い事は絶対に排除すべきとも改めて感じました。でもこの作品で面白いのは、前述の通りロボット側にも感情を入れている点かなと思います。どれくらいの時間経過をイメージしている作品なのかは分かりませんでしたが、共に生きてきた人間が次々とあの世へ旅立っていく中で、ロボットbeだけは動き続けている様子は、今まであまり考えたことがなかったような感情を掻き立てられたような気がします。自らのスイッチを切って欲しいと訴えるクライマックスシーンは切なくもあり感動的でもありました。まさに「お疲れ様、Be。」という感覚です。最初カタコトだったbeの話し方が、最後には流暢になっていたのも印象的だったなー。
また、本来はロボットが人間の動きをするような進化が必要ですが、最近は人間自体がロボット化しているのではないかと感じたりもしました。人間にしか出来ない様々な経験や感情表現も大事にすべきだなとしみじみ。
今回もさすがミュージカル座さんと思わせる素敵な作品。ストーリーはもちろん、ミュージカルナンバーの豊富さと美しさ、華やかさなど、どれを取っても非常に満足度の高い作品でした。一人で何役もこなす演者さんの器用さも素晴らしいと感じました。元アニー役の栗原さんをはじめ、個人的に大好きなミュージカル『アニー』の経験者も多く出演されていた点も嬉しさがありました。

再演 マインドファクトリー~丸める者たち~

再演 マインドファクトリー~丸める者たち~

かわいいコンビニ店員 飯田さん

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2019/07/24 (水) ~ 2019/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは面白い作品
圧倒的な理不尽がそこにあると人は笑ってしまったりする
彼らをその小さな小さな箱に閉じ込めているのは、感動ポルノを求める本当にいやらしい大人たち
「そんなんじゃ社会に出て通用しないぞ!」
いや全然通用しますが何か!?
田所と永田のシーンが秀逸
ギリギリの緊張感とバランス
自分がこの世の全てだと思っているこの世界は、意外と簡単に壊れるし、世界の端っこにすら届かない場所にある
見ている僕らは後出しのずるい観客
正論なんてクソの役にも立たない

探偵なのに

探偵なのに

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/10/09 (水) ~ 2019/10/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!久保田さんはコメディーの方が合っているのではと思えてしまいました。
監禁されている探偵さん。なんで?そのうちお仲間は増えるわ、侵入者は現れるわで、解決するまで目が離せませんでした。
前説の佐藤さんに聞きそびれました「佐藤さんはなんピヨピヨ?」

ネタバレBOX

導入部がちょっとくどいかな(笑)
ハムレット

ハムレット

しあわせ学級崩壊

BASS ON TOP 中野(東京都)

2019/07/07 (日) ~ 2019/07/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

中野のスタジオでの公演
スタジオが変われば音もアクティングスペースも変わり
またちょっと違った感じの見え方に。
高田馬場の時より音が炸裂する時の爆音感が増していた
また、役者の動きが増えて観客との距離もより近づいて、芝居感も強くなっていた

ネタバレBOX

・揚羽さんの終盤の慟哭台詞。音楽も合わせてボルテージマックスになり本芝居で一番好きな場面
・福井夏さんのラップ的な節回しの台詞。これで序盤の勢いがついてノッていける
・田中さんに見つめられるアクト。恋に堕ちる
・気の触れた大田さんの美しさ
ココニイルアンドレスポンス

ココニイルアンドレスポンス

シベリア少女鉄道

シアターブラッツ(東京都)

2019/07/20 (土) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台というのは演劇の嘘と約束事があって
観客は観客でそれに呼吸を合わせ、想像力を働かせる
ずっとそれを試されて、そしてその上を超えてくる作品
最近のシベ少は土屋さんが物語を書けるようになったことを悪用している感があってそこが面白い

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/07/26 (金) ~ 2019/07/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

超弩級の格好良さ、舞台の魔法を余すこと無く使った美しさ
そんな伊達も酔狂もある白浪七人衆の殺陣や生き様に魅了されまくり
昔見た映画「里見八犬伝」のようなロマンチシズムに溢れた世界観で
見栄もキメもハマりまくるスーパー粋な物語
もう痺れまくりの見とれまくり

ハムレット

ハムレット

しあわせ学級崩壊

SOUND STUDIO NOAH 高田馬場(東京都)

2019/06/30 (日) ~ 2019/07/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

ハムレットの台詞がビートに合わせて交わい飛び交い
リズムにノリながら身体の中に入れると感情を伴って爆発する
スタジオど真ん中にハムレット
経由して渦巻く思惑、囲むぼくら観客
音楽を通して台詞を通して物語は動く
ぼくらは観客であり亡霊であり登場人物だった

スタジオでのスタンディング公演
ハムレットという題材はそれぞれの思惑と陰謀が渦巻く作品で
主人公のハムレットがスタジオを動き回るようにしたのは良い工夫
ハムレットのあらすじや人物相関図など事前に用意して見てもらった方が1.5倍くらい楽しめると思う

ノーカントリーフォーヤングメン

ノーカントリーフォーヤングメン

コンプソンズ

シアター711(東京都)

2019/07/02 (火) ~ 2019/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

言葉に溢れてるけど、沢山の物をギュッと詰めたんじゃなくて
隙間隙間に押し詰めた感覚
笑いとシリアスの境界の無い作品
目のヤバイ横手さんと宝保さんが対峙する場面が良すぎて死ぬかと思った
めちゃめちゃと物語のバランスはもう少し微調整できるかも
その言葉を客に投げたらどう跳ね返るかを完全に把握しているのが凄くて
面白くない台詞はそう受け取られるのをわかって次の台詞に繋がってるし
神の目を持った台本
それを強い役者が暴れまわって掻き乱す
甲野さんと星野さんのコンビの凄さが凄い(小並

ハムレット

ハムレット

しあわせ学級崩壊

nagomix渋谷(東京都)

2019/07/17 (水) ~ 2019/07/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

上演前後にそれぞれ30分のゲストDJのプレイタイムがあってノリまくってたら汗だくで疲労して死にそうになった
千秋楽はお客さんの囲み方とかノリ方が完全フィットした感じで超良かった
あー本当にこのスタイルでの演劇の感じ方、堪らなく好き、美しかった

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