さくえるが投票した舞台芸術アワード！

切ないがいい物語であった。個人的には「ユリコレクション」に匹敵する作品になる可能性を感じた。

他の同プロデュース作品と悩んだが、これが一番印象に残っている（公演時期もあるが）。コメディタッチの作品となるが、笑わせてもらった。

2013年に観たボクラ団義の中ではこれが一番よかった。ラストに向け絡めた謎を一気に解いていく（明るみになる）展開はお見事と感じた。

休憩込みの３時間と聞いたときは長いと思ったが、まったく長さを感じず、もっと見ていたいと思った。

初演は観れなかったが、その観れなかった気持ちを裏切らない面白さであった。

アパートの住人達の話だが、家族の暖かい物語のように感じ、ホッコリ出来た。

笑いを随所に散りばめ笑わせながらも、物語を締めるところはきっちり締める作品となっており、楽しい時間であった。

登場人物達の信じる信念等、生き様が熱く描かれてました。

棒作品をオマージュしているが、そんなことを感じさせない面白さであった。

いろいろてんこ盛りではあったが、舞台上、目の前で起こってるものを素直に楽しむそんな作品でした。