時をかける稽古場2.0 公演情報 時をかける稽古場2.0」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
21-40件 / 49件中
  • 満足度★★★★★

    公演後の「観てきた!」口コミってどうよ? もう観られないのに。

    と思っていたけど、次の可能性があるので俺も思ったことを書く。
    アガリスクエンターテイメント、いつも面白いけれど『時をかける稽古場2.0』はいつにもましてなにか特別な公演だった。試演会からの台本大幅変更、劇中と現実がリンクしたかのような大事件の中の京都行き。桜満開の春の京都で繰り広げられる、東京とは少し違う座組での公演。周囲の演劇関係者やディープなファンを巻き込んで熱をもった特別な公演だった。物語性は麻薬のように人の心を浮遊させる。一年のうちのわずかな時期にしか満開にならない桜のように。

    次にやるべきことはなんだ?
    その物語性から『時をかける稽古場』を解放して、野に解き放ってほしい。アガリスクエンターテイメントを愛する人達が守る花壇じゃなくて、荒野に種を植えるようなそんな次の物語『時をかける稽古場3.0』を観たい。

  • 満足度★★★★★

    ドラえもんの伏線、見事。
    これからどう展開するのか…
    幕間に想像を書き立て、その想像を飛び越えた展開に
    更にワクワクが止まらない。

    追伸、金土日は伺えない。
    どうしても観たかったので、木曜日、出張先から3時間弱かけ辿り着けました。

  • 満足度★★★★★

    初めて観劇した舞台
    これとの出会いが今年の私の生活を大きく変えた
    約半年で何本の舞台を観たことだろう、大切な作品です
    来年は東京も行っちゃうぞ~~

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/27 (月) 19:30

    久々に純粋におもしろいと思える作品に出逢えました!

  • 満足度★★★★★

    アガリスクは初めてです。面白かったです。
    えんぶの割引チケットでみたのでコスパ的にも大いに満足です。
    暗転とか暗転代わりの映像がちこっと長い気もしました。

  • 満足度★★★★★

    初演の時とは少しキャストが変わって、後半の流れもしみじみ成りすぎなくて、より良くなった!
    とかくSF物って、どうしても腑に落ちないところが気になるんだけど、その辺もよく考えてあって本当に面白い‼

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00

    3年弱の時を経て新たに構築された「2.0」というパラレルワールドを堪能してきました。
    登場人物多め・暗転多め・策略多め、「舞台を初めて観る方」はいささか癖が強いと感じるかも知れませんが、
    ・人々が状況を打開しようと右往左往するコメディが観たい
    ・ハッピーエンドは好きだが、どうせ観るならひねりの利いた作品がいい
    ・特段気に留めていなかった諸々の要素が不意に手品のごとく繋がる瞬間が好き
    ・「当時は心底しんどかったけれど、今思い返すと懐かしい」という思い出がある
    ・今までに見たことがないものを求めている
    という方にはお薦めです。

    ネタバレBOX

    初演時同様、登場人物達は3つのパラレルワールド間を行き来しまくる。今回はさらに5年後の世界の人々による強制同窓会まで加わったが、物語の筋を追いにくくなったりはしていない。むしろあの場面(+そこに至る交渉)によって、登場人物それぞれも作品全体も深みが増したように思う。描かれていない5年間の出来事、飲み会の計画は果たして実現できたのかなどなど、いくらでも想像できて終演後も楽しい。個人的には、ツワノの5年間に何が起こる(可能性がある)のかが気になる。タイコモチ化したりパルコをネタに悪態ついたりしてた人が、妻子の許に帰ろうと必死の新米お父さんになる(かも知れない)とは。どんなドラマが待っているのだろう。

    そしてもしもボックス仮説の衝撃!「単純構造のはずが妙に柔軟に都合よく移動できちゃうタイムマシン」をより説得力のあるアイテムとして定義し直し、同時に僅かな希望を提示する手際が見事。「ヤブキ寝てばっかだよ、どうなってるの?」と少し気を揉みつつ観ていたら実は伏線仕掛け人だったと判明する瞬間も痛快。
    それにしても脚本家アサコシがあれほどパワーアップしているとは……初演時同様短時間で状況把握して陰謀企てるわ、最終的に懲りてないわ、敵としても味方としても恐ろしい存在。おまけに専門家の称号(?)まで手に入れてるし。

