最新の観てきた!クチコミ一覧

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パレードを待ちながら

パレードを待ちながら

兵庫県立ピッコロ劇団

ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)

2024/04/12 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

楽日観劇

他劇団さんで何度か拝見した演目。
ピッコロさんはとても洗練された感じで、陰鬱な戦争の息苦しさを感じる本作を、とてもスマートに、陰鬱さを少し和らげた感じで、綺麗にまとまっていて観やすかった(個人的には、ぼくとつとして、鬱屈した感じも捨てがたいが…)。
良かった👍

「泡が消えない」

「泡が消えない」

どんぐり企画

難波サザンシアター(大阪府)

2024/04/13 (土) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日観劇。
親友と想い人…
親友·想い人を傷つける位なら…

高校卒業直前、その4年後、6年後、10年後を描く、真剣に友情·愛情と向き合った4人の、本当に切なく優しい物語。

皆しっかりと強く、大人に成長してくが…
大人になっても消えない泡があるんだ😢
心にしみた🥺

流れゆく雲を、空はただ見つめている

流れゆく雲を、空はただ見つめている

HAYASHI

扇町ミュージアムキューブ・CUBE03(大阪府)

2024/04/12 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

妹を身ごもった母が…
グシャッとしたくなる現実なんだけど、空は産まれたかった?

序盤、超~重たかったが、後半、光が射した、と思ったら、最後、生きていれば何とかなる🙏と祈ってしまった✝️
超~重いが、なぜか人間臭くて面白かった😆

さるヒト、いるヒト、くる

さるヒト、いるヒト、くる

ポケット企画

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

北海道恵庭市の山中で暮らす実在の人物を元に描いた作品で、実際に出演陣が件の人が住む森へ赴き交流を重ねた厚みが垣間見える表現がたくさんあり説得力がありました。都市部で仕事をしながら表現活動をすることを決めた若者2人が森の中へ滞在しているところから、美しい描き方で森にまつわる歴史なども浮き彫りになっていきます。とても面白い作品でした

見果てぬ夢

見果てぬ夢

劇団The Timeless Letter

扇町ミュージアムキューブ・CUBE01(大阪府)

2024/05/05 (日) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

相変わらず泣いた… これまでよほどのことがない限り拝見しましたが、いつも泣きます❗ 月が示すメタファーとしては 人の道しるべを示すことに良く使われるのですが、ぴったりのバッググラウンドだったと思います‼️(強いて言えば、満月🌕だけではなく半月🌓三日月🌙月無しも欲しいかも…患者の状況に合わせての意味で)
それ以外は満足です❕

さるヒト、いるヒト、くる

さるヒト、いるヒト、くる

ポケット企画

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

タイトルの演目「さるヒト、いるヒト、くる」は、葉っぱが堆積してできた土の上で、100年後を考えて作られた林の下で、言葉が湧いてくる/降ってくる瞬間を体感できるような観劇だった。時間の軸(過去未来)と場所の軸(緯度経度)が、同じであること(今、ここ)、がはっきりと感じられて、劇場に来てよかったなと思った。

さるヒト、いるヒト、くる

さるヒト、いるヒト、くる

ポケット企画

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いまを生きているのだけど、それは過去からのいま。何度も鑑賞することで、違う理解が生まれそうな作品でした。

デカローグ1~4

デカローグ1~4

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2024/04/13 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/05 (日) 17:30

A(1&3)を観劇。
派手な演出はせず淡々とストーリーが流れる感じが心地よかった。

ドールハウス

ドールハウス

劇団空ノ音

とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ すてっぷホール(大阪府)

2024/05/06 (月) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

満足度★★★

二作品集会話劇 阪大系ミュージカルのデリバティブ劇団と聞いていたが、笑いと余りメタファーを感じない内容だった
次は音楽劇らしい❗

アリとキリギリスと

アリとキリギリスと

東京芸術劇場

ロワー広場(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

アリとキリギリス役のストリートダンサーらしい男性2名と、光の精や蜘蛛の役で登場する女性ポールダンサー1名によるパフォーマンス。座って見ている子供たちも巻き込んでのステージは非常に見応えがあるもので、40分ほどだったが立ち見のまま最後まで見てしまった。衣装も素晴らしい。

さるヒト、いるヒト、くる

さるヒト、いるヒト、くる

ポケット企画

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

澄明感のある舞台。土着と歴史へ学び、ハードインフラを築きあげた近現代を撃つかのような視点。
戦争の記憶と予感を映像のように見せた。

中之島春の文化祭2024

中之島春の文化祭2024

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2024/05/04 (土) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

毎年恒例のGWお芝居イベント!