    細井寿代さん演じるほんわかキャラ・ホソイがいなくなったことや、筋を知ってから観ると最初の入れ替わりに伴うゴタゴタがやや冗長に感じられてしまう点など、物足りない・気になるところもある。
    それでも、初演と2.0、いずれの平行宇宙にも惹きつけられた。
    だからこそ、5年後のクマガイが口にした「全ての劇団はいつか解散する」という台詞を、今は全力で否定したい。
  • 満足度★★★★★

    いやー、おもしろかったわ。
    これだけ複雑なのに、破たんがないんだよね。
    めちゃくちゃ笑えて、でも時々置いてかれたけど、それも後から追いつけるようになってて、ぼーっとしてるお客さんにもやさしいww
    しかし、劇団って大変なんだねー。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/23 (木)

    2014年に観た舞台の中で、私自身にとっての確かナンバーワンだった作品。
    再演ではなく、リブートと聞いて、期待半分・不安半分で駅前劇場に足を運びました。

    ネタバレBOX

    個人的には『毒婦二景』以来の舞台となるハマカワフミエさん、そして矢吹ジャンプさん以外は、2014初演と同じキャスト(かなぁ?)。お馴染みの、暗転・暗転・また暗転の中、大まかなストーリーも・笑いどころの記憶も、瞬時に蘇り、2時間10分、懐かしさ半分・クスクス笑い半分で過ごさせてもらいました。
    でぇ、「時かけ」経験者だけに、不意を突かれ、腹を抱えて大爆笑!とまではいきませんでしたが、リブート版、登場人物による、観客の情感に訴求するセリフが、初演時に比べて、より胸に迫ってきたように感じました。

    観劇後、今回もまた、チケット代以上の満足感に浸ることが出来ました。初演時に買ったTシャツの長持ち具合に味を占めて、お礼代わりに、またもオリジナルTシャツを!
    5年後?の再リブート作品を観に行く際には是非コレを着て、伺いたいと存じます。
  • 満足度★★★★

    ノンストップコメディというか、大いに笑わせてもらいました。かわいそうな人のツッコミ的な叫びが、時に思わぬ角度から来たり、それを予測できてクスクスしたり、大勢キャストがいながら、それぞれに見せ場があったような気がして、その構成は見事だと思いました。

  • 満足度★★★★

    中盤まではとても面白くて、ゲラゲラ笑っていたんだけど、この演出はやっぱりクドい。
    それまでは、傑作の予感がしていただけにとても残念。

    ネタバレBOX

    仕事帰りに立ち寄り観劇する向きには、やはり平日ソワレで130分の上演時間は苦痛。
    この内容なら、100分に纏められる筈。結末が期待していたものよりも尻すぼみ(パンチが弱い)になっていったのは残念。
    (・・休日に観劇していたら3割増しの評価になっていたかも!?)

  • 満足度★★★★

    脚本が間に合わないシチュエーションにタイムトラベルを組み合わせたアイデアが秀逸。ただ、もっとたくさん伏線をはってしっかり回収させていけば、もっと面白くなったんじゃなかろうか。アイデアを活かしきれてないのは残念。最後の感動させようというシーンはしつこい。もっとカラッとやってほしかった。
    いろいろ注文はつけたくなるが、最後まで楽しみました。本公演は初めてでしたが、続けて見たくなりました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/25 (土)

    今ごろこっそりUPですいません。
    ナイゲンに続く代表作というか、受け継がれるような作品が出来た感じです。
    こちらも全国版とか、近年に3.0以上が出るのかもしれません。
    初演より色々追加とか、補完された所もあり時間は長くなったけど
    全然、長いと感じる事もなく楽しめました。
    それにアガリスク好きなハマカワさんが客演の女優で出ている所が
    個人的にはリアルな感じUPする要員です。終盤映像使う所なんか観てた時。
    E企画が初東上で観た「囲むフォーメーションZ」を思い出しました。
    上田さん、岸田取ったし、10年後くらいには冨坂さんの名前が挙がるかもね?

    ネタバレBOX

    https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/63896361.html
    ブログ下書き終わってたのにUP忘れてました。
    今ごろ読む人は居ないと思うけど、一応残しておきます。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/27 (月) 14:00

    27日午後、下北沢の駅前劇場で上演されたアガリスクエンターテイメント第23回公演、『時をかける稽古場2.0』を観てきた。この団体は過去に小劇場系の付与されるいくつかの賞を受賞している団体であって以前から一度は観てみたかったのだが、今回念願叶ってようやく観劇となった。出演者には知人の役者はおらず、純粋な演劇鑑賞である。


    舞台は超遅筆な脚本家率いる賞劇団「第六十三小隊」の公演二週間前。稽古場で、偶然にもタイムマシンの働きを持ったビニールテープを発見した劇団員達は、公演前日の世界から台本を取ってくるという奇策を思い立ち実行する。しかし、未来、つまり公演前日の団員達は別の奇策を思い立つ。つまり、全員で公演二週間前に戻ってたっぷり稽古をしようというのだ。そこで現れたのが、公演後五年たった未来の団員3人。この未来の団員から、実は公演が出演者のインフルエンザによって公演は中止になり劇団は解散したことを知る。公演中止、ましてや解散をしたくない公演二週間前と公演前日の団員達。結局、公演二週間前の団員達は、公演の成功と解散阻止のため、タイムマシンで本来の自分たちの世界である公演二週間前に戻っていく。

    この話、過去の人間達が未来を変えるということである。これは、タイムマシンが同一時空の過去・現在・未来を行き来しているのでは無く複数ある時空の世界から自分たちの望んでいる世界の時空を移動しているという発想で無いと出来ない。劇中でもそのことを説明しているが、それは後半のインフルエンザを発症した役者と他の出演者との間に生まれた連帯感による感動的シーンを生み出す必要からの苦肉の策とも言える方法であったように思えた。

    劇中、笑えるシーンやしんみりするシーンもあり、なかなか感動的。それは、劇の持っているテンポ感と役者の動きや台詞まわしのうまみが上手く作用しての結果。まぁ、演出が上手いという事なのだろう。脚本的には若干の話の展開的なほころびもあったけれど、まずまず。

    個々の役者としてインフルエンザを発症する役者ハマカワ役のハマカワフミエ(タレントで役者でもあるサヘル・ローズに似ていた)と、劇団員ツワノ役の津和野諒の存在感がなかなか秀逸。余談であるが、アイドルで客演ユキ役の榎並夕起は某テレビ局の女子アナ・久保田智子に似ていて、ハマカワフミエと共に親近感を感じた。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00

    価格4,000円

    よく出来たお話で凄く面白かったです。
    出ている演者さんも素敵でした。
    他の作品も見たくなりました。

  • 満足度★★★★

    まさに2.0だった。
    僕は初演を見ているのだけれど、それは別物、いわば1.0と表現できる、それほどまでに2.0は内容が異なるものだった。

    僕は、アガリスクエンターテイメントのことを、脚本の綿密な組み立てと、秀逸な伏線回収で有名なコメディ劇団だと認識している。
    『ナイゲン』、『紅白旗合戦』、そして『時をかける稽古場』(初演)を拝見しているが、どれも秀逸な脚本と、それを効果的に表現することができる役者陣によって、すばらしい作品になっていた。
    今回の『時をかける稽古場2.0』も、タイムマシンや多元宇宙論など、SFの要素が出てくるのだが、その実これらのSF要素を使った、「劇団モノコメディ」ということができよう。
    演劇をやっている / やっていた人はもちろん、集団で何かを作り上げた経験のあるひと(学校の部活や、文化祭でもいいかもしれない)にとって、心に刺さる、あるいは当時のことが思い出されるような内容の作品である。
    コメディとしても上質で面白いし、人間ドラマとしてもすぐれた作品だと思う。

    続きはネタバレBOXにて。

    ネタバレBOX

    ここからネタバレを含む。
    役者の都合もあるのかもしれないが、キャラ設定が1.0とは異なっていた。特にカシマとクマガイの役どころが大きく違う。
    以前は最初にタイムトラベルをするのはホソイというキャラだったが、今回はカシマがその役を負った。カシマの混乱ぶりは、天然ボケキャラだったホソイとはまた異なった面白さがあった。ちなみに2.0にはホソイは登場しない。
    また、クマガイは1.0では客演の役であったが、2.0では劇団員の一人となっていた。そして、インフルエンザにかかるのは、クマガイではなくハマカワ(2.0で初登場のキャラ)になっている。これはかなり大きな変更だといえる。1.0ではクマガイがインフルエンザにかかり、そのせいで公演が中止になるという世界線が描かれていたが、2.0ではハマカワがその役を担当する。1.0ではクマガイはストイックですこし孤独気味な役者として描かれていて、「わたしが抜けて、他の並行宇宙のクマガイと入れ替われば公演中止を避けられる」といって”犠牲”になろうとするが、演出のアサコシに止められた。2.0ではハマカワが同様に犠牲になろうとする。クマガイのキャラの立ち位置を決める上で、これは相当に大きな変更だろう。