Bブロックを鑑賞
お笑い系からシリアス系まで
バラエティーに富んだお芝居を楽しめた。
中でも初見の劇団?喜劇結社バキュン!ズは
間といい言葉のチョイスなどの笑いのセンスが好きかも!
このイベントは未見の劇団を知るいいきっかけにもなりますね。

パレードを待ちながら

パレードを待ちながら

劇団未来

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

初見の戯曲、何かよく演ってるなと思う程、耳にする演目。舞台はカナダ西部の大都市カルガリー、アメリカ・モンタナ州の国境までは南に車で3時間。カナダは1939年にナチス・ドイツに宣戦布告。連合国に加わり、欧州戦線に参戦。ノルマンディー上陸作戦(連合軍勝利を決定付けたもの)はアメリカ、イギリス、カナダで行なっている。
この物語は第二次世界大戦参戦の1939年から終戦の1945年までの銃後の女の物語。
タイトルの意味は戦勝パレードで、戦地から帰国した家族達を迎える日のことだろう。

この劇団、最大の強みがガチガチの関西弁。余りに捲し立てるので時代設定を日本の近未来に移したのか?と勘ぐる程。(実はそっちの方が観たかった)。痛快な関西弁の遣り取りが心地良い。この路線は正解だと思う。どんな高尚な戯曲でも関西弁化すると作家の意図しない新しい魅力が生まれる。

池田佳菜子さんはやたら長身。ピアノが上手い。夫はラジオのニュース・キャスター。夫の兵役免除の負い目を払拭する為、カナダ版「国防婦人会」の班長として人一倍張り切る。少しヒール的立ち位置。
肉戸恵美さんは高橋ひとみ顔。夫は志願兵として出征。社交的で付き合いが広い。色気ムンムン。
三原和枝さんは早くに夫を失くし、長男が志願兵に。次男は共産党員で「戦争反対」を訴える。教会で神に祈り続ける毎日。
前田都貴子さんは高校教師、年の離れた夫は軍国主義の愛国者で毎日喧嘩ばかり。生徒達が戦場に向かうことを怖れる。
北条あすかさんはその態度のふてぶてしさとべしゃりの達者さが上沼恵美子の若い頃を思わせる。ドイツからの移民で、父親とテーラーを営む。スパイ容疑をかけられた父親は収容所へ。街中から敵視され、迫害を受けることに。

皆、歌が上手い。歌のシーンになるとパッと盛り上がる。ある曲に聞き覚えがあり、考えていたら『夢の泪』の募金活動のシーンで歌っていた奴だった。
ストッキングの模様を脚に眉墨で描いたり、その意図がよく判らないシーンもある。
士気高揚の為の娯楽の提供、という日本では考えられない女性達の任務。ダンス・バーティーや歌の練習なんて。
当時のカナダの流行曲を使い、時代の空気を体感させる。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

冒頭のシーンが非常に良かった。椅子に座った4人の女、池田佳菜子さんが一人ずつダンスに誘う。踊ったものの脚がもつれて転んだり、断ったり、そもそも誘わなかったり。この5人の関係性を視覚化したのだろう。ラストにこれがもう一度入るのがまた良い。実はこういうオリジナルの部分でもっと演った方が正解だったのでは?
役者は最高だが、自分はこの戯曲が余り好きではないのだろう。

結構居眠り客がいた。多分失敗したのが会場の温度設定。前説の時、寒いということで設定を上げてしまった。始まると熱気で室温が上がるもので、第一幕ではもわっとした空調。第二幕では下げたので快適。

関西弁による異化効果の面白さ。筒井康隆に『火星のツァラトゥストラ』という名作がある。当時『ツァラトゥストラはかく語りき』の新訳版が出版、タイトルが『ツァラトゥストラはこう語った』だったことに受けた筒井康隆が徹底してツァラトゥストラをネタにしたもの。一躍時代のスターに躍り出たツァラトゥストラだったが、段々と人気に陰りが出て主演映画の質も下がっていく。『ツァラトゥストラだヨおっ母さん』『ツァラトゥストラはつらいよ』『ゴジラ・エビラ・ツァラトゥストラ 南海の大決闘』などなど。
らくだ

らくだ

CHAiroiPLIN

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2024/04/12 (金) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

小説、海外戯曲、落語など様々なジャンルを「ダンス公演」に仕立てて上演する「おどる」シリーズ。今回は古典落語『らくだ』に挑んでいます。長屋に迷惑ばかりかけるならず者の主人公・らくだ(これはあだ名で、人間です)をオクイシュージさんが演じています。CHAiroiPLINの他作品と比較すると、ダンス要素が少し薄めで、語り要素が少し多め。話芸である落語をリスペクトした構成バランスかもしれないし、あるいは、『らくだ』のドラマ性にスポットを当てたかったのかもしれません。