    また、ハマカワ以外にも追加のキャラとしてヤブキが登場する。彼はいわゆる「コメディ担当」の役どころだと思うのだが、彼の発言が物語の重要なファクターに触れていることがあり(果たしてあのビニテはタイムマシンなのかもしもボックスなのか、そして並行宇宙の解釈について)、なかなか目が離せない。というか居るだけで面白いので(結構長い間、彼は寝ているだけである)、コメディ俳優としてすごくレベルが高いのだと思う。

    キャラ設定以外にも、大きく異なっている点がある。1.0では1秒も描かれず、観客の想像に100%任されていた5年後のみんなが集まるシーンが追加されていたことと、ハマカワを説得するのが演出のアサコシではなく同じ役者で友人のクマガイであることである。

    5年後のみんなが集まるシーンは、1.0を観た時に想像していたものよりも随分ポップというか、なごやかというか、カジュアルというか、軽いというか、つまりはあまり「重くない」雰囲気だった。
    1.0を観た当時、僕はこのブログ記事を読んで、1.0のときの「5年後のみんなが集まるシーン」を想像していた。

    http://blog.livedoor.jp/teconabe2/archives/7328045.html

    きっとかなりの葛藤や、もしかしたら喧々諤々の言い争いがあったのかもしれない、と考えていた。(それが1.0では1秒も描かれずに省かれていたところがまたイイ)
    しかし、2.0で描写された5年後のみんなは、思っていたよりも、想像していたよりも、ずっとなごやかだった。妻の出産の立会中で、あるいは車の運転中で慌てていた人もいたけれど。

    ここで少し話が逸れるが、僕もかつて大学でお芝居をやっていた。大学を卒業して、就職した今、お芝居をやる時間はあまり無い(といいながら、年1回くらいはできると確信しているが)。
    2.0の、5年後のみんなもきっとそうなのだろう。演劇を続けている人もいるものの、就職したりして演劇から離れた人も多かった。僕はあのシーンを見て、まるで自分の大学の先輩同期後輩を見るかのようだった。僕のまわりの人達も、大半が演劇から離れ、限られた人しか演劇に関わっていない。それでも、公演を打ったこともあるので、そういうことも含めて、なんだか5年後のみんなのシーンで泣きそうになってしまった。

    5年後のシオバラが言うこのセリフは格別だった。
    「お前らにはわかるまい、みんなで集まって、公演に向けて準備できるということがどれほど素晴らしいことか!」
    (セリフうろ覚えご容赦ください)
    本当にそうだ。5年も経って、当時の座組のそれぞれの状況も変わって、あのときの座組でポンと集まるのは相当難しい。結婚していたり、子供が生まれたり、東京を離れて熱海にいたり、それぞれバラバラだ。現実世界で、僕はそれを身をもって知ってしまった。だからこそ、あのシオバラのセリフがすごく心に響くのだ。そして現在の、つまりいわば”5年前の”みんなにはそれがわからない。僕も大学生のときはわからなかった。みじんもわからなかった。それがまたイイのだ。

    5年後のみんなは、というか5年後のシオバラ(とコータ)は、例のビニテを使ってみんなが集合してみんなと久しぶりにあって、そして結局再演の話をせずに解散した。5年前のみんなは「同窓会がやりたかっただけなんじゃないの?」的なことを言っていたけど、僕は違うんじゃないかと思う。もちろん、みんなと会えて満足した、という面もあるだろうが、きっと彼らは「みんなの今の生活を邪魔しちゃいけないな」と思ったんじゃないだろうか。現実的に、全員同じメンバーで再演するのは無理だな、と思って、納得づくで諦めたんじゃないだろうか。そういうふうに思う。それがきっと、5年経ってオトナになった、ということなんだ。良い悪いは別として。ちなみにクマガイは再演をすごくやりたそうだった。