ネタバレBOX

落語『らくだ』における登場人物の役割は劇中に落とし込んでいるが、登場するキャラクターの性格などはややオリジナル要素を含んでいる点が興味深かったです。平たく言うと、落語版とは異なる印象が残ります。物語の展開細部も異なり、その差異にこそ「カンパニーが今作で描きたかったもの」が凝縮されていると感じました。らくだのダメ人間ぶりの「裏側」を描きたかったのかもしれないし、社会から切り離されてしまった人々の絶望や孤独を描きたかったのかもしれません。立川談志師匠は落語を「人間の業の肯定」と説明したと言います。この言葉を思い出した観劇体験でした。
『法螺貝吹いたら川を渡れ』東京公演

『法螺貝吹いたら川を渡れ』東京公演

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/05/05 (日) 14:00

「方言」って何言ってんのかわかんない方が断然面白い!要は話の筋が解ればいいのだ。
変に台詞を解りやすくせず、超アナログな手法で観客に翻訳を伝えるところが秀逸。
大笑いしながら戦争の愚かさ、無意味さを痛感させる、なべげんのこのテイストを心より愛す。

ネタバレBOX

正面の壁にはギザギザした津軽地方の奥深い山、だが真ん中から赤と青に二分されている。
敵対する二つの村、津軽と南部は川を隔てて隣り合っているが、実は密かに交流している。
どちらもマタギの村で、協力して熊・鹿・ウサギなどの猟をするのだ。

維新の嵐が東北に及んだある日、津軽側の鉄砲の名手栄助に、城から
「南部を襲撃せよ」との命令が下る。
栄助は悩んだ末、「フリっこでも良いんでねえが?」と南部側に持ち掛ける。
手はずを整え、誰も傷つかずにフリだけで戦争は終わるはずだった・・・。

のちに、津軽と南部は「青森県」というひとつの県になる。
時代に翻弄され、あっけなく新しい制度の下に置かれ、
戦後長く生き続ける栄助が、次第に老いていく姿の何と孤独なことだろう。

「山の神」「行き倒れの女」「着ぐるみの熊」という
一見力技的なワードがラストに見せる回収っぷりが素晴らしい。
冒頭着ぐるみが出て来た時には想像もつかなかったが、
このしみじみと哀しいラストはずっと忘れられないだろう。

栄助役の三上陽永さん、コミカルなシーンも切ない場面も情感たっぷりで巧い。
木村慧さんの声の表現の豊かさが、この作品のキモであり素晴らしかった。
また観たい役者さんのひとり。

エレキギターとドラムの生演奏のお二人が、普通に出番になると立ち上がって
芝居するのが面白かった。これは素敵!


なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

Aga-risk Entertainment

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/05/05 (日) 18:00

価格3,000円

これだけはちゃめちゃな設定にも関わらず、
違和感なく会話が成立してる(=ストーリーが成立してる)のは、
脚本×演出×演技の力がなせる技だろう。

2時間ちょっとはあっという間だった。

ネタバレBOX

コロナ禍を笑える日が来るとはね。
Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

萬劇場(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ハートサイド観劇 物語の構造自体秀逸で数字に関わる各お話をメインストーリーにただぶら下げるだけでなく多重に連動させかつスッキリまとめている 全キャストしっかり見せ場のある群像劇 時間経過を感じさせる場面転換と逆に時間経過を感じさせない場面転換がスッキリ見られることに大きく貢献していた

ネタバレBOX

特に前半は細切れ感を強く感じた キャラクターや設定がまだあやふやで場面の切り替えの速度に順応できていないのが原因かも 若干明確に区別がつきずらいキャラクターもおりその辺も前半のいまいち間につながっているように思う
なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

Aga-risk Entertainment

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

このGW、早くにいろいろ予定を入れてしまったので、今回は難しいかなと思っていたが、なんとか隙間を縫って席を確保。SF好きとしてもツボに入るセリフがあちこちに。観に来てよかった。

めくる、くる、くる。

めくる、くる、くる。

インプロカンパニーPlatform

上野ストアハウス(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ポップでファンタジックな見た目とは裏腹に、結構シリアスでシニカルな話ですね。大枠は決まっているとはいえ、これが8割アドリブとは。大いに楽しめました。

風と共に去りめ

風と共に去りめ

かーんず企画

シアター711(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

リンクする4つのストーリーが4分割された舞台で同時進行。コンパクトで濃密なグッとくる話ですね。分からないところもありますが、大いに楽しめました。

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