    さてもう1点、1.0ではクマガイを、2.0ではハマカワを説得するシーンであるが、僕は1.0のほうが好みだった。1.0では演出のアサコシがものすごく強引に「あなたじゃなきゃダメなんだ」と言って説得していて、「演出 vs 役者」の構図で語られていた。前述のブログでもこの部分は取り上げられていて、僕はすごく共感した。(なので、僕は『演出絶対至上主義』者なのだが、それはまた別の話。)
    だが、2.0では、アサコシが主張するのはもちろんなのだが(うろ覚えだけど)、ハマカワの心を動かしたのは、友人であるクマガイの「あんたと一緒に演りたい」だったんじゃないだろうか。
    他の役者も言葉にしづらかったようなものの、同じことを思っていたんじゃないだろうか。こちらの構図は「役者 vs 役者」になっている。あるいは「友人 vs 友人」でもいいかもしれない。2.0のほうが、演劇をやっていない人にも通じやすい状況だと思う。なんせ友人 vs 友人だ、観劇者の多くの人が共感しやすい構図だろう。演劇に限らず、文化祭の出し物や部活の大会でもいい。友人と一緒にやりたい、と思った経験がある人は多いだろう。それでもなお、僕は1.0の構図のほうが好きだ。それは僕が演劇に特化した話が好きだいうことだと思う。なんてったって、『時をかける稽古場』なのだから。
    ただ、1.0だと、アサコシはクマガイに対しては「あなたじゃなきゃダメなんだ」と言っているのに対し、アツシの降板&代役ネコソギには納得しているので、矛盾を孕んでいると言えそうだが……この部分をどうやって納得させたのか、正直覚えてない。

    と、長くなったけれど、ここで感想を終わる。
    京都で4/9(日)までやっているので、ご興味ある方は是非。(こんだけネタバレしといて何を、という話だが)
  • 満足度★★★★

    単なるタイムマシンものに終わらず、これを観た演劇関係者ならどう選択するのか気になるようなシビアな公演事情が盛り込まれ、笑いの中にもドラマがあり面白かった。初めて拝見したが是非また関西に!

  • 満足度★★★★

    面白かったです。ただただ笑いました。初演よりも後半の展開が良いと思います。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/26 (日) 14:00

    満を持しての下北沢進出!きっちり仕上がっていた。「プロローグのみ」の設定でテキストの整合性が増し、敢えての明転で大転換が引き締まった。ラストは1.0同様に沈ゆうこに締めて欲しかったのは、ファンの贔屓目。

  • 満足度★★★★

    130分。

    ネタバレBOX

    公演まで二週間、台本ほぼできていないという稽古場。タイムマシーン機能(人と人を時間と空間を超越して入れ替える)をもったテープを発見し、二週間後の世界から台本を持ってくる劇団員ら。しかし、作演から自分の台本じゃないとダダこねられ、二週間後の世界の作演をこちらに引き込もうとする。しかし二週間後の作演の策略で現在の稽古場を乗っ取られ、一同は台本もない公演前日の世界で途方に暮れる。
    なんとか公演を成功させようと一同頑張っているとこに、今度は5年後の世界から転移してきた団員から、客演のインフルエンザの件で公演は中止になるから、現在に戻らない方がよいと告げられる。それでも公演をやろうと、テープはタイムマシンというよりもしもボックスなんだという作演の考えから、現在に戻り最善を尽くそうと、また台本がないとこからスタートする…。

    やや長めな公演時間という印象なので、もう20分くらい短くすると良いかな。そうはいっても、かなり笑えたので満足できたけど。
    コメディ色は強いけど、人間模様もそこそこ描けてる。もっと色濃くてもいいけど。公演に対する姿勢が強いハマカワとか、公演中止のうえ劇団が解散し、またあのメンバーで公演がしたいと願う5年後の劇団員とか(結局再公演の話はしなかった)、痴漢なアツシとユキの関係とか。

    タイムマシーンともしもボックスの特徴という、考えたこともない点をキモにもってきたとことかいい着眼点と思う。自分がそれを持ってたらどう使うかしらと。こんな奇跡的なもの(テープ)を手にして、二週間後の台本を取ってこようと真っ先に考える、座組一同の純粋さがまぶしい。皆、舞台に対する想いは熱いんだなと。

